コンクリート新聞社 メールマガジンVol.137
2023/07/28 (Fri) 13:00
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▼▲▼ （Ｖol.137）2023年8月号
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毎月28日発行
発行所 株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1 イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2 講演会、セミナー情報
3 文化情報（映画）『イビルアイ』
4 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」７月のイチオシ記事
・競争力低下で四半世紀ぶり低水準～セメント輸出
セメント輸出の低迷が続いている。石炭価格の高騰による採算の悪化で国際競争力が低下し、輸出先を長年の取引実績がある客先などに限定せざるを得ないためだ。今年度の輸出は、アジア通貨危機の影響で急ブレーキがかかった２０００年前後以来、約四半世紀ぶりに７００万トン台まで落ち込む。セメント各社は、値上げに努めているものの、石炭高で逆に競争力を強めた産炭国のベトナムなどが輸出を拡大しており、思うような成果が上がっていないという。輸出を巡る環境が激変する中で、国内需給の調整弁と位置付けてきた輸出のあり方そのものを見直す動きも出てきた。（７月６日付）
・全生連、価格／需要減対策に力点～斎藤会長に聞く
全国生コン両連合会が６月２３日に開いた通常総会で新会長に斎藤昇一氏（東京都生コンクリート工業組合理事長）が選出され、新体制が始動した。斎藤会長は、吉野友康前会長が３期６年間で取り組んできた「生コン品質の向上」「需要減少対策」「業界のイメージアップ」「カーボンニュートラル対応」「価格対策」の５つの重点課題を引き継ぎ、業界の課題克服に向けた取り組みを進めていく考えを示した。特に、業界の存続に直結する価格対策、需要減少対策は急務とし、力点を置いて取り組む。（７月２２日付）
「コンクリート新聞」７月の主な見出し
・全生連会長に斎藤氏
吉野体制の方針継続 価格対策やり遂げる（６月２９日付）
・セメント協会、国交省に要望書
事業量確保へ予算増額を 長橋局長「前向きに検討」（６月２９日付）
・稼働率低下８２％に
セメント 脱ロシア炭が鮮明 昨年度（６月２９日付）
・長岡高専にミキサ寄贈
長岡協組ら 技術育成に貢献（６月２９日付）
・年内に２万円完遂へ
千葉北部 キャンセル規定強化（６月２９日付）
・旧契約３０００円値上げ
玉川協組 不承諾で契約解除 １０月出荷分（６月２９日付）
・品質中心に独自活動
鹿児島広域生コン協組 中西理事長に聞く 運搬技術者、安全徹底図る（６月２９日付）
・出荷回復７０万m3台
北九州協組 ４月から４０００円上げ（６月２９日付）
・「関連業界と絆深化」
徳島工組 創立５０周年式典開く（６月２９日付）
・福島ＲＤＭセンター竣工
會澤高圧 保有技術を投入（７月６日付）
・元組合員１９年ぶり復帰
神奈川協組 値上げに追い風 ２万円目標（７月６日付）
・５月出荷、伸び欠く
生コン 東京のマイナス響く（７月６日付）
・値上げ浸透に手応え
東関東協組 西森理事長 広域化検討の時期（７月６日付）
・残・戻りコン活用を
香川工組 生コン業界のＣＮ対策 中田教授が解説（７月６日付）
・燃料由来のＣＯ２削減
セメント ベンチャー技術を紹介 東京大学（７月６日付）
・クリーンクリート推進
大林組 ＣＣＵ粉体混入 ＣＯ２収支マイナスに（７月６日付）
・２か月で満額反映
札幌協組 ４５００円値上げを完遂（７月１３日付）
・販売減も需要底堅く
固化材 特殊土向け７割超 昨年度（７月１３日付）
・４年ぶり対面開催
ＪＣＩ年次大会 約３０００人参加（７月１３日付）
・３５００円値上げを完遂
湘南 １０月に残コン有償化（７月１３日付）
・価格転嫁状況を把握
北海道工組 工場の実態調査（７月１３日付）
・価格改定の速度加速
全生連調査 ２次値上げ反映５割に（７月１３日付）
・骨材価格１年で急上昇
名古屋 燃料高、需給タイト化（７月１３日付）
・波板事業から撤退
宇部興産建材 販売会社は解散へ（７月１３日付）
・ＣＮ／電子化に対応
生コンＪＩＳ パブコメ開始（７月２０日付）
・新幹線工事で管理強化
ＪＲＴＴ 熊谷組の虚偽報告受け 全数確認（７月２０日付）
・８協組で２ケタ増
北海道 札幌、再開発本格化 ４～６月出荷（７月２０日付）
・千葉砂、今秋値上げ
生産／輸送をテコ入れ（７月２０日付）
・環境配慮型の３ＤＰ
金工大／鹿島 ＳＵＩＣＯＭとコラボ（７月２０日付）
・ＣＯ２排出量３１トン削減
鹿島 環境配慮コン採用で（７月２０日付）
・長崎の「道守」紹介
構造物診断セミナー 小規模橋梁 点検技術を要望（７月２０日付）
・コスト転嫁が加速
生コン 大幅な価格上伸続出 増える出荷ベース（７月２７日付）
・スマホで撮影、瞬時予測
ＵＢＥ三菱 骨材粒度、ＡＩ利用（７月２７日付）
・１０月から２５００円値上げ
仙台協組 ３か月条項を１か月短縮（７月２７日付）
・混入率は５０％以下
土木学会 カーボンリサイクルに寄与 ＣＧＳ施工指針（７月２７日付）
・埼玉県／日高市と協定
太平洋セメント 循環型社会形成へ（７月２７日付）
・首相サウジ訪問に同行
會澤高圧 ＰＣ建築戦略を推進（７月２７日付）
・ＣＮ／ＤＸで新組織
ＵＢＥ三菱 施策の推進役（７月２７日付）
・自走式破砕機が好調
日工 砕石現場や災復追い風（７月２７日付）
・年間１６２３トンのＣＯ２削減
上田商会 低炭素、再エネ推進で（７月２７日付）
・台湾の視察受け入れ
川端工業 透水コンの見学会（７月２７日付）
「コンクリート新聞」７月の特集
・九州地区特集（６月２９日付）
・夏季東海特集（７月６日付）
・四国地区特集（７月１３日付）
・特集 近畿地区の生コン（７月１３日付）
・特集 関東一区の生コン（７月２０日付）
・関東二区地区特集（７月２７日付）
・北陸地区特集（７月２７日付）
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○2023年度 建設マネジメント委員会 研究成果発表会・表彰式
8月2日 会場・土木学会 2階 講堂（東京）・Web
詳細はこちら https://www.jsce.or.jp/
○第26回橋に関するシンポジウム「鋼橋の維持管理～補修・補強技術の最前線～」
8月4日 会場・法政大学 市ヶ谷キャンパス富士見ゲート4階・Web
詳細はこちら https://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○eラーニング 講習会「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」
2024年3月14日まで 会場・Web
詳細はこちら https://www.aij.or.jp/
○eラーニング 講習会「建築保全標準（鉄筋コンクリート造建築物）」
2024年3月14日まで 会場・Web
詳細はこちら https://www.aij.or.jp/
○eラーニング 講習会「鋼管充填コンクリート調合設計・施工指針」
2024年3月14日まで 会場・Web
詳細はこちら https://www.aij.or.jp/
○eラーニング 講習会「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」
2024年3月14日まで 会場・Web
詳細はこちら https://www.aij.or.jp/
・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2023～コンクリート構造物の健康寿命を延ばし、脱炭素社会の構築に寄与する～」
8月9日 宮城 8月30・31日 福岡
詳細はこちら http://www.j-cma.jp/
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3、 文化情報（映画紹介）『イビルアイ』
7月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか順次全国公開
配給：ＡＭＧエンタテインメント
監督・脚本：アイザック・エスバン
脚本：ジュニア・ロザリオ、エドガー・サン・フアン
出演：オフェリア・メディナ、パオラ・ミゲル、サマンサ・カスティージョ
2022年 メキシコ 100分
メキシコ製のホラー映画である。でも、スプラッタ（流血）シーンはなく、突然大きな音で驚かすわけでもないので、スリラーと分類すべきかもしれない。
メキシコは1960年代から80年代にかけて、スリラー、ホラー映画が量産されていた。土地柄がそういうジャンルに適していたのかもしれない。30年初期に、ソ連からセルゲイ・Ｍ・エイゼンシュテインが訪れ『メキシコ万歳』を撮っているのも、メキシコに魅かれるものがあったのだろう。シュールレアリズムの巨匠ルイス・ブニュエルは47年から65年まで、メキシコで『忘れられた人々』『昇天峠』『皆殺しの天使』『ナザリン』など多くの名作を発表している。
本作は、メキシコ・ホラーとシュールレアリズムの流れを汲む、子供の視点で描いたファンタジーと悪夢の入り混じった作品である。
13歳の少女ナラは、妹の病気療養のため、姉妹で母の田舎に行く。森に囲まれた住居で暮らすお婆ちゃんは、お手伝いさんが話してくれた魔女ではないか。ナラはそう思い込む。
次々と怪しい行動のお婆ちゃん。母に連絡しようとしたら、お婆ちゃんにスマホを壊されてしまう。きっと、夜中に妹の生き血を吸い、若返るのだ。妹を守らなければ。
深夜、妹を連れて逃げ出すナラ。だが、森で迷ってしまう。病気の妹はもう動けない。やがてお手伝いさんの住む家に辿り着くが、お婆ちゃんのもとに連れ戻されてしまう。みんなお婆ちゃんの同類なのだ。
お婆ちゃんは魔女なのか。ナラの思い込みなのか。そして予想外の見事なラスト。
アイザック・エスバン監督の才気溢れる、重層的な構造の見応えある作品である。
公式サイト https://evileye-movie.jp/
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│編│集│
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│後│記│
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ＴＢＳ系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の６月21日の放送回「昭和はむちゃくちゃだった系の映像、全部ウソでもＺ世代は気付かない説」が、ＮＰＯ法人放送批評懇談会が主催するギャラクシー賞の６月度月間賞を受賞しました。企画内容はタイトルの通り、昭和世代のタレントたちが、1990年代後半以降生まれのいわゆるＺ世代のタレントたちに、昭和時代の文化や習慣をねつ造した形で教えるというものです。「1957年に『生贄禁止法』が制定されるまで、建造物の工事では人間が生贄にささげられていた」などの嘘が、綿密に作り込まれた映像とともに紹介されていました。昭和世代によるもっともらしい解説も加わり、Ｚ世代は騙し込まれていました。賞の選評では「フェイクを逆手にとりエンターテインメントとした企画が出色」とあります。テレビ番組なのでつい笑ってしまう娯楽として成立しますが、その本質は歴史の改ざんと言っても過言ではありません。映像や言論次第では事実を歪めることができるのだと思い知らされました。（Ｙ・Ｉ）
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今月のメールマガジンの内容
1 イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2 講演会、セミナー情報
3 文化情報（映画）『イビルアイ』
4 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」７月のイチオシ記事
・競争力低下で四半世紀ぶり低水準～セメント輸出
セメント輸出の低迷が続いている。石炭価格の高騰による採算の悪化で国際競争力が低下し、輸出先を長年の取引実績がある客先などに限定せざるを得ないためだ。今年度の輸出は、アジア通貨危機の影響で急ブレーキがかかった２０００年前後以来、約四半世紀ぶりに７００万トン台まで落ち込む。セメント各社は、値上げに努めているものの、石炭高で逆に競争力を強めた産炭国のベトナムなどが輸出を拡大しており、思うような成果が上がっていないという。輸出を巡る環境が激変する中で、国内需給の調整弁と位置付けてきた輸出のあり方そのものを見直す動きも出てきた。（７月６日付）
・全生連、価格／需要減対策に力点～斎藤会長に聞く
全国生コン両連合会が６月２３日に開いた通常総会で新会長に斎藤昇一氏（東京都生コンクリート工業組合理事長）が選出され、新体制が始動した。斎藤会長は、吉野友康前会長が３期６年間で取り組んできた「生コン品質の向上」「需要減少対策」「業界のイメージアップ」「カーボンニュートラル対応」「価格対策」の５つの重点課題を引き継ぎ、業界の課題克服に向けた取り組みを進めていく考えを示した。特に、業界の存続に直結する価格対策、需要減少対策は急務とし、力点を置いて取り組む。（７月２２日付）
「コンクリート新聞」７月の主な見出し
・全生連会長に斎藤氏
吉野体制の方針継続 価格対策やり遂げる（６月２９日付）
・セメント協会、国交省に要望書
事業量確保へ予算増額を 長橋局長「前向きに検討」（６月２９日付）
・稼働率低下８２％に
セメント 脱ロシア炭が鮮明 昨年度（６月２９日付）
・長岡高専にミキサ寄贈
長岡協組ら 技術育成に貢献（６月２９日付）
・年内に２万円完遂へ
千葉北部 キャンセル規定強化（６月２９日付）
・旧契約３０００円値上げ
玉川協組 不承諾で契約解除 １０月出荷分（６月２９日付）
・品質中心に独自活動
鹿児島広域生コン協組 中西理事長に聞く 運搬技術者、安全徹底図る（６月２９日付）
・出荷回復７０万m3台
北九州協組 ４月から４０００円上げ（６月２９日付）
・「関連業界と絆深化」
徳島工組 創立５０周年式典開く（６月２９日付）
・福島ＲＤＭセンター竣工
會澤高圧 保有技術を投入（７月６日付）
・元組合員１９年ぶり復帰
神奈川協組 値上げに追い風 ２万円目標（７月６日付）
・５月出荷、伸び欠く
生コン 東京のマイナス響く（７月６日付）
・値上げ浸透に手応え
東関東協組 西森理事長 広域化検討の時期（７月６日付）
・残・戻りコン活用を
香川工組 生コン業界のＣＮ対策 中田教授が解説（７月６日付）
・燃料由来のＣＯ２削減
セメント ベンチャー技術を紹介 東京大学（７月６日付）
・クリーンクリート推進
大林組 ＣＣＵ粉体混入 ＣＯ２収支マイナスに（７月６日付）
・２か月で満額反映
札幌協組 ４５００円値上げを完遂（７月１３日付）
・販売減も需要底堅く
固化材 特殊土向け７割超 昨年度（７月１３日付）
・４年ぶり対面開催
ＪＣＩ年次大会 約３０００人参加（７月１３日付）
・３５００円値上げを完遂
湘南 １０月に残コン有償化（７月１３日付）
・価格転嫁状況を把握
北海道工組 工場の実態調査（７月１３日付）
・価格改定の速度加速
全生連調査 ２次値上げ反映５割に（７月１３日付）
・骨材価格１年で急上昇
名古屋 燃料高、需給タイト化（７月１３日付）
・波板事業から撤退
宇部興産建材 販売会社は解散へ（７月１３日付）
・ＣＮ／電子化に対応
生コンＪＩＳ パブコメ開始（７月２０日付）
・新幹線工事で管理強化
ＪＲＴＴ 熊谷組の虚偽報告受け 全数確認（７月２０日付）
・８協組で２ケタ増
北海道 札幌、再開発本格化 ４～６月出荷（７月２０日付）
・千葉砂、今秋値上げ
生産／輸送をテコ入れ（７月２０日付）
・環境配慮型の３ＤＰ
金工大／鹿島 ＳＵＩＣＯＭとコラボ（７月２０日付）
・ＣＯ２排出量３１トン削減
鹿島 環境配慮コン採用で（７月２０日付）
・長崎の「道守」紹介
構造物診断セミナー 小規模橋梁 点検技術を要望（７月２０日付）
・コスト転嫁が加速
生コン 大幅な価格上伸続出 増える出荷ベース（７月２７日付）
・スマホで撮影、瞬時予測
ＵＢＥ三菱 骨材粒度、ＡＩ利用（７月２７日付）
・１０月から２５００円値上げ
仙台協組 ３か月条項を１か月短縮（７月２７日付）
・混入率は５０％以下
土木学会 カーボンリサイクルに寄与 ＣＧＳ施工指針（７月２７日付）
・埼玉県／日高市と協定
太平洋セメント 循環型社会形成へ（７月２７日付）
・首相サウジ訪問に同行
會澤高圧 ＰＣ建築戦略を推進（７月２７日付）
・ＣＮ／ＤＸで新組織
ＵＢＥ三菱 施策の推進役（７月２７日付）
・自走式破砕機が好調
日工 砕石現場や災復追い風（７月２７日付）
・年間１６２３トンのＣＯ２削減
上田商会 低炭素、再エネ推進で（７月２７日付）
・台湾の視察受け入れ
川端工業 透水コンの見学会（７月２７日付）
「コンクリート新聞」７月の特集
・九州地区特集（６月２９日付）
・夏季東海特集（７月６日付）
・四国地区特集（７月１３日付）
・特集 近畿地区の生コン（７月１３日付）
・特集 関東一区の生コン（７月２０日付）
・関東二区地区特集（７月２７日付）
・北陸地区特集（７月２７日付）
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○2023年度 建設マネジメント委員会 研究成果発表会・表彰式
8月2日 会場・土木学会 2階 講堂（東京）・Web
詳細はこちら https://www.jsce.or.jp/
○第26回橋に関するシンポジウム「鋼橋の維持管理～補修・補強技術の最前線～」
8月4日 会場・法政大学 市ヶ谷キャンパス富士見ゲート4階・Web
詳細はこちら https://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○eラーニング 講習会「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」
2024年3月14日まで 会場・Web
詳細はこちら https://www.aij.or.jp/
○eラーニング 講習会「建築保全標準（鉄筋コンクリート造建築物）」
2024年3月14日まで 会場・Web
詳細はこちら https://www.aij.or.jp/
○eラーニング 講習会「鋼管充填コンクリート調合設計・施工指針」
2024年3月14日まで 会場・Web
詳細はこちら https://www.aij.or.jp/
○eラーニング 講習会「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」
2024年3月14日まで 会場・Web
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・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2023～コンクリート構造物の健康寿命を延ばし、脱炭素社会の構築に寄与する～」
8月9日 宮城 8月30・31日 福岡
詳細はこちら http://www.j-cma.jp/
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3、 文化情報（映画紹介）『イビルアイ』
7月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか順次全国公開
配給：ＡＭＧエンタテインメント
監督・脚本：アイザック・エスバン
脚本：ジュニア・ロザリオ、エドガー・サン・フアン
出演：オフェリア・メディナ、パオラ・ミゲル、サマンサ・カスティージョ
2022年 メキシコ 100分
メキシコ製のホラー映画である。でも、スプラッタ（流血）シーンはなく、突然大きな音で驚かすわけでもないので、スリラーと分類すべきかもしれない。
メキシコは1960年代から80年代にかけて、スリラー、ホラー映画が量産されていた。土地柄がそういうジャンルに適していたのかもしれない。30年初期に、ソ連からセルゲイ・Ｍ・エイゼンシュテインが訪れ『メキシコ万歳』を撮っているのも、メキシコに魅かれるものがあったのだろう。シュールレアリズムの巨匠ルイス・ブニュエルは47年から65年まで、メキシコで『忘れられた人々』『昇天峠』『皆殺しの天使』『ナザリン』など多くの名作を発表している。
本作は、メキシコ・ホラーとシュールレアリズムの流れを汲む、子供の視点で描いたファンタジーと悪夢の入り混じった作品である。
13歳の少女ナラは、妹の病気療養のため、姉妹で母の田舎に行く。森に囲まれた住居で暮らすお婆ちゃんは、お手伝いさんが話してくれた魔女ではないか。ナラはそう思い込む。
次々と怪しい行動のお婆ちゃん。母に連絡しようとしたら、お婆ちゃんにスマホを壊されてしまう。きっと、夜中に妹の生き血を吸い、若返るのだ。妹を守らなければ。
深夜、妹を連れて逃げ出すナラ。だが、森で迷ってしまう。病気の妹はもう動けない。やがてお手伝いさんの住む家に辿り着くが、お婆ちゃんのもとに連れ戻されてしまう。みんなお婆ちゃんの同類なのだ。
お婆ちゃんは魔女なのか。ナラの思い込みなのか。そして予想外の見事なラスト。
アイザック・エスバン監督の才気溢れる、重層的な構造の見応えある作品である。
公式サイト https://evileye-movie.jp/
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│編│集│
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│後│記│
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ＴＢＳ系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の６月21日の放送回「昭和はむちゃくちゃだった系の映像、全部ウソでもＺ世代は気付かない説」が、ＮＰＯ法人放送批評懇談会が主催するギャラクシー賞の６月度月間賞を受賞しました。企画内容はタイトルの通り、昭和世代のタレントたちが、1990年代後半以降生まれのいわゆるＺ世代のタレントたちに、昭和時代の文化や習慣をねつ造した形で教えるというものです。「1957年に『生贄禁止法』が制定されるまで、建造物の工事では人間が生贄にささげられていた」などの嘘が、綿密に作り込まれた映像とともに紹介されていました。昭和世代によるもっともらしい解説も加わり、Ｚ世代は騙し込まれていました。賞の選評では「フェイクを逆手にとりエンターテインメントとした企画が出色」とあります。テレビ番組なのでつい笑ってしまう娯楽として成立しますが、その本質は歴史の改ざんと言っても過言ではありません。映像や言論次第では事実を歪めることができるのだと思い知らされました。（Ｙ・Ｉ）
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