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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.92）2019年12月号　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　文化情報（映画）『男と女　人生最良の日々』
4　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」１１月のイチオシ記事

・小が大をのむ広域化～東愛知生コン協組
東愛知生コンクリート協同組合（新城市、新木正明理事長）は１日、豊橋、豊川、蒲郡、田原市などを事業エリアに組み入れ共販を開始した。今回編入したのは、いずれも東三河生コンクリート協同組合（豊橋市）のエリア。１０月に東三河協組員１１社１１工場のうち、７社７工場が加入し、１２社１０工場体制となった。契約物件は東愛知協組が引き継ぎ、請求書の発行も１１月１日出荷分から東愛知協組で行う。昨年度の東愛知協組の生コン出荷量は約６万立方米、東三河協組が２７万立方米と、小が大をのむ形になった。（１１月７日付）

・働き方改革６割が着手～生コン
生コンメーカーが働き方改革への取り組みを進めている。コンクリート新聞社が本紙を購読する全国各地の生コンメーカーの経営者・幹部を対象に行ったアンケート調査によると、「働き方改革に取り組んでいる」と回答した企業は約６割と過半を超えた。「取り組む予定・検討中」を加えると９割に達する。ただ、「人手不足に拍車がかかった」「人件費が増加した」など働き方改革による弊害も浮上している。１２１社から回答を得た。（１１月１４日付）

「コンクリート新聞」１１月の主な見出し
・ミキサ車４年連続減　昨年度末
１台平均輸送量　１８００立方米台に回復（１０月３１日付）
・絵画コンクールで表彰　
大阪広域協組　過去最高の応募（１０月３１日付）
・工期遅れで３年ぶり減
生コン上期出荷　東京が不振（１０月３１日付）
・働き方改革で意見交換　代表者会議
生コン卸協組連　東京が小委設置（１０月３１日付）
・表示価格が１０００円上昇　新潟
値戻しの一部浸透（１０月３１日付）
・出荷停止状態に　台風影響
砕石不足、三多摩８工場が（１０月３１日付）
・幅広いテーマで報告　セメント５社など
大阪で技術発表会　コンクリート研究会（１０月３１日付）
・埼玉工場に廃熱発電　ＣＯ２削減
太平洋セメ　２２年９月稼働（１０月３１日付）
・日工創立１００周年
工場の操業を高度にサポート（１０月３１日付）
・来春以降に値上げへ　札幌協組
時期、上げ幅を検討（１１月７日付）
・高強度を早期発現　太平洋セメント
吹付け新工法開発　太平洋マテと共同で（１１月７日付）
・土木学会群馬会　維持管理の先進事例
岩城日大教授らが講演（１１月７日付）
・住友大阪セメント　災害廃棄物処理で協定
高知県、須崎市　早期復旧に協力（１１月７日付）
・茨城工組　大人気のミキサ車試乗
建設フェスタ　家族連れが多く来場（１１月７日付）
・ＪＡＳＳ５／１０に適用　建築学会
ＰＣａ複合コン　施工指針改定（１１月７日付）
・実用化へ着実に進展　ＥＳＣＯＮ協会
時代に応える材料に　技術講演会（１１月７日付）
・建築学会近畿支部ポンプＷＧ
高流動コンの圧送性確認（１１月７日付）
・下水道耐腐食／床仕上げ合理化
管渠、マンホールの耐久化へ（１１月７日付）
・供用１８年で問題なし　道路会議
土研ら　設計２０年の白舗装調査（１１月１４日付）
・太平洋セメ、国内収益低下
４～９月期　兼業　中国経済の減速響く（１１月１４日付）
・新東名でSEC採用　SEC見学会
萱沼トンネル　ICT施工に対応（１１月１４日付）
・熊本県生コン工組　滑り止めテープ配布
転落事故の減少目指す（１１月１４日付）
・中国減速で収益低下
三菱マテ　通期予想を修正（１１月１４日付）
・先進技術で適用拡大
PC工学会　設立60周年祝う（１１月１４日付）
・白舗装普及で提言
生コン議連　政府や党に提出へ（１１月２１日付）
・全生連　技術・環境変化に対応
品管ガイド　改訂版の要点解説（１１月２１日付）
・生コンを体験学習
宇部市教委　萩森興産で開催（１１月２１日付）
・神奈川西部　来春から共販開始へ
設立50年で初めて　５００円値上げ（１１月２１日付）
・値上げ交渉なお続く
セメント　価格構造見直しも（１１月２１日付）
・学生らが強度競う
宮崎工組がコンテスト開催（１１月２１日付）
・群馬大学大学院　小澤准教授に聞く
群馬県内の橋梁調査　維持管理に高い関心（１１月２１日付）
・ＰＣａ化進み販売好調
土木４～９月　５社が純利益増（１１月２１日付）
・連載　研究者と巡るセメント美術　坂口英伸（１）
タコの滑り台（１１月２１日付）

「コンクリート新聞」１１月の特集
・千葉県の生コン（１０月３１日付）
・透水性コンクリート（１１月７日付）
・生コン産業７０周年～生コン記念日～（１１月１４日付）
・東京エスオーシー創立５０周年（１１月１４日付）
・湘南生コンクリート協同組合設立５０周年（１１月２１日付）　

コンクリート新聞購読はホームページから　http://www.beton.co.jp/read.html　

1部売りの場合はお問い合わせフォームから　http://www.beton.co.jp/contactus.html

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○第７回鋼構造技術継承講演会
12月5日　会場・土木学会　２階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第３回　若手技術者のための複合構造セミナー　～鋼とコンクリート～
12月13日　会場・土木学会　２階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○２０１９年度　第２回研究会「阪神高速の橋梁プロジェクトと推進技術」
12月23日　会場・土木学会　２階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○[関東支部] 既刊図書講習会「建築構造物の動的性状と解析　学びやすい構造設計」
12月3日　会場・建築会館ホール（東京）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○2019年度日本建築学会支部共通事業「建築基礎構造設計指針」改定講習会
12月3日　広島　　12月5日　名古屋　　12月9日　福岡　　12月11日　札幌　　
12月16日　高知　　12月17日　大阪　　12月18日　金沢　　12月20日　仙台　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

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3、 文化情報（映画紹介）『男と女　人生最良の日々』
1月31日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか公開
配給：ツイン　
監督・脚本：クロード・ルルーシュ　　音楽：フランシス・レイ
出演：アヌーク・エ―メ　　ジャン＝ルイ・トランティニャン　　スアド・アミドゥ　　モニカ・ベルッチ
2019年　フランス　90分

1966年のフランス映画『男と女』を観たのは筆者が高校生の時であった。おしゃれで斬新な映像と音楽が一体化した感覚に陶酔、名画座を追いかけ、10回は観ただろうか。多くの団塊の世代にとって、青春時代の思い出となっている作品だ。
監督のクロード・ルルーシュはハリウッドに招かれ、『続・男と女』（77）を作るが、これは続編ではなく、西部劇としてリメイクしたもの。続編としては20年後に二人（アヌーク・エ―メとトランティニャンが出演）が再会を果たす『男と女II』（86）がある。
さて、本作は53年後に二人が再会するという続編で、しかもアヌーク・エ―メとトランティニャンが出演している。30年代生まれの監督、主演、音楽が、53年前と同じ顔触れが欠けることなく揃うことができたという、映画の神に護られた幸福な作品である（フランシス・レイのみ昨年逝去したが、亡くなるまでレコーディングの現場に顔を出していたという）。
ルルーシュは、二人の年齢をそのまま活かし、トランティニャンは施設に入り、脳細胞が日々減少、ベンチに座り、エ―メとの出会いと別れを追憶していた。息子はそんな父親のために、エ―メの行方を探し出し、父と会ってほしいと懇願する。施設を訪れたエ―メは、トランティニャンの座るベンチの隣に腰掛ける。トランティニャンは、「あなたは私がかつて愛した女性にそっくりだ」と話しかけ、思い出の断片を語り出す（思い出は『男と女』の映像と音楽を使用しているのが嬉しい）。トランティニャンはいつエ―メに気づくのか。
ルルーシュ作品の多くは、出会いと別れを描いている。『行きずりの二人』（63）、『パリのめぐり逢い』（67）等々。それは本作でも変わらない。人生とは出会いと別れなのだろうか。
ルルーシュ作品は軽いタッチで拙速主義のような印象があり、一部の映画ファンから無視されている。しかし、それなら60年もの長きにわたり、フランスを代表する映画作家のひとりとして現役で作り続けることができただろうか。
本作は主人公二人の人生の総決算であり、映画作家ルルーシュのライフワークの総仕上げでもあるのだ。

公式サイト：　http://otokotoonna.jp/
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│編│集│
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│後│記│
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通勤で利用している東京・渋谷では、進行中の再開発による高層ビル群が姿を現し始めました。２０１２年に開業したヒカリエを皮切りに、９つのプロジェクトのうち４件が今年春までに完成し、１１月には駅東口側に高さ約２３０ｍの展望台のあるスクランブルスクエア第１期（東棟）、南口側にフクラスが相次いで開業。スクランブルスクエアは２０２８年春に第２期（中央棟・西棟）が完成するとのこと。ほかにも、完成したばかりの新パルコや、最近始まった駅西口エリアの再開発、ＪＲ埼京線や地下鉄銀座線の駅ホーム移設工事などがあり、駅周辺を中心に変化し続ける渋谷の全体像をさっぱり掴めずにいるものの、オシャレ感に満ちた高層ビルを横目に、これからどんな街並みになるのか、ちょっとワクワクしています。（Ｔ・Ｍ）

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