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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.76）2018年9月号　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　文化情報（映画）「エンジェル、見えない恋人」
4　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」８月のイチオシ記事

・福岡、生コン市況急伸
福岡地区の生コン市況が急伸した。建設物価９月号で福岡市の表示価格が一気に４０００円上がり、１万３０００円（１８・１８・２０）となった。福岡地区生コンクリート協同組合（福岡市）が４月から進めてきた値上げが浸透した。（８月２３日付）　

・香川協組連で共販検討～四国の生コン
四国の生コン業界では、環境変化にも柔軟に対応できる体制の構築が課題となっている。香川では香川県生コンクリート協同組合連合会を窓口とした共販体制の構築に向けた検討が進められている。出荷の漸減を見据えた適正価格の確保だけでなく、共同輸送による合理化や工場の集約化も検討する。愛媛でも人材確保が大きな課題になっている。中予協組が営業部員の世代交代にあわせて人員のプロパー化を検討しているほか、東予広域協組は週休２日制の導入など、従業員の待遇改善を進めている。（８月２日付）

「コンクリート新聞」８月の主な見出し
・生コン、被災工場が操業再開
西日本豪雨　半数以上が復旧（８月２日付）
・１９年度は５５兆円台　建設投資見通し
政府投資２年連続減（８月２日付）
・インドネシア７０００万トン超　１８年予想
アジア　セメント需要堅調（８月２日付）
・生コン出荷急回復へ　需給タイト化
千葉中央協組　市況対策に追い風（８月２日付）
・圧送業と認識共有　香川青年部
建設業協会と研修会（８月２日付）
・東海ＬＬＰ、大幅値上げ検討
月収５０万円台目指す（８月２日付）
・７月から１５００円上げ　渋川協組
３年ぶり　輸送／原材料高を転嫁（８月２日付）
・生産性向上に対応　ＰＣ建協
委員会活動を周知　業務報告会（８月２日付）
・骨材需給締まる　域外調達も視野
生コン　特需の瞬発力対応で（８月９日付）
・４年ぶり稼働率上昇　１７年度
生コン流通統計　３年連続１０％割れも（８月９日付）
・炭価高が収益下押し　住友大阪
４～６月　営業益２７％減（８月９日付）
・カバーで品質保持　温度上昇抑制
八幡浜生コン　マス／暑中コンで実績（８月９日付）
・菊野新会長を選出　総会開く
太平洋生コン会　「重要な資材扱う」（８月９日付）
・防減災で役割果たす
中国地区本部　山口で定例会（８月９日付）
・光洋機械産業　画像と音声を共有
工場メンテを遠隔支援（８月９日付）
・熊本地震教訓に提言　９月に報告会
ＪＣＩ　供給体制整備など求める（８月９日付）
・連載８　再生骨材と生コン工場　ＡＣＲＡＣ（８月９日付）
・炭価高響き４社減益　４～６月
セメント部門　太平洋は増収増益（８月２３日付）
・検証　六会コンクリート事件
あれから１０年　前編（８月２３日付）
・より良い品質、輸送を　運搬技能検定
気仙沼協組　運転手ら１８０名受講（８月２３日付）
・北海道　１４協組で出荷増
千歳協組　空港拡張工事で２・２倍（８月２３日付）
・県発注工事で１ＤＰ　静岡県
用水路補修で２３立方米（８月２３日付）
・再発防止策を実施　三菱マテ
銅スラグ骨材　ＪＩＳ取り消し問題で（８月２３日付）
・民間建築が好調持続　４～６月
土木／パイル　公共発注遅れの影響も（８月２３日付）
・技能者の処遇改善へ　国交省ら
キャリアアップ制度導入（８月２３日付）

「コンクリート新聞」８月の特集
・関東二区地区（８月２日付）
・北陸地区（８月２日付）
・東海地区（８月２日付）
・四国地区（８月２日付）
・暑中（８月９日付）
・セメント系固化材による地盤・土質の改良（８月２３日付）

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1部売りの場合はお問い合わせフォームから　http://www.beton.co.jp/contactus.html

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○ＣＩＭ講演会２０１８
9月4日　愛知　　9月10日　香川　
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○混和材を大量に使用したコンクリート構造物の設計・施工指針（案）制定　および　高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの設計・施工指針改訂報告会
9月7日　会場・東京大学　武田先端知ビル（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートに関する研究小委員会（354委員会）成果報告会
9月12日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○繊維補強コンクリートの構造利用研究小委員会（346委員会）第2期・成果報告会
（繊維補強コンクリートの構造設計とその課題）
9月14日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○[関東支部]既刊図書講習会「プレストレストコンクリート構造の設計　学びやすい構造設計」
9月13日　会場・建築会館ホール（東京）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○「建築工事標準仕様書・同解説JASS21 ALCパネル工事」改定講習会
9月14日　東京　　9月18日　大阪　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・日本コンクリート工学会
○「コンクリートサステイナビリティに関するシンポジウムVII　－日本の建設産業の近未来鳥瞰－」
9月7日　会場・東京大学　情報学環・福武ホール（東京）　　
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

○「自然環境下のコンクリート劣化」に関するシンポジウム　－自然環境下のコンクリート劣化研究委員会報告会－
9月11日　東京　　9月18日　福岡　　9月21日　鳥取　　
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

○「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針」講習会
9月13日　会場・大雪クリスタルホール（北海道）　
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

○熊本地震に関する特別委員会報告会
9月20日　会場・日本コンクリート工学会（東京）　
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

○電気化学的手法を活用した実効的維持管理手法の確立に関するシンポジウム
9月21日　会場・千代田区立内幸町ホール（東京）　
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

○「非破壊手法を用いたコンクリート構造物の補修評価」に関するシンポジウム
9月25日　会場・千代田区立内幸町ホール（東京）　
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

○鉄筋コンクリート造壁部材の曲げ終局強度算定法に関する研究委員会報告会
9月28日　会場・早稲田大学　国際会議場（東京）　
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

・セメント協会
○セメント系固化材の利活用セミナー　－セメント系固化材の拡がる用途と役割－
9月12日　会場・とりぎん文化会館 第1会議室（鳥取）　　　　
詳細はこちら　　http://www.jcassoc.or.jp/

・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2018」
9月26日　会場・宮崎フォーラム（宮崎）　　　　　　　　　
詳細はこちら　　http://www.j-cma.jp/

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3、 文化情報（映画紹介）「エンジェル、見えない恋人」
10月13日 ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
配給：アルバトロス・フィルム　　
監督・脚本：ハリー・クレフェン　　共同脚本：トマ・グンジグ
製作：ジャコ・ヴァン・ドルマル ほか
出演：フルール・ジフリエ エリナ・レーヴェンソン
ベルギー
　
「透明人間」を題材にした映画は数多く作られている。そのほとんどが、偶然に出来た透明薬を飲んでしまった人間が死という悲劇で幕を閉じる。なかには日活ロマンポルノのように、透明になって女湯を覗くというコメディもある。せっかくの透明人間なのだから、役立つ使い道はないのかと思うのだが、意外にもそれほど用途が思いつかない。CIAなら諜報員として優遇してくれそうだ。しかし透明になっても、自分の存在が認められなくなる日常生活を送るのは苦痛ではなかろうか。
本作は、透明人間として生まれてきた青年のラブストーリー。しかもハッピーエンドという、観る人を優しさと幸福感で包み込む癒し系の珠玉作である。

恋人が失踪したため、心を病んだルイーズは、入所した施設で男の子を出産する。エンジェルと名付けられた赤ん坊は、誰にもその姿が見えなかった。ルイーズは世間との接触を絶ち、密かに息子を育てる。成長したエンジェルは、いつものように施設の窓から外の世界を見る。ある日、湖畔で遊ぶ一人の少女の姿があった。エンジェルはその少女が気になり、施設を抜け出し、少女に近づく。「こんにちは」と少女。「ぼくが見えるの？」。「見えないけど匂いと気配でわかるの」。少女の名前はマドレーヌ。目が見えないので、エンジェルが透明であることに気づかないのだ。二人は会うたびに心を惹かれ合っていく。マドレーヌは目の手術を受ける。「これであなたの姿が見えるようになる」と言って治療に旅立つ。それから数年の歳月が流れる。その間、母親のルイーズは亡くなり、エンジェルは孤独の日々を送っていた。そして、成長したマドレーヌが帰ってきた。見えるようになった目でエンジェルを探すマドレーヌ。「どこにいるの、エンジェル。あなたが見えないわ」。「目を閉じて、マドレーヌ」と耳元で囁く。ようやくエンジェルの存在を確認できたマドレーヌだが、目を開くとエンジェルは消えてしまう。「あなたの姿が見たい」と言うマドレーヌに応えられないエンジェルは、湖に身を投げてしまう。彼を助けるため、マドレーヌも湖に飛び込む。そしてエンジェルのすべてを受け入れ、共に暮していくのだった。そして二人が選んだ職業は…それは観てのお楽しみ。

本作は、透明人間であるエンジェルの主観と客観の切り返しで描いている。なにしろ主観の存在が見えないのだから、会話の切り返しがない。俳優は一人芝居になる。面白いのは、エンジェルがマドレーヌに触れると、マドレーヌの肌が少し凹む。結構、細部が凝っているのだ。
本作のテーマは、見える人には存在が見えない。見えない人には存在が見える。目を閉じれば心の眼で見ることができる。そして、不幸せのようでも、楽観主義で人生は楽しくなるということだろう。

公式サイト：　http://angel-mienai.com/
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│編│集│
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│後│記│
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生命の起源探査を目指し、2014年末に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ２」が今年6月、地球から2億8000万ｋｍ以上離れた小惑星「リュウグウ」に到達しました。10月から来年春にかけて地表への着陸や観測、試料採取に取り組み、2020年末に地球に帰還する予定だそうです。海外でも様々な探査・観測プロジェクトが進むほか、商業衛星の打ち上げを中心とする宇宙ビジネスをめぐる動きも活発ですし、地球の大規模な気象変動の予測には国内外の高性能スーパーコンピュータが活躍しています。地球や宇宙を対象にこうした高い技術力や資金力があるのなら、ぜひこれらを結集し、猛暑はもとより、世界中で見受けられる災害の激甚化を少しでも緩和できるようになってほしいと思う今日この頃です。（Ｔ・Ｍ）

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