コンクリート新聞社 メールマガジンVol.79
2018/11/28 (Wed) 14:03
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XXXX 様
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▲▼○▼ コンクリート新聞 メールマガジン
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毎月28日発行
発行所 株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1 イチオシ記事(コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介)
2 講演会、セミナー情報
3 文化情報(映画)『アタラント号 4Kレストア版』
4 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」11月のイチオシ記事
・9月失速、マイナス圏に~生コン上半期
全国生コン両連合会が10月26日発表した2018年度上半期(4~9月)の生コン出荷量(非組合員は推定)は前年同期比0・8%減の4140万5千立方米となった。8月まではプラス圏で推移していたが、9月に入り台風21号などで天候不順に見舞われたこと、北海道胆振東部地震による停電で出荷停止を余儀なくされたため。官公需は3・3%減の1608万1千立方米で前年のプラスからマイナスに転じた一方で、民需は0・9%増の2532万4千立方米で、上半期としては2年連続のプラスとなった。(11月1日付)
・中庸熱需給が逼迫~関東一区の生コン
中庸熱セメントの需給が逼迫している。2017年度以降、関東一区で中庸熱セメントを使った生コンの需要が右肩上がりで伸びているためだ。今年度の販売量は80万トン程度と前年実績を約9%上回るもよう。2年前との対比では3割超の増加となる。増産余地がなくなり供給懸念が広がる中で、セメント協会は14日、セメントの品種変更を求める要請書を日本建設業連合会に提出した。(11月22日付)
「コンクリート新聞」11月の主な見出し
・品質監査を「見える化」
大阪兵庫 タブレット活用(11月1日付)
・災害影響で前年割れ 上半期内需
セメント 回復基調変わらず(11月1日付)
・セメント価格が上伸
大阪は10年3か月ぶり(11月1日付)
・フローの許容差で意見
生コンJIS パブコメに回答(11月1日付)
・創立50周年を祝う 250人が出席
宮崎工組が記念行事(11月1日付)
・茨城工組 「なまリンちゃん」活用
建設フェスタ ミキサ車試乗も人気(11月1日付)
・研究成果の共有図る
コンクリート研究会 大阪で技術発表会(11月1日付)
・輸送効率化が課題に
ミキサ車輸送量 1000立方米未満の地域も(11月8日付)
・北陸 新幹線向け出荷ピーク
福井で現プラ構想が浮上(11月8日付)
・建設投資 消費増税で住宅着工減
19年度予測 政府投資も低調(11月8日付)
・超高圧水でドラム洗浄
スギノマシン 自動はつり機販売開始(11月8日付)
・集約化事例など学ぶ
東北地区本部 協組理事長会議開く(11月8日付)
・養生2日で早期開放
萩森興産 白舗装の施工性が向上(11月8日付)
・曾澤氏に旭日双光章 秋の叙勲/褒章
瑞宝中綬章に森野氏(11月8日付)
・連載11 再生骨材と生コン工場 ACRAC(11月8日付)
・値上げ交渉が最終局面
セメント「高さに執着」(11月15日付)
・今年度出荷8250万立方米
生コン 当初想定を上方修正 理事長会議開く(11月15日付)
・実質4000円値上げへ 1月から
山梨協組 陥没価格是正へ不退転(11月15日付)
・炭価高騰で収益低下 4~9月
セメント部門 太平洋除き4社減益(11月15日付)
・良質なインフラ蓄積 セ協研究所
セメントから社会貢献 石田東大教授ら講演(11月15日付)
・生コン工場で職場体験
ナニワ生コン 中学生を受け入れ(11月15日付)
・三菱マテ 利益予想引き下げ
通期 金属/セメント振るわず(11月15日付)
・団体会員数が増加
全コン 外国人の実習生活用で(11月15日付)
・県道補修でCRCP 茨城県
生コン160立方米 打換え工事で採用(11月22日付)
・補修方法を助言
診断士活用 橋梁/トンネル点検で(11月22日付)
・一致団結し社会貢献 石川工組
40周年式典開く 県知事が激励(11月22日付)
・天童市と協定締結
山形中央協組 生コン/圧送が協力(11月22日付)
・試験技能を確認 福島工組
圧送業の現状学ぶ 中田教授が講演(11月22日付)
・天候/工事遅延が影響
土木4~9月決算 ヤマックス除き減収(11月22日付)
・倉庫中心に施工増
パイル4~9月決算 全社が増収増益(11月22日付)
・受注単価引上げ進む 17年度経営調査
圧送業 売上高が増加(11月22日付)
「コンクリート新聞」11月の特集
・千葉県の生コン(11月1日付)
・生コン記念日(11月8日付)
・石川県生コンクリート工業組合40周年(11月15日付)
コンクリート新聞購読はホームページから http://www.beton.co.jp/read.html
1部売りの場合はお問い合わせフォームから http://www.beton.co.jp/contactus.html
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術セミナー「インフラ構造物の点検・診断・メンテナンスの今後を考える」
12月5日 会場・大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター(東京)
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○「セメント系材料を用いたコンクリート構造物の補修・補強指針」および「FRP接着による構造物の補修・補強指針(案)」の発刊に伴う講習会
12月6日 会場・建設交流館(大阪)
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○地震工学委員会 平成30年度 第3回研究会 ~地震工学と他分野の横断研究促進のための研究紹介~
12月20日 東京 会場・土木学会 2階 講堂(東京)
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○「塩害環境の定量評価に関する研究小委員会(348委員会)」成果報告会
12月21日 会場・土木学会 2階 講堂(東京)
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○[関東支部] 既刊図書講習会「基礎構造の設計-学びやすい構造設計-」
12月5日 会場・建築会館ホール(東京)
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○2018年度日本建築学会支部共通事業「鉄筋コンクリート構造計算規準」改定講習会
12月6日 東京 12月10日 札幌 12月12日 福岡 12月13日 仙台
12月14日 名古屋 12月17日 富山 12月19日 広島 12月20日 大阪
12月21日 高知
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○「フェロニッケルスラグ骨材または銅スラグ細骨材を用いるコンクリートの調合設計・製造・施工指針・同解説」改定講習会
12月19日 会場・建築会館ホール(東京)
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
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3、 文化情報(映画紹介)「アタラント号 4Kレストア版」
12月29日よりシアター・イメージフォーラムほか公開
配給:アイ・ヴィー・シー
監督・脚本:ジャン・ヴィゴ 脚本:ジャン・ギネ アルベール・リエラ
撮影:ボリス・カウフマン 音楽:モーリス・ジョベール
出演:ジャン・ダステ ディタ・パルロ ミシェル・シモン
1934年 フランス 88分
※『新学期 操行ゼロ』『競泳選手ジャン・タリス』『ニースについて』も同時公開
世界の映画作家が敬愛するジャン・ヴィゴ。僅か4作品を遺して29歳の若さで夭逝した天才映画作家の唯一の長編作品が『アタラント号』である。
敗血症に侵されていたヴィゴを支えたのは信頼するスタッフたちであった。だが、編集作業に入ることはかなわず、編集者に指示を出しながら完成した『アタラント号』であったが、業務試写の評判は散々なもので、配給会社ゴーモンは大幅なカット、改変を要求、89分から65分に短縮され、音楽も一部差し替えられ、タイトルも変えられてしまった。
ジャン・ヴィゴはこの改変版を観ることなく、公開1か月後の1934年10月に亡くなる。
その後、40年に手直しとタイトルをもとに戻したバージョンが公開され、その後も幾度かの復元作業が行われたが、オリジナル版とは程遠いものであった。そして89年、改変の誤りを認めたゴーモンが自ら復元作業を行い、「完全版」と称するバージョンを発表する。91年に日本でも公開されたが、101分とオリジナル版より12分も長い。編集で未使用だったショットを8か所も加えていたためだ。またしてもゴーモンは『アタラント号』を改変してしまったのだ。
そして今回、4Kレストア版作成を機に、現存するデータをもとに88分というオリジナル版に近いバージョンを作り上げたのである。
物語は極めて単純だ。新婚カップルが両親や友人に見送られ、アタラント号に乗り、パリに向かう。船には老水夫と少年水夫が乗り込んでいる。花嫁ジュリエットは夫ジャンに、「水の中で目を閉じると好きな人が見えるのよ」と言う。パリに到着すると、二人はダンスホールへ。二人は船に戻るが、夜になるとこっそりパリの街に向かうジュリエット。しかし財布の入ったバッグをひったくられ、街を彷徨う。怒ったジャンは新妻を探そうとしない。悶々とした夜を離れた場所で迎える二人。見かねた老水夫がジュリエットを連れ戻す。抱き合い、床に倒れ込む二人。出航するアタラント号。輝く水面。
病いのジャン・ヴィゴとは思えないほど、陽気で、ユーモアに溢れ、誰もが笑顔になるハッピーエンド。本作には人生の楽しさが詰め込まれている。それはジャン・ヴィゴ自身の願望ではなかったか。
ジャン・ヴィゴの作品はどれも喜びに溢れている。第1作目『ニースについて』(30)の軽快な編集、続く第2作目のドキュメンタリー『競泳選手ジャン・タリス』(31)では、様々な泳ぎをスローモーションや、逆回転といった技法を楽しそうに駆使する。
そして中編『新学期 操行ゼロ』(33)では、抑圧的な寄宿舎に不満を募らせた学童たちを描く。支配欲の強い校長、締め付けのストレスを爆発させる少年たちの行動を儀式のように描く美しい場面は、スローモーション、逆回転を用いて前作の技法を発展、重いテーマでありながら、全編に漂うユーモアと活気に満ちた展開はコメディと紙一重である。だが、この作品は新しすぎた。少年たちの行動が反社会的として暫く公開禁止の憂き目にあう。
ジャン・ヴィゴを支えたスタッフは、撮影のボリス・カウフマン、音楽のモーリス・ジョベールと信じられないほど強力な名が連なる。
ジャン・ヴィゴは『アンダルシアの犬』(28)に強い影響を受けており、彼のどの作品にも前衛的ショットが見られる。シュールレアリズムは常に新しく奥深いゆえに彼の残した4本は、技法もテーマも古びることなく、年を経るごとに輝きを増しているのである。
公式サイト: http://www.ivc-tokyo.co.jp/vigo/
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│編│集│
├─┼─┤
│後│記│
└─┴─┘
筆者が通勤で利用している東京・渋谷では、今年も10月末にハロウィンイベントが行われ、大いに賑わいました。同イベントの街として定着しつつあるようですが、現在は駅前を中心に大規模な再開発工事の真っただ中で、JR埼京線の駅ホーム改良工事なども行われており、乱雑・混雑の街と化しています。ただ、それも東京五輪のころまでには整備が進み、風景がだいぶ様変わりするのでしょう。一方で、道玄坂エリアを中心に、いつのまにか様々なタイプのラーメン店が多数、軒を連ねており、また、老舗を含めてパスタの店も意外に散見され、何やら麺類の街という顔もあるようだと思いました。定食類に比べれば値段は少々高いものの、夕飯の楽しみが増えたと時々、人ごみをすり抜けて店探しをしている次第です。(T・M)
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〒160-0022東京都新宿区新宿2-16-8 新宿北斗ビル6F
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2 講演会、セミナー情報
3 文化情報(映画)『アタラント号 4Kレストア版』
4 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」11月のイチオシ記事
・9月失速、マイナス圏に~生コン上半期
全国生コン両連合会が10月26日発表した2018年度上半期(4~9月)の生コン出荷量(非組合員は推定)は前年同期比0・8%減の4140万5千立方米となった。8月まではプラス圏で推移していたが、9月に入り台風21号などで天候不順に見舞われたこと、北海道胆振東部地震による停電で出荷停止を余儀なくされたため。官公需は3・3%減の1608万1千立方米で前年のプラスからマイナスに転じた一方で、民需は0・9%増の2532万4千立方米で、上半期としては2年連続のプラスとなった。(11月1日付)
・中庸熱需給が逼迫~関東一区の生コン
中庸熱セメントの需給が逼迫している。2017年度以降、関東一区で中庸熱セメントを使った生コンの需要が右肩上がりで伸びているためだ。今年度の販売量は80万トン程度と前年実績を約9%上回るもよう。2年前との対比では3割超の増加となる。増産余地がなくなり供給懸念が広がる中で、セメント協会は14日、セメントの品種変更を求める要請書を日本建設業連合会に提出した。(11月22日付)
「コンクリート新聞」11月の主な見出し
・品質監査を「見える化」
大阪兵庫 タブレット活用(11月1日付)
・災害影響で前年割れ 上半期内需
セメント 回復基調変わらず(11月1日付)
・セメント価格が上伸
大阪は10年3か月ぶり(11月1日付)
・フローの許容差で意見
生コンJIS パブコメに回答(11月1日付)
・創立50周年を祝う 250人が出席
宮崎工組が記念行事(11月1日付)
・茨城工組 「なまリンちゃん」活用
建設フェスタ ミキサ車試乗も人気(11月1日付)
・研究成果の共有図る
コンクリート研究会 大阪で技術発表会(11月1日付)
・輸送効率化が課題に
ミキサ車輸送量 1000立方米未満の地域も(11月8日付)
・北陸 新幹線向け出荷ピーク
福井で現プラ構想が浮上(11月8日付)
・建設投資 消費増税で住宅着工減
19年度予測 政府投資も低調(11月8日付)
・超高圧水でドラム洗浄
スギノマシン 自動はつり機販売開始(11月8日付)
・集約化事例など学ぶ
東北地区本部 協組理事長会議開く(11月8日付)
・養生2日で早期開放
萩森興産 白舗装の施工性が向上(11月8日付)
・曾澤氏に旭日双光章 秋の叙勲/褒章
瑞宝中綬章に森野氏(11月8日付)
・連載11 再生骨材と生コン工場 ACRAC(11月8日付)
・値上げ交渉が最終局面
セメント「高さに執着」(11月15日付)
・今年度出荷8250万立方米
生コン 当初想定を上方修正 理事長会議開く(11月15日付)
・実質4000円値上げへ 1月から
山梨協組 陥没価格是正へ不退転(11月15日付)
・炭価高騰で収益低下 4~9月
セメント部門 太平洋除き4社減益(11月15日付)
・良質なインフラ蓄積 セ協研究所
セメントから社会貢献 石田東大教授ら講演(11月15日付)
・生コン工場で職場体験
ナニワ生コン 中学生を受け入れ(11月15日付)
・三菱マテ 利益予想引き下げ
通期 金属/セメント振るわず(11月15日付)
・団体会員数が増加
全コン 外国人の実習生活用で(11月15日付)
・県道補修でCRCP 茨城県
生コン160立方米 打換え工事で採用(11月22日付)
・補修方法を助言
診断士活用 橋梁/トンネル点検で(11月22日付)
・一致団結し社会貢献 石川工組
40周年式典開く 県知事が激励(11月22日付)
・天童市と協定締結
山形中央協組 生コン/圧送が協力(11月22日付)
・試験技能を確認 福島工組
圧送業の現状学ぶ 中田教授が講演(11月22日付)
・天候/工事遅延が影響
土木4~9月決算 ヤマックス除き減収(11月22日付)
・倉庫中心に施工増
パイル4~9月決算 全社が増収増益(11月22日付)
・受注単価引上げ進む 17年度経営調査
圧送業 売上高が増加(11月22日付)
「コンクリート新聞」11月の特集
・千葉県の生コン(11月1日付)
・生コン記念日(11月8日付)
・石川県生コンクリート工業組合40周年(11月15日付)
コンクリート新聞購読はホームページから http://www.beton.co.jp/read.html
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術セミナー「インフラ構造物の点検・診断・メンテナンスの今後を考える」
12月5日 会場・大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター(東京)
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○「セメント系材料を用いたコンクリート構造物の補修・補強指針」および「FRP接着による構造物の補修・補強指針(案)」の発刊に伴う講習会
12月6日 会場・建設交流館(大阪)
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○地震工学委員会 平成30年度 第3回研究会 ~地震工学と他分野の横断研究促進のための研究紹介~
12月20日 東京 会場・土木学会 2階 講堂(東京)
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○「塩害環境の定量評価に関する研究小委員会(348委員会)」成果報告会
12月21日 会場・土木学会 2階 講堂(東京)
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○[関東支部] 既刊図書講習会「基礎構造の設計-学びやすい構造設計-」
12月5日 会場・建築会館ホール(東京)
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○2018年度日本建築学会支部共通事業「鉄筋コンクリート構造計算規準」改定講習会
12月6日 東京 12月10日 札幌 12月12日 福岡 12月13日 仙台
12月14日 名古屋 12月17日 富山 12月19日 広島 12月20日 大阪
12月21日 高知
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○「フェロニッケルスラグ骨材または銅スラグ細骨材を用いるコンクリートの調合設計・製造・施工指針・同解説」改定講習会
12月19日 会場・建築会館ホール(東京)
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
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3、 文化情報(映画紹介)「アタラント号 4Kレストア版」
12月29日よりシアター・イメージフォーラムほか公開
配給:アイ・ヴィー・シー
監督・脚本:ジャン・ヴィゴ 脚本:ジャン・ギネ アルベール・リエラ
撮影:ボリス・カウフマン 音楽:モーリス・ジョベール
出演:ジャン・ダステ ディタ・パルロ ミシェル・シモン
1934年 フランス 88分
※『新学期 操行ゼロ』『競泳選手ジャン・タリス』『ニースについて』も同時公開
世界の映画作家が敬愛するジャン・ヴィゴ。僅か4作品を遺して29歳の若さで夭逝した天才映画作家の唯一の長編作品が『アタラント号』である。
敗血症に侵されていたヴィゴを支えたのは信頼するスタッフたちであった。だが、編集作業に入ることはかなわず、編集者に指示を出しながら完成した『アタラント号』であったが、業務試写の評判は散々なもので、配給会社ゴーモンは大幅なカット、改変を要求、89分から65分に短縮され、音楽も一部差し替えられ、タイトルも変えられてしまった。
ジャン・ヴィゴはこの改変版を観ることなく、公開1か月後の1934年10月に亡くなる。
その後、40年に手直しとタイトルをもとに戻したバージョンが公開され、その後も幾度かの復元作業が行われたが、オリジナル版とは程遠いものであった。そして89年、改変の誤りを認めたゴーモンが自ら復元作業を行い、「完全版」と称するバージョンを発表する。91年に日本でも公開されたが、101分とオリジナル版より12分も長い。編集で未使用だったショットを8か所も加えていたためだ。またしてもゴーモンは『アタラント号』を改変してしまったのだ。
そして今回、4Kレストア版作成を機に、現存するデータをもとに88分というオリジナル版に近いバージョンを作り上げたのである。
物語は極めて単純だ。新婚カップルが両親や友人に見送られ、アタラント号に乗り、パリに向かう。船には老水夫と少年水夫が乗り込んでいる。花嫁ジュリエットは夫ジャンに、「水の中で目を閉じると好きな人が見えるのよ」と言う。パリに到着すると、二人はダンスホールへ。二人は船に戻るが、夜になるとこっそりパリの街に向かうジュリエット。しかし財布の入ったバッグをひったくられ、街を彷徨う。怒ったジャンは新妻を探そうとしない。悶々とした夜を離れた場所で迎える二人。見かねた老水夫がジュリエットを連れ戻す。抱き合い、床に倒れ込む二人。出航するアタラント号。輝く水面。
病いのジャン・ヴィゴとは思えないほど、陽気で、ユーモアに溢れ、誰もが笑顔になるハッピーエンド。本作には人生の楽しさが詰め込まれている。それはジャン・ヴィゴ自身の願望ではなかったか。
ジャン・ヴィゴの作品はどれも喜びに溢れている。第1作目『ニースについて』(30)の軽快な編集、続く第2作目のドキュメンタリー『競泳選手ジャン・タリス』(31)では、様々な泳ぎをスローモーションや、逆回転といった技法を楽しそうに駆使する。
そして中編『新学期 操行ゼロ』(33)では、抑圧的な寄宿舎に不満を募らせた学童たちを描く。支配欲の強い校長、締め付けのストレスを爆発させる少年たちの行動を儀式のように描く美しい場面は、スローモーション、逆回転を用いて前作の技法を発展、重いテーマでありながら、全編に漂うユーモアと活気に満ちた展開はコメディと紙一重である。だが、この作品は新しすぎた。少年たちの行動が反社会的として暫く公開禁止の憂き目にあう。
ジャン・ヴィゴを支えたスタッフは、撮影のボリス・カウフマン、音楽のモーリス・ジョベールと信じられないほど強力な名が連なる。
ジャン・ヴィゴは『アンダルシアの犬』(28)に強い影響を受けており、彼のどの作品にも前衛的ショットが見られる。シュールレアリズムは常に新しく奥深いゆえに彼の残した4本は、技法もテーマも古びることなく、年を経るごとに輝きを増しているのである。
公式サイト: http://www.ivc-tokyo.co.jp/vigo/
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│編│集│
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│後│記│
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筆者が通勤で利用している東京・渋谷では、今年も10月末にハロウィンイベントが行われ、大いに賑わいました。同イベントの街として定着しつつあるようですが、現在は駅前を中心に大規模な再開発工事の真っただ中で、JR埼京線の駅ホーム改良工事なども行われており、乱雑・混雑の街と化しています。ただ、それも東京五輪のころまでには整備が進み、風景がだいぶ様変わりするのでしょう。一方で、道玄坂エリアを中心に、いつのまにか様々なタイプのラーメン店が多数、軒を連ねており、また、老舗を含めてパスタの店も意外に散見され、何やら麺類の街という顔もあるようだと思いました。定食類に比べれば値段は少々高いものの、夕飯の楽しみが増えたと時々、人ごみをすり抜けて店探しをしている次第です。(T・M)
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