コンクリート新聞社 メールマガジンVol.82
2019/02/28 (Thu) 13:00
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XXXX 様
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▲▼○▼ コンクリート新聞 メールマガジン
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毎月28日発行
発行所 株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1 イチオシ記事(コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介)
2 講演会、セミナー情報
3 文化情報(映画)『サッドヒルを掘り返せ』
4 編集後記
◆◇━━━━━◇◆◆◇━━━━━◇◆◆◇━━━━━◇◆◆◇━━━━━◇◆◆◇━━
1、 「コンクリート新聞」2月のイチオシ記事
・骨材供給に黄色信号~首都圏
首都圏では生コン需要の回復に伴って骨材需給が逼迫してきた。内陸部では昨年夏から埼玉の石灰石骨材業者が出荷制限を行うなど不足感が増していたが、東京湾に海送されている石灰石骨材も生コンの出荷増に物流体制が追い付かず、その影響が広がっている。東京オリンピック・パラリンピック関連工事や都心部の再開発など旺盛な需要が続く中で、骨材供給に黄色信号が灯っている。(1月31日付)
・生コン会社「人」巡る課題に難渋~本紙調査
生コン製造会社が「人」を巡る課題に頭を痛めている。コンクリート新聞社が全国の生コン会社の経営幹部を対象に行ったアンケート調査によると、2019年の経営課題について、回答した120社のうち、72・5%が人手不足・確保や人材育成などと答えた。高齢化が進む中で、担い手の確保に難渋している様子があらためて浮き彫りになった。さらに、働き方改革関連法の施行を控え、「長時間労働の是正、有給休暇の取得促進」「労働環境の整備」「福利厚生の充実」も課題となっている。(2月21日付)
「コンクリート新聞」2月の主な見出し
・愛知で値上げ相次ぐ
輸送力不足で運搬費上昇(1月31日付)
・生コン 2年連続のプラス
18年出荷 民需比率6割超え(1月31日付)
・内需微増の4230万トン セメント
昨年 五輪/新幹線が支え(1月31日付)
・アサノコンクリート 高い技術力に定評
人材重視の経営が息づく(1月31日付)
・近畿地区本部 健康と災害対応学ぶ
事務局研修会を開催(1月31日付)
・生コン注目市場の理事長に聞く4
香川東部生コン協組 谷俊広理事長(1月31日付)
・パイル、2年連続増
18年 ストレート掘削工法が好調(1月31日付)
・短納期特需は事前協議を
生コン 輸送力不足に拍車(2月7日付)
・来年度政府投資7%増
建設経済研 災復などで上積み(2月7日付)
・低発熱系100万トン超 昨年販売
セメント種別 関東一区で増大(2月7日付)
・災復、離島工事に対応 西宮で見学会
新型CP船 時産能力192立方米(2月7日付)
・高流動コンに対応 JIS改正
質量/空気量試験 突き数減らす(2月7日付)
・生コン注目市場の理事長に聞く5
山梨生コン協組 瀧田雅彦理事長(2月7日付)
・塩害の損傷割合高く 地整初の年報
北陸の道路 点検状況を公表(2月7日付)
・設備投資に慎重姿勢
プラント18年出荷 4年連続の減少(2月14日付)
・次期社長に泉原氏 4月交代
宇部興産 化学事業の成長推進(2月14日付)
・炭価高/値上げ遅れ 4~12月
セメント部門 太平洋除き減益(2月14日付)
・4月から500円上げ 玉川協組
リニア/外環で出荷増 来年度は74万立方米(2月14日付)
・生コン注目市場の理事長に聞く6
佐賀生コン協組 福岡桂理事長(2月14日付)
・飛島建設 狭隘現場で効率施工
ヤマコンの圧送技術採用(2月14日付)
・パイル除き出荷減
18年製品 土木向けは低調(2月14日付)
・1DPコンの性状確認 千葉工組/セ協
発注/施工者に採用要請(2月14日付)
・三多摩協組 イメージ向上第3弾
園児の絵画をミキサ車に貼付(2月21日付)
・有償化導入広がる 残コン/戻りコン
札幌協組は4月開始 千歳も追随(2月21日付)
・三和石産 再生セメントに脚光
「生コンから生コンへ」(2月21日付)
・夢が人生をつくる 経営者セミナー
東北 ローマンコンクリート学ぶ(2月21日付)
・FAでASR抑制 QCサークル
宮城 塩分環境下の耐久性調査(2月21日付)
・工事遅延響き減益 4~12月
土木製品 輸送コストも増加(2月21日付)
「コンクリート新聞」2月の特集
・北海道地区(1月31日付)
・関東二区地区(1月31日付)
・中国地区(1月31日付)
・SECコンクリート機械協会(1月31日付)
・東海地区(2月7日付)
・生コンJIS改正(2月14日付)
・プラント機器類の更新(2月21日付)
・生コン関連機械技術(2月21日付)
コンクリート新聞購読はホームページから http://www.beton.co.jp/read.html
1部売りの場合はお問い合わせフォームから http://www.beton.co.jp/contactus.html
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○東大SIP 床版サブプロジェクト 研究成果報告会「コンクリート床版の長寿命化技術の最前線」
3月1日 会場・TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(東京)
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○平成30年度「中国支部研究発表会」
3月3日 会場・山口大学工学部(山口)
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○講習会「鉄筋コンクリート造建物の等価線形化法に基づく耐震性能評価型設計指針」
3月5日 大阪 3月11日 名古屋
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○[関東支部] 2018 年度(第89回)関東支部研究発表会
3月6~7日 会場・日本大学理工学部1号館(東京)
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○eラーニング講習会「建築工事標準仕様書・同解説JASS10プレキャスト鉄筋コンクリート工事」
3月31日まで 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○eラーニング講習会「高強度コンクリート施工指針・同解説」
3月31日まで 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
・日本コンクリート工学会
○3次元マスコンクリート温度応力解析ソフトJCMAC3講習会(初心者向けトレーニングセミナー)
3月7~8日 会場・岐阜市生涯学習センター(岐阜)
詳細はこちら http://www.jci-net.or.jp/
○「コンクリートサステイナビリティに関するシンポジウムVIII -サステイナビリティとレジリエンスの「進化」に向けて- 」
3月11日 会場・東京大学 情報学環・福武ホール(東京)
詳細はこちら http://www.jci-net.or.jp/
・セメント協会
○「ライフサイクルコストに優しいコンクリート舗装の入門セミナー」
3月14日 会場・アクロス福岡(福岡)
詳細はこちら http://www.jcassoc.or.jp/
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3、 文化情報(映画紹介)『サッドヒルを掘り返せ』
3月8日より新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給: ハーク
監督・撮影・編集・製作: ギレルモ・デ・オリベイラ
出演: エンニオ・モリコーネ クリント・イーストウッド ジョー・ダンテ ほか
スペイン 86分
筆者が高校生だった1967年、社会科の教師が興奮気味に、昨日観たという映画について熱っぽく語っていた。それは、今では名作となっている『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』(67)である。当時は、たかがイタリア製西部劇(いわゆるマカロニウエスタン)ではないか、と馬鹿にしていたのだが、観てみると本家アメリカの西部劇(当時はかなり下火になっていた)より面白く、病みつきになるほど魅力のある作品であった。
『続・夕陽のガンマン』の監督は、60年の生涯に僅か7本しか作品を遺していない巨星セルジオ・レオーネ。話は、クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラックの3人が、南北戦争のさなかに隠された金を3人が騙しあいながら探し求め、ついにサッドヒル墓地で隠し金を発見、決斗に至る、というもの。『サッドヒルを掘り返せ』は、その円形墓地サッドヒル(スペインのミランディージャ渓谷に映画用に作った墓地)を50年ぶりに掘り起こし生命を吹き込もうと集まった、熱狂的ファン数百人による復元作業を追ったドキュメンタリー。
当時のスタッフへのインタビューはメイキングのように楽しく、著名な映画研究家クリストファー・フレイリングの作品分析は興味深い。音楽のエンニオ・モリコーネをはじめ、編集、美術助手、撮影助手等への証言は貴重。円形墓地の設計図と実際に作られた墓地の比較と、その円形墓地を走り回るクライマックスのイーライ・ウォラック(カメラも円形移動する)の引用には感激。橋の爆破シーンにも触れている。美術スタッフとスペイン軍兵士250名によって作られた橋は、爆破のタイミングを誤り、橋を作り直したと元スペイン軍兵士は楽しそうに話す。イベントの終盤、会場の巨大スクリーンに映し出されたクリント・イーストウッドのビデオメッセージに、参加者の興奮は頂点に達する。
『続・夕陽のガンマン』は、レオーネの特徴である力強いアップ、セリフに頼らない描写。それを補完する音楽の使い方は、映画文法に大きな影響を与えた。本作はその偉業の検証であり、マカロニウエスタンへのレクイエムといえよう。
公式サイト: http://hark3.com/sadhill/
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│編│集│
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│後│記│
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2月からEUとの経済連携協定(EPA)が発効し、環太平洋連携協定(TPP)に匹敵する巨大な自由貿易圏が誕生しました。ワインやチーズ、食品の関税が撤廃され、うち輸入ワインの関税は即時撤廃ですが、その額は一般的なボトルサイズで最大で約93円とのこと。欧州ワインの輸入関税は1リットルあたり125円、もしくは輸入価格の15%のどちらか安いほうにかかっているそうで、店頭での値下げ分も100円前後と高価なワインでも値下げの影響は限定的なようです。そんな中、以前よく仕事帰りに寄り道していた大型の酒類販売店に久しぶりに行ってみると、国産ワインがずらりと陳列されており、高価なものも多数あって驚かされるとともに、ついつい手ごろな値段のものを購入して家飲みしてしまいました。(T・M)
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株式会社コンクリート新聞社
〒160-0022東京都新宿区新宿2-16-8 新宿北斗ビル6F
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2 講演会、セミナー情報
3 文化情報(映画)『サッドヒルを掘り返せ』
4 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」2月のイチオシ記事
・骨材供給に黄色信号~首都圏
首都圏では生コン需要の回復に伴って骨材需給が逼迫してきた。内陸部では昨年夏から埼玉の石灰石骨材業者が出荷制限を行うなど不足感が増していたが、東京湾に海送されている石灰石骨材も生コンの出荷増に物流体制が追い付かず、その影響が広がっている。東京オリンピック・パラリンピック関連工事や都心部の再開発など旺盛な需要が続く中で、骨材供給に黄色信号が灯っている。(1月31日付)
・生コン会社「人」巡る課題に難渋~本紙調査
生コン製造会社が「人」を巡る課題に頭を痛めている。コンクリート新聞社が全国の生コン会社の経営幹部を対象に行ったアンケート調査によると、2019年の経営課題について、回答した120社のうち、72・5%が人手不足・確保や人材育成などと答えた。高齢化が進む中で、担い手の確保に難渋している様子があらためて浮き彫りになった。さらに、働き方改革関連法の施行を控え、「長時間労働の是正、有給休暇の取得促進」「労働環境の整備」「福利厚生の充実」も課題となっている。(2月21日付)
「コンクリート新聞」2月の主な見出し
・愛知で値上げ相次ぐ
輸送力不足で運搬費上昇(1月31日付)
・生コン 2年連続のプラス
18年出荷 民需比率6割超え(1月31日付)
・内需微増の4230万トン セメント
昨年 五輪/新幹線が支え(1月31日付)
・アサノコンクリート 高い技術力に定評
人材重視の経営が息づく(1月31日付)
・近畿地区本部 健康と災害対応学ぶ
事務局研修会を開催(1月31日付)
・生コン注目市場の理事長に聞く4
香川東部生コン協組 谷俊広理事長(1月31日付)
・パイル、2年連続増
18年 ストレート掘削工法が好調(1月31日付)
・短納期特需は事前協議を
生コン 輸送力不足に拍車(2月7日付)
・来年度政府投資7%増
建設経済研 災復などで上積み(2月7日付)
・低発熱系100万トン超 昨年販売
セメント種別 関東一区で増大(2月7日付)
・災復、離島工事に対応 西宮で見学会
新型CP船 時産能力192立方米(2月7日付)
・高流動コンに対応 JIS改正
質量/空気量試験 突き数減らす(2月7日付)
・生コン注目市場の理事長に聞く5
山梨生コン協組 瀧田雅彦理事長(2月7日付)
・塩害の損傷割合高く 地整初の年報
北陸の道路 点検状況を公表(2月7日付)
・設備投資に慎重姿勢
プラント18年出荷 4年連続の減少(2月14日付)
・次期社長に泉原氏 4月交代
宇部興産 化学事業の成長推進(2月14日付)
・炭価高/値上げ遅れ 4~12月
セメント部門 太平洋除き減益(2月14日付)
・4月から500円上げ 玉川協組
リニア/外環で出荷増 来年度は74万立方米(2月14日付)
・生コン注目市場の理事長に聞く6
佐賀生コン協組 福岡桂理事長(2月14日付)
・飛島建設 狭隘現場で効率施工
ヤマコンの圧送技術採用(2月14日付)
・パイル除き出荷減
18年製品 土木向けは低調(2月14日付)
・1DPコンの性状確認 千葉工組/セ協
発注/施工者に採用要請(2月14日付)
・三多摩協組 イメージ向上第3弾
園児の絵画をミキサ車に貼付(2月21日付)
・有償化導入広がる 残コン/戻りコン
札幌協組は4月開始 千歳も追随(2月21日付)
・三和石産 再生セメントに脚光
「生コンから生コンへ」(2月21日付)
・夢が人生をつくる 経営者セミナー
東北 ローマンコンクリート学ぶ(2月21日付)
・FAでASR抑制 QCサークル
宮城 塩分環境下の耐久性調査(2月21日付)
・工事遅延響き減益 4~12月
土木製品 輸送コストも増加(2月21日付)
「コンクリート新聞」2月の特集
・北海道地区(1月31日付)
・関東二区地区(1月31日付)
・中国地区(1月31日付)
・SECコンクリート機械協会(1月31日付)
・東海地区(2月7日付)
・生コンJIS改正(2月14日付)
・プラント機器類の更新(2月21日付)
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
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○東大SIP 床版サブプロジェクト 研究成果報告会「コンクリート床版の長寿命化技術の最前線」
3月1日 会場・TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(東京)
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・日本建築学会
○平成30年度「中国支部研究発表会」
3月3日 会場・山口大学工学部(山口)
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○講習会「鉄筋コンクリート造建物の等価線形化法に基づく耐震性能評価型設計指針」
3月5日 大阪 3月11日 名古屋
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○[関東支部] 2018 年度(第89回)関東支部研究発表会
3月6~7日 会場・日本大学理工学部1号館(東京)
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○eラーニング講習会「建築工事標準仕様書・同解説JASS10プレキャスト鉄筋コンクリート工事」
3月31日まで 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○eラーニング講習会「高強度コンクリート施工指針・同解説」
3月31日まで 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
・日本コンクリート工学会
○3次元マスコンクリート温度応力解析ソフトJCMAC3講習会(初心者向けトレーニングセミナー)
3月7~8日 会場・岐阜市生涯学習センター(岐阜)
詳細はこちら http://www.jci-net.or.jp/
○「コンクリートサステイナビリティに関するシンポジウムVIII -サステイナビリティとレジリエンスの「進化」に向けて- 」
3月11日 会場・東京大学 情報学環・福武ホール(東京)
詳細はこちら http://www.jci-net.or.jp/
・セメント協会
○「ライフサイクルコストに優しいコンクリート舗装の入門セミナー」
3月14日 会場・アクロス福岡(福岡)
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3、 文化情報(映画紹介)『サッドヒルを掘り返せ』
3月8日より新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給: ハーク
監督・撮影・編集・製作: ギレルモ・デ・オリベイラ
出演: エンニオ・モリコーネ クリント・イーストウッド ジョー・ダンテ ほか
スペイン 86分
筆者が高校生だった1967年、社会科の教師が興奮気味に、昨日観たという映画について熱っぽく語っていた。それは、今では名作となっている『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』(67)である。当時は、たかがイタリア製西部劇(いわゆるマカロニウエスタン)ではないか、と馬鹿にしていたのだが、観てみると本家アメリカの西部劇(当時はかなり下火になっていた)より面白く、病みつきになるほど魅力のある作品であった。
『続・夕陽のガンマン』の監督は、60年の生涯に僅か7本しか作品を遺していない巨星セルジオ・レオーネ。話は、クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラックの3人が、南北戦争のさなかに隠された金を3人が騙しあいながら探し求め、ついにサッドヒル墓地で隠し金を発見、決斗に至る、というもの。『サッドヒルを掘り返せ』は、その円形墓地サッドヒル(スペインのミランディージャ渓谷に映画用に作った墓地)を50年ぶりに掘り起こし生命を吹き込もうと集まった、熱狂的ファン数百人による復元作業を追ったドキュメンタリー。
当時のスタッフへのインタビューはメイキングのように楽しく、著名な映画研究家クリストファー・フレイリングの作品分析は興味深い。音楽のエンニオ・モリコーネをはじめ、編集、美術助手、撮影助手等への証言は貴重。円形墓地の設計図と実際に作られた墓地の比較と、その円形墓地を走り回るクライマックスのイーライ・ウォラック(カメラも円形移動する)の引用には感激。橋の爆破シーンにも触れている。美術スタッフとスペイン軍兵士250名によって作られた橋は、爆破のタイミングを誤り、橋を作り直したと元スペイン軍兵士は楽しそうに話す。イベントの終盤、会場の巨大スクリーンに映し出されたクリント・イーストウッドのビデオメッセージに、参加者の興奮は頂点に達する。
『続・夕陽のガンマン』は、レオーネの特徴である力強いアップ、セリフに頼らない描写。それを補完する音楽の使い方は、映画文法に大きな影響を与えた。本作はその偉業の検証であり、マカロニウエスタンへのレクイエムといえよう。
公式サイト: http://hark3.com/sadhill/
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│編│集│
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│後│記│
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2月からEUとの経済連携協定(EPA)が発効し、環太平洋連携協定(TPP)に匹敵する巨大な自由貿易圏が誕生しました。ワインやチーズ、食品の関税が撤廃され、うち輸入ワインの関税は即時撤廃ですが、その額は一般的なボトルサイズで最大で約93円とのこと。欧州ワインの輸入関税は1リットルあたり125円、もしくは輸入価格の15%のどちらか安いほうにかかっているそうで、店頭での値下げ分も100円前後と高価なワインでも値下げの影響は限定的なようです。そんな中、以前よく仕事帰りに寄り道していた大型の酒類販売店に久しぶりに行ってみると、国産ワインがずらりと陳列されており、高価なものも多数あって驚かされるとともに、ついつい手ごろな値段のものを購入して家飲みしてしまいました。(T・M)
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