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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.86）2019年7月号　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　新刊紹介 「コンクリート主任技士試験完全攻略問題集2019年版/コンクリート技士試験完全攻略問題集2019年版」
4　動画配信
5　文化情報（映画）「ＣＯＬＤ　ＷＡＲ　あの歌、２つの心」
6　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」６月のイチオシ記事

・対策費を積算に反映～建築学会 暑中コン指針改定
日本建築学会は７月に「暑中コンクリートの施工指針」を改定する。暑中期のコンクリート工事で問題となる乾燥収縮ひび割れやコールドジョイントなどの不具合対策を十分に取れるようにするため、設計段階から対策を検討し、そのコストを積算に反映させられるような形に改める。また、近年の夏場の気温上昇に対応して、日平均気温の平年値が２８度を超える期間を「酷暑期」と区分し、従来までの暑中期よりも厳しい規定を設ける。（５月３０日付）

・戻りコン有償化効果はまだら模様
関東一区で戻りコンの有償化が始まってから６年。各生コン協同組合は残コン・戻りコンの減量を有償化の旗印に掲げているが、その効果はまだら模様だ。戻りコンから少量荷卸しして有償化を逃れる行為も後を絶たず、「残コンも有償化を」といった声も広がる。（６月６日付）

「コンクリート新聞」６月の主な見出し
・ＡＩでスランプ予測　太平洋セメント
高精度／瞬時に　正解率９９％（５月３０日付）
・成長加速へ投資拡大
宇部興産、新中計が始動（５月３０日付）
・北陸、中国が２ケタ増　生コン
４月出荷　６地区プラス（５月３０日付）
・年内に売価改定へ　千葉中央協組
値上げ環境を整備　出荷堅調（５月３０日付）
・全社増収、３社増益　建築製品
前期　コスト転嫁が課題（５月３０日付）
・保安の確保を徹底　石灰石
鉱山技術を継承　鉱業大会開く（５月３０日付）
・４年連続で３０００億円超　ＰＣ建協　
補修／補強へシフト　１８年度受注額（５月３０日付）
・近畿地区　協組広域化を志向
各府県で一本化目指す（６月６日付）
・熊本工組　構造物の品質向上へ
コンクリートアカデミー設立（６月６日付）
・茨城でＣＲＣＰ採用
県道補修　昨秋に続き２回目（６月６日付）
・国交省　生コン原単位が低下
建築部門　資材、労務費上昇で（６月６日付）
・技術動画を順次公開
全生連　白舗装のＤＶＤ（６月６日付）
・７月から５００円値上げ　佐賀協組
輸送コスト上昇で（６月６日付）
・住友大阪セメント　増設サイロが稼働
清水ＳＳ　リニア需要取り込み（６月６日付）
・受注面積２年ぶり減　ＰＣＳＡ
２０１８年　工事遅れで発注控え（６月６日付）
・建築でフローコン普及へ
建基法の最新ＪＩＳ引用で（６月１３日付）
・社名に「令和」採用　７月集約
三多摩　製造受託会社が発足（６月１３日付）
・固化材、再び過去最高
昨年度販売　復旧・防災がけん引（６月１３日付）
・過去問活用が重要　全生連
主任技士養成講師を研修（６月１３日付）
・コスト増、値上げ視野
千葉北総協組　具体化へ検討着手（６月１３日付）
・袋のままミキサ投入　共栄製袋
水解紙袋を販売（６月１３日付）
・砕石ＪＩＳ改正へ　原案作成委
国際整合化が課題（６月１３日付）
・修繕の実施が課題
道路構造物　点検２巡目に（６月１３日付）
・施工者への技術提案も　
生コン　生産性向上で収益改善（６月２０日付）
・３年で１００万立方米使用　
八ツ場ダムの打設完了（６月２０日付）
・福井が沖縄抜きトップ　昨年度
生コン消費量　一人当たり０・６８立方米（６月２０日付）
・中性子を診断に活用　ＪＣＩ
３Ｄ技術普及へ　５研究委を新設（６月２０日付）
・製品、工場審査を開始
ＲＰＣＡ　性能照査型発注見据え（６月２０日付）
・１０月に１０００円値上げ　建値変更
湘南協組　石灰石割増も改定（６月２０日付）
・品質確保の取組み学ぶ　群馬県
手引書の概要を解説（６月２０日付）
・ドローン事業に参入　會澤高圧
ＴＦＴ社と提携　補修材を自動施工（６月２０日付）
・吉野体制、２期目突入
全生連総会　ＲＣ造の魅力発信（６月２７日付）
・生コン供給停滞も
五輪　渋滞緩和で交通規制（６月２７日付）
・生コン初　大阪広域がＳＤＧｓ宣言
持続可能な社会の実現へ（６月２７日付）
・専用船４年ぶり増加　４月時点
セメント　トレーラ化の動きも（６月２７日付）
・連休響き前年割れ　セメント
５月販売　東京は低調に推移（６月２７日付）
・三好商会　水品洋一社長に聞く
顧客に価値を提供（６月２７日付）
・「つなぐ」テーマに
ＪＣＩ　７月に札幌で年次大会（６月２７日付）
・ベトナムに技術供与　日本興業
舗装材でライセンス（６月２７日付）
・熊本地震を教訓に　ＰＣ工学会　
補修技術動向を講習（６月２７日付）

「コンクリート新聞」６月の特集
・残コン／戻りコンの有効利用（６月６日付）
・暑中コンクリート（６月６日付）
・コンクリート用化学混和剤協会（６月１３日付）　
・埼玉県の生コン（６月１３日付）
・生コン産業の未来を探る（６月２０日付）
・宇部三菱セメント（６月２７日付）

コンクリート新聞購読はホームページから　http://www.beton.co.jp/read.html　

1部売りの場合はお問い合わせフォームから　http://www.beton.co.jp/contactus.html

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○地下空間の防災・減災セミナー　地下空間の防災に関わる取り組み－名古屋・大阪・福岡を事例として－
7月20日　会場・福岡大学　中央図書館１階多目的ホール（福岡）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第22回橋梁等の耐震設計シンポジウム
7月23～24日　会場・土木学会　講堂およびＡＢ会議室（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○亜鉛めっき鉄筋を用いるコンクリート構造物の設計・施工指針（案）改訂報告会
7月30日　会場・千代田区立内幸町ホール（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第１回i-Constructionの推進に関するシンポジウム
7月30日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○「暑中コンクリート施工指針」改定講習会
7月17日　東京　　7月19日　大阪　　7月24日　福岡　　　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・日本コンクリート工学会
○コンクリート構造物の長期性能シミュレーションソフト（LECCAシリーズ）講習会
7月23日　会場・日本コンクリート工学会　11階　会議室（東京）
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2019」
7月5日　香川　　7月18日　岡山　　7月23～24日　福岡　　　　　　
詳細はこちら　　http://www.j-cma.jp/

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│新│刊│
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│紹│介│
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3　新刊紹介「コンクリート技士試験完全攻略問題集2019年版/コンクリート主任技士試験完全攻略問題集2019年版」絶賛発売中！！！

●「コンクリート技士試験完全攻略問題集2019年版」

各分野のプロ11名が徹底サポート

◎過去5年間に出題された全ての試験問題を解説しています。読者は、本書で学習するうちに、出題傾向にマッチした合格のための知識を身につけることができます。
◎4年分の過去問題と演習問題は出題テーマ別に分類しており、不得意分野や重点的に学習したい分野などを効率的に実力アップすることができます。

監修：浅野工学専門学校
著者：コンクリート主任技士・技士完全攻略問題集作成委員会
体裁：A5判約510ページ
定価：本体4,000円＋税

https://www.beton-publish.jp/?pid=143263712


●「コンクリート主任技士試験完全攻略問題集2019年版」

各分野のプロ11名が徹底サポート

◎過去5年間に出題された全ての試験問題を解説しています。読者は、本書で学習するうちに、出題傾向にマッチした合格のための知識を身につけることができます。
◎4年分の過去問題と演習問題は出題テーマ別に分類しており、不得意分野や重点的に学習したい分野などを効率的に実力アップすることができます。
◎小論文は5年分の過去問題と演習問題の実務に即した記述例を大量収録。

監修：浅野工学専門学校
著者：コンクリート主任技士・技士完全攻略問題集作成委員会
体裁：A5判約500ページ
定価：本体4,000円＋税


https://www.beton-publish.jp/?pid=143264159


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│動│画│
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│配│信│
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コンクリート新聞社では、『コンクリート主任技士試験完全攻略問題集2019年版』のご購入者の試験合格をより一層支援するため、講義動画を無料で配信します。
著者の陣内浩氏（東京工芸大学教授）が講師となり、本書の演習問題を使ってポイントを解説します。

１・ 講義動画の配信開始予定日

2019年8月9日に講義動画の配信を予定しています。公開は2019年11月末で終了します。
なお、諸般の事情により予告なく内容を変更したり、配信を中止したりする場合があります。

２・ 閲覧方法

講義動画はYouTubeの「コンクリート新聞社チャンネル」で閲覧できます。スマートフォンなどでQRコードを読み取り、アクセスしてください。QRコードは本書に掲載してあります。通信料はご利用者のご負担になります。


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5、 文化情報（映画紹介）『ＣＯＬＤ　ＷＡＲ　あの歌、２つの心』

6月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町、同渋谷ほか全国公開
配給：キノフィルムズ　
監督・脚本：パヴェウ・パヴリコフスキ　　撮影：ウカシュ・ジャル　
出演：ヨアンナ・クーリグ　トマシュ・コット　アガタ・クレシャ　ジャンヌ・バリバール　セドリック・カーン　ボリス・シィツ
2018年　ポーランド＝イギリス＝フランス　88分

映画には一過性の消耗品と、永久保存される作品があるが、本作は紛れもない後者である。
ファムファタル（運命の女）との再会と別れを繰り返す20年を、共産主義政権下のポーランドを振り出しに、冷戦時代のベルリン、ユーゴスラビア、パリと舞台を移していく。
物語は、1949年のポーランド。郷土音楽を収集していた音楽家ヴィクトルは、民族歌謡・舞踏の音楽学校マズレク（実在名マゾフシェ）を設立。舞踏団の入団オーデションで生徒ズーラに出会う。お互いに魅かれあう二人。1952年、舞踏団は東ベルリンに招かれる。文化省の要請でスターリン讃歌を歌わせられたりするが、まだ壁のなかった東独はヴィクトルにとって千載一遇の亡命のチャンスだった。だが、ズーラは現れず、彼一人でパリに渡る。1954年、ジャズクラブでピアノを弾くヴィクトル。有名歌手となったズーラが現れ、ぎこちない会話を交わす。1955年、ユーゴスラビア。マズレク舞踏団の公演。ヴィクトルは国家保安局に連行され、ユーゴスラビアから追放される。1957年、パリ。ズーラがヴィクトルに「イタリア人と結婚した」と伝える。西側の人間と結婚していればポーランドから合法的に出国できるのだ。そして二人の関係はバランスが崩れ、1964年、ヴィクトルは刑務所に。歌手のズーラは人気を失い、酒におぼれていた…。
本作の素晴らしさは音楽である。「2つの心」という歌が、郷土歌としてポーランドの音楽舞踏学校生徒によって歌われる。そして、ヒロインがパリのジャズクラブで歌う、ジャズにアレンジした「2つの心」。
カメラ、脚本、音楽の素晴らしさ。そして主役のズーラとヴィクトルの2人は、破滅型でいながら応援したくなる不思議なキャラクターなのだ。
ラストシーン、ズーラがヴィクトルに言う。「あちら側に座りましょう。きっと景色も綺麗だわ」。「あちら側」に向って二人が歩き出すところで映画は終わる。「あちら側」とは、社会主義国ではなく、音楽を政治に利用することなく、冷戦時代でもない、幸せに暮らせる場所のことなのか。「あちら側」に二人の居場所はあるのだろうか。多層的な解釈ができるセリフである。

公式サイト：　 https://coldwar-movie.jp/
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│編│集│
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│後│記│
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将棋の羽生善治九段（48才）が６月初めの対局で通算勝利数を1434局とし、歴代最多記録を27年ぶりに更新しました。羽生九段は1996年に当時の７大タイトルを独占する七冠を初めて達成し、2017年12月には史上初の永世七冠の資格取得を達成。他にも数々の歴代１位の記録を保持しており、若手棋士が台頭する中でも、まだまだトップ棋士として飽くなき挑戦が続いています。毎回の対局を根気良く続け、負けたら反省等を行ってから、きれいに忘れて次につなげていくことが長く続けるうえで大切という趣旨の発言をしていますが、これは日々の仕事や家事、趣味、習い事などにも当てはまること。短手数の詰将棋でさえ難しくて放り出してしまう筆者ですが、この言葉を肝に銘じて少しは上達したいものだと思っています。（Ｔ・Ｍ）

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