コンクリート新聞社 メールマガジンVol.101
2020/07/28 (Tue) 13:00
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毎月28日発行
発行所 株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1 イチオシ記事(コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介)
2 講演会、セミナー情報
3 文化情報(映画)「狂武蔵」
4 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」7月のイチオシ記事
・構造改善の推進に舵~東京生コン協組
東京地区生コンクリート協同組合(東京都中央区、45社59工場、斎藤昇一理事長)が生コン工場の集約など構造改善に本腰を入れ始めた。域内の需要が増減を繰り返しながら、縮小均衡へと向かっていることが背景にある。組合員が構造改善に前向きに取り組める環境を整えるため、10年前に制定した「工場集約化事業規程」を見直すとともに、安定供給や競争力の確保を前提に「集約化モデル」を作成する計画だ。(7月16日付)
・新型混和剤で自己充填~鹿島
鹿島建設は15日、岐阜工業(岐阜県瑞穂市、宗像国義社長)、シンテック(高知県高知市、村田孝社長)と共同でトンネル覆工コンクリートの完全自動化システムを開発したと発表した。新型の増粘剤一液タイプの高性能AE減水剤を開発し、中流動コンクリートと同じセメント量の生コンで、自己充填を実現するとともに、新たな打設配管システムで残コンの発生量を半減させた。(7月23日付)
「コンクリート新聞」7月の主な見出し
・8か月連続の出荷減 生コン5月
関東一区で不振続く 民需2ケタ減 (7月2日付)
・販売価格を統一へ
大阪広域協組 4ブロック1000円上げ(7月2日付)
・太平洋セメント 中野常務に聞く営業政策
営業スタイルを再考 資源/環境と連携強化(7月2日付)
・コロナ禍でも出荷堅調
千葉西部 倉庫/TDR支え(7月2日付)
・岐阜工組初、Web開催
技術講習会 六郷氏講師に(7月2日付)
・建設化学品事業を移管
BASFからポゾリスへ(7月2日付)
・堤防復旧方針を示す 東北地整が報告書
吉田川 ブロック敷設が中心(7月2日付)
・資機材確保でFW試行
関東地整 労働力不足も想定(7月2日付)
・電子化で業務効率改善
大阪広域協組 書類整理で運用開始(7月9日付)
・生コン、製品が被災
九州豪雨 被害全容つかめず(7月9日付)
・コロナ影響薄れる 6月出荷
関東一区 湘南、玉川など復調(7月9日付)
・戻りコン料1万円に
湘南協組 値上げは先送り(7月9日付)
・需要急増時に強み 国交省
PC化 道路の資材調達を検討(7月9日付)
・打ち重ね時間を2割短縮 生産性向上
大成建設 自動で計画作成(7月9日付)
・小口止め工で技術認定 型枠工不要に
ヤマウ/イズコン ハーフPCa化で評価(7月9日付)
・夜間規制で床版取替え
大林組ら 架設機やプレート開発(7月9日付)
・東海以西で大雨被害
九州 骨材供給に不安も(7月16日付)
・札幌、2ケタ減続く 4~6月出荷
北海道 小樽は新幹線本格化(7月16日付)
・感染症対応盛り込む BCP改定
熊本工組 発生時に4段階想定(7月16日付)
・スラグ骨材が追加
JISC 収縮低減剤も制定へ(7月16日付)
・主要4協組で値上げ
栃木 原料費上昇に対応(7月16日付)
・メリットを「視覚化」
SEC協会 ブリーディング抑制検証(7月16日付)
・水害対策で方向性提示
国交省 総合治水を全国展開(7月16日付)
・着工前にリスク抽出 清水建設
打設支援システム開発 若手サポート(7月16日付)
・東海 生コン値上げ相次ぐ
骨材、運搬費上昇で(7月23日付)
・宇部三菱セメント 井本社長に聞く経営方針
ユーザーとの絆を強化 円滑な統合に注力(7月23日付)
・千葉北総も値上げ延期
コロナ影響で12月に 登販店に説明(7月23日付)
・技術力向上を推進
群馬東毛協組 将来見据え強み確立(7月23日付)
・新プラントを建設
北渡島生コン 新幹線に万全期す(7月23日付)
・活動成果を広く還元
PC建協 Webで業務報告(7月23日付)
・3密回避へ新技術
土木学会 新型コロナで声明(7月23日付)
・品質書類を自動作成 西松建設
生コン情報一元管理 クラウド活用(7月23日付)
「コンクリート新聞」7月の特集
・コンクリート用化学混和剤協会(7月9日付)
・関東一区の生コン(7月16日付)
・コンクリート構造物の維持・補修(7月16日付)
・暑中(7月23日付)
コンクリート新聞購読はホームページから http://www.beton.co.jp/read.html
1部売りの場合はお問い合わせフォームから http://www.beton.co.jp/contactus.html
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○「コンクリート構造物の品質確保」に関する委員会成果報告会およびシンポジウム
8月25日 会場・Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○eラーニング 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」改定講習会
会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2020」
会場・Web
詳細はこちら http://www.j-cma.jp/
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3、 文化情報(映画紹介)「狂武蔵」
8月21日より新宿武蔵野館ほか全国38館で公開
配給:アルバトロス・フィルム
監督:下村勇二 原案協力:園子温
出演:TAK∴(坂口拓) 山崎賢人 斎藤洋介 樋浦勉
2020年 91分
宮本武蔵が吉岡門弟らを相手にした一条寺下り松の決闘は、吉川英治の「宮本武蔵」の中で最もエキサイティングで、映画化も数多い。稲垣浩、森一生、佐伯幸三、伊藤大輔、内田吐夢、加藤泰など時代劇の名匠が「武蔵」を手掛けているが、必ず一条寺の決闘を入れている。変わり種として、溝口健二も『宮本武蔵』(44)を撮っている。一条寺の決闘から始まるが、原作は吉川英治ではなく菊池寛で、殺陣は迫力に欠けていた。
最も有名な作品は、内田吐夢監督が中村錦之助主演で描いた『宮本武蔵』5部作で、第4部『宮本武蔵 一条寺の決斗』(64)が実験的で素晴らしい。水田に足を取られながら、吉岡門弟73人を相手に死に物狂いで闘う殺陣は、映画史に残る名シーンとなっている。
今回紹介する『狂武蔵』(くるいむさし)は、一条寺の決闘を77分ワンカットで撮り切った異色作で、内田吐夢版と双璧をなす迫力だ。しかも、吉岡門弟の人数は400人。数百人との説もあるとは言え、400人となると、斬っても、斬っても、際限なく敵が斬りかかってくる。ワンカット撮影は、アレクサンドル・ソクーロフが『エルミタージュ幻想』(02)でエルミタージュ美術館を舞台に、美術品を見せつつ、ロマノフ王朝300年の歴史を96分ワンカットで撮影しているが、『狂武蔵』はアクションなので撮影条件は大きく違う。殺陣の段取り、リハーサルなど想像を絶する苦労があったと思う。
しかも、ただ斬りまくるだけではない。殺陣の創意工夫が型破りなのだ。斬った敵を蹴り倒したり、刀を回転させたり、刀の柄に鎌が仕込んであったりで、単調に陥ることなく、最後まで飽きさせない。
本作は坂口拓が9年前に77分ワンカットシーンを撮影し、そのまま眠っていた作品に、下村勇二が追加撮影(冒頭部分)と仕上げを担当した91分のアクション映画。坂口拓が自分の限界に挑んだ作品であるが、自己満足で終わらせていない。最後まで撮り切った気迫に恐ろしくなる。
公式サイト: https://wiiber.com/
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│編│集│
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│後│記│
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将棋の藤井聡太七段が公式戦の一つ、棋聖戦に初挑戦し、実力者の渡辺明三冠を下して史上最年少となる17歳11か月で初めてタイトルを獲得しました。最年少記録の更新は30年ぶりとのこと。竜王戦では決勝トーナメントまで勝ち上がったものの、初戦で敗れて姿を消しましたが、進行中の王位戦ではあと1勝で王位奪取の可能性があります。C2級からスタートする順位戦ではB2級まで上がっており、いずれはA級のトップ棋士となり名人への挑戦権を手にするでしょう。今の活躍ぶりや注目度は、タイトル戦で初の全七冠制覇を成し遂げ、現在も第一人者である羽生善治九段の若き日を彷彿とさせます。新型コロナウイルスの影響で何かと窮屈な昨今ですが、大きな期待を抱かせてくれる若武者として、これからも我々をワクワクさせてほしいものです。(T・M)
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2 講演会、セミナー情報
3 文化情報(映画)「狂武蔵」
4 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」7月のイチオシ記事
・構造改善の推進に舵~東京生コン協組
東京地区生コンクリート協同組合(東京都中央区、45社59工場、斎藤昇一理事長)が生コン工場の集約など構造改善に本腰を入れ始めた。域内の需要が増減を繰り返しながら、縮小均衡へと向かっていることが背景にある。組合員が構造改善に前向きに取り組める環境を整えるため、10年前に制定した「工場集約化事業規程」を見直すとともに、安定供給や競争力の確保を前提に「集約化モデル」を作成する計画だ。(7月16日付)
・新型混和剤で自己充填~鹿島
鹿島建設は15日、岐阜工業(岐阜県瑞穂市、宗像国義社長)、シンテック(高知県高知市、村田孝社長)と共同でトンネル覆工コンクリートの完全自動化システムを開発したと発表した。新型の増粘剤一液タイプの高性能AE減水剤を開発し、中流動コンクリートと同じセメント量の生コンで、自己充填を実現するとともに、新たな打設配管システムで残コンの発生量を半減させた。(7月23日付)
「コンクリート新聞」7月の主な見出し
・8か月連続の出荷減 生コン5月
関東一区で不振続く 民需2ケタ減 (7月2日付)
・販売価格を統一へ
大阪広域協組 4ブロック1000円上げ(7月2日付)
・太平洋セメント 中野常務に聞く営業政策
営業スタイルを再考 資源/環境と連携強化(7月2日付)
・コロナ禍でも出荷堅調
千葉西部 倉庫/TDR支え(7月2日付)
・岐阜工組初、Web開催
技術講習会 六郷氏講師に(7月2日付)
・建設化学品事業を移管
BASFからポゾリスへ(7月2日付)
・堤防復旧方針を示す 東北地整が報告書
吉田川 ブロック敷設が中心(7月2日付)
・資機材確保でFW試行
関東地整 労働力不足も想定(7月2日付)
・電子化で業務効率改善
大阪広域協組 書類整理で運用開始(7月9日付)
・生コン、製品が被災
九州豪雨 被害全容つかめず(7月9日付)
・コロナ影響薄れる 6月出荷
関東一区 湘南、玉川など復調(7月9日付)
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・需要急増時に強み 国交省
PC化 道路の資材調達を検討(7月9日付)
・打ち重ね時間を2割短縮 生産性向上
大成建設 自動で計画作成(7月9日付)
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・東海以西で大雨被害
九州 骨材供給に不安も(7月16日付)
・札幌、2ケタ減続く 4~6月出荷
北海道 小樽は新幹線本格化(7月16日付)
・感染症対応盛り込む BCP改定
熊本工組 発生時に4段階想定(7月16日付)
・スラグ骨材が追加
JISC 収縮低減剤も制定へ(7月16日付)
・主要4協組で値上げ
栃木 原料費上昇に対応(7月16日付)
・メリットを「視覚化」
SEC協会 ブリーディング抑制検証(7月16日付)
・水害対策で方向性提示
国交省 総合治水を全国展開(7月16日付)
・着工前にリスク抽出 清水建設
打設支援システム開発 若手サポート(7月16日付)
・東海 生コン値上げ相次ぐ
骨材、運搬費上昇で(7月23日付)
・宇部三菱セメント 井本社長に聞く経営方針
ユーザーとの絆を強化 円滑な統合に注力(7月23日付)
・千葉北総も値上げ延期
コロナ影響で12月に 登販店に説明(7月23日付)
・技術力向上を推進
群馬東毛協組 将来見据え強み確立(7月23日付)
・新プラントを建設
北渡島生コン 新幹線に万全期す(7月23日付)
・活動成果を広く還元
PC建協 Webで業務報告(7月23日付)
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土木学会 新型コロナで声明(7月23日付)
・品質書類を自動作成 西松建設
生コン情報一元管理 クラウド活用(7月23日付)
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・コンクリート用化学混和剤協会(7月9日付)
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3、 文化情報(映画紹介)「狂武蔵」
8月21日より新宿武蔵野館ほか全国38館で公開
配給:アルバトロス・フィルム
監督:下村勇二 原案協力:園子温
出演:TAK∴(坂口拓) 山崎賢人 斎藤洋介 樋浦勉
2020年 91分
宮本武蔵が吉岡門弟らを相手にした一条寺下り松の決闘は、吉川英治の「宮本武蔵」の中で最もエキサイティングで、映画化も数多い。稲垣浩、森一生、佐伯幸三、伊藤大輔、内田吐夢、加藤泰など時代劇の名匠が「武蔵」を手掛けているが、必ず一条寺の決闘を入れている。変わり種として、溝口健二も『宮本武蔵』(44)を撮っている。一条寺の決闘から始まるが、原作は吉川英治ではなく菊池寛で、殺陣は迫力に欠けていた。
最も有名な作品は、内田吐夢監督が中村錦之助主演で描いた『宮本武蔵』5部作で、第4部『宮本武蔵 一条寺の決斗』(64)が実験的で素晴らしい。水田に足を取られながら、吉岡門弟73人を相手に死に物狂いで闘う殺陣は、映画史に残る名シーンとなっている。
今回紹介する『狂武蔵』(くるいむさし)は、一条寺の決闘を77分ワンカットで撮り切った異色作で、内田吐夢版と双璧をなす迫力だ。しかも、吉岡門弟の人数は400人。数百人との説もあるとは言え、400人となると、斬っても、斬っても、際限なく敵が斬りかかってくる。ワンカット撮影は、アレクサンドル・ソクーロフが『エルミタージュ幻想』(02)でエルミタージュ美術館を舞台に、美術品を見せつつ、ロマノフ王朝300年の歴史を96分ワンカットで撮影しているが、『狂武蔵』はアクションなので撮影条件は大きく違う。殺陣の段取り、リハーサルなど想像を絶する苦労があったと思う。
しかも、ただ斬りまくるだけではない。殺陣の創意工夫が型破りなのだ。斬った敵を蹴り倒したり、刀を回転させたり、刀の柄に鎌が仕込んであったりで、単調に陥ることなく、最後まで飽きさせない。
本作は坂口拓が9年前に77分ワンカットシーンを撮影し、そのまま眠っていた作品に、下村勇二が追加撮影(冒頭部分)と仕上げを担当した91分のアクション映画。坂口拓が自分の限界に挑んだ作品であるが、自己満足で終わらせていない。最後まで撮り切った気迫に恐ろしくなる。
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将棋の藤井聡太七段が公式戦の一つ、棋聖戦に初挑戦し、実力者の渡辺明三冠を下して史上最年少となる17歳11か月で初めてタイトルを獲得しました。最年少記録の更新は30年ぶりとのこと。竜王戦では決勝トーナメントまで勝ち上がったものの、初戦で敗れて姿を消しましたが、進行中の王位戦ではあと1勝で王位奪取の可能性があります。C2級からスタートする順位戦ではB2級まで上がっており、いずれはA級のトップ棋士となり名人への挑戦権を手にするでしょう。今の活躍ぶりや注目度は、タイトル戦で初の全七冠制覇を成し遂げ、現在も第一人者である羽生善治九段の若き日を彷彿とさせます。新型コロナウイルスの影響で何かと窮屈な昨今ですが、大きな期待を抱かせてくれる若武者として、これからも我々をワクワクさせてほしいものです。(T・M)
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