Vol.68

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ニュースレター

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PEFC森林フォーラムがパリで開催

従来のPEFCメンバー国会合が「PEFC森林フォーラム」と改名され、その第１回目の会合が５月13～16日フランス、パリで開催されました。本年はPEFC設立から２５周年に当たり、これを祝う会合でもありました。
会合では、EUDRやREDIIへの対応の進捗状況が報告され、熱心な議論がかわされるとともに、５月1５日の総会では、「持続可能な森林管理の認証機関に関する要求事項」が採択されました。報告セッションでは日本より、大阪万博での認証材使用についての報告が行われました。最終日には、地球温暖化の影響で劣化が見られてきているパリ近郊のシャンティ―の森を訪れ、様々な影響を視察し、専門家からの対応策の説明を受けました。次回の会合は2025年5月、久しぶりに、アジアの国、ベトナムのホーチミンで開催されます。

大阪・関西万博医療チームの制服にSGEC認証林から作られた木の糸を使用！

SGEC認証林から産出された木材の繊維が大阪・関西万博の医療チームユニフォームに採用されました。持続可能性を考慮されていることが評価されました。この木の糸の原材料は、大阪府河内長野市、徳島県上勝町、長野県根羽村、熊本県天草市、小国町の各地のSGEC認証林から集められたもので、木材の繊維で作られたユニフォームは、軽量で耐久性に優れ、医療スタッフに快適な作業環境を提供することになります。これらの地域の努力が実を結び、持続可能な未来への貢献として大きな注目を集めています。

写真：日本国際博覧会協会/根羽村提供

駿府城東御門橋で使われたSGEC認証林の木材

駿府城公園東御門橋は、静岡市林業研究会のSGEC認証林から供給された木材で再建されています。地元材の使用は、持続可能な地産地消のモデルを実証しています。

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SGEC認証材のクラフトビール工場が誕生

福島県南会津町に位置する関根木材工業がSGEC認証材を使用して建設したクラフトビール工場が商業生産を開始。この新たな取り組みがSGEC/PEFC認証の更なる発展につながることを期待。

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UE森2024、SGEC認証林で盛大に開催

5月25日、青木村のSGEC認証林にて「UE森2024」が開催されました。このイベントは、地域の活性化と持続可能な森林管理を目的に行われています。約1.6ヘクタールの土地に4,000本のカラマツの苗木を植える大規模な活動が行われました。

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チャンピオン企業ニュース

ユニ・チャーム、PEFC認証品を販売

“チャンピオン企業”第1号であるユニ・チャーム株式会社は、6月5日の「世界環境デー」に合わせて国内の生理用品で初めてPEFC認証紙を使用した『ソフィはだおもい』と『ソフィはだおもいORGANIC（商標登録第5499600号）』シリーズを発売しました。

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APP、グローバルな持続可能性への取り組みを強化

PEFC認証企業のAPP(アジア・パルプ・アンド・ペーパー)は、持続可能な開発のための世界経済人会議（WBCSD）に正式加盟しました。WBCSDは企業が環境問題や貧困、ジェンダー平等などに取り組む国際団体で、APPの2013年以降の持続可能性への努力が評価されました。同時に、APPのサステナビリティ担当役員であるElim Sritaba氏が「Leading Women Award 2024」を受賞しました。Sritaba氏の持続可能性分野での貢献が高く評価された結果です。これにより、APPの持続可能な事業活動がさらに強化されることが期待されます。

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