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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.147）2024年6月号
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　文化情報（映画）『プリンス　ビューティフル・ストレンジ』
4　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」５月のイチオシ記事

・５年で１５００万ｍ３減少、過去最低の７０１８万ｍ３～生コン
全国生コンクリート工業組合連合会、同協同組合連合会（斎藤昇一会長）が４月２５日発表した２０２３年度の生コン出荷量（非組合員は推定）は、前年比５・７％減の７０１８万２千ｍ３だった。７千万ｍ３台に踏みとどまるも５年連続で過去最低を更新した。８５４８万１千ｍ３を記録した１８年度比では１７・９％減、この５年で１５００万ｍ３の落ち込みとなる。需要別では官公需が７・６％減の２２６２万３千ｍ３、民需が４・８％減の４７５５万９千ｍ３だった。官公需は５年連続、民需は２０年度以来３年ぶりの前年割れ。官公需と民需の構成比は３２・２：６７・８だった。（５月９日付）

・来年４月に２０００円値上げ～太平洋セメント
太平洋セメントは９日、セメント・セメント系固化材の販売価格を２０２５年４月１日出荷分から２０００円以上引き上げると表明した。国内需要の減退、物流費、修繕費、人件費の上昇など経営環境が厳しさを増す中で、国内セメント事業を安定して続けるには値上げが必要と判断した。生コンやコンクリート二次製品など需要家の商慣習や製品価格への転嫁を考慮して表明から実施まで約１年の準備期間を設けた。これまでのように段階的な受け入れや時期で譲歩せず、同日から一気に２０００円値上げする方針だ。（５月１６日付）

「コンクリート新聞」５月の主な見出し
・キルン１系列停止
トクヤマ　生産体制を最適化（５月９日付）
・内需低迷３４００万トン台に
セメント　複数要因が下押し（５月９日付）
・４割超が年内に値上げ
全生連調査　旧契改定、８６協組が実現（５月９日付）
・大台の早期実現目指す
千葉中央　ベース品で利益確保（５月９日付）
・統一仕入価格制を導入
千葉北総　旧・新契の収益差是正（５月９日付）
・来年１月値上げ予定
玉川　正式決定は先延ばし（５月９日付）
・「成長できる業界に」
両卸連総会　手を携え難局乗り切る（５月９日付）
・前年を約６０万トン下回る
パイル　全地区減で過去最低（５月９日付）
・福田氏に旭日重光章
叙勲・褒章　セメント産業の発展に尽力（５月９日付）
・ＣＯ２、８割削減を実現
ＵＢＥ三菱　環境配慮コン開発（５月９日付）
・スライド適用の閲覧を
全生連　調査で公表義務が判明（５月９日付）
・足尾の緑化へ寄付
西部生コン　ＳＤＧｓ推進（５月９日付）
・セメント用を輸出
石灰石　円安、生産バランス維持で（５月１６日付）
・市況安定へ体制強化
静岡広域協組　全支部による共販目指す（５月１６日付）
・４月から１５００円上げ
いわき協組　価格表、スライド型に（５月１６日付）
・値上げの歩みに誇り
峡南協組　今春も２０００円アップ（５月１６日付）
・材料授業実習を展開
静岡理工科大　生コン業界にも入職（５月１６日付）
・能登支援で「無力感」
ドローン業界　実動に課題（５月１６日付）
・売価引き上げ追求を
中小企業白書　省力化投資も（５月１６日付）
・外国人採用に重点
早水圧送　労働環境整備に努める（５月１６日付）
・混合セメント販売拡充
太平洋セメント　輸出能力を増強（５月２３日付）
・営業益率１０％以上に
太平洋セメント　収益重視で国内再生（５月２３日付）
・国内セメント、業績復調
大手３社　値上げ・炭価改善（５月２３日付）
・時代に合った組合に
千葉西部　値上げ完遂へ結束（５月２３日付）
・環境負荷低減に関心
セ協技術大会　最新の研究成果発信（５月２３日付）
・Ｈ―ＢＡを８割に
長谷工　普通コンとの置き換えで（５月２３日付）
・生徒の商業研究に協力
柳澤建設　排水で新ビジネス（５月２３日付）
・非化石化戦略を策定
エネ庁　キルンの水素利用へ（５月２３日付）
・ＰＣａ推進へ要領実装
日建連　関東地整と意見交換（５月２３日付）
・６月２６日から松山で
ＪＣＩ　年次大会開催（５月２３日付）
・首長自らメンテＰＲを
インフラ会議　全国大会開く（５月２３日付）

「コンクリート新聞」５月の特集
・セメント技術大会特集（５月９日付）
・静岡工組創立５０周年特集（５月１６日付）
・特集 コンクリートポンプ（５月１６日付）
・石灰石鉱業大会特集（５月２３日付）

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○舗装材料の特性と評価に関する報告会
6月6日 会場・土木学会2階講堂（東京）
詳細はこちら https://www.jsce.or.jp/

○コンクリート構造物における細目の役割と活用の提案「部材詳細の設計と照査に関する研究小委員会（第2期）」成果報告会
6月13日 会場・土木学会2階講堂（東京）・Web
詳細はこちら https://www.jsce.or.jp/

○2024年度建設業の働き方改革に関するシンポジウム
6月18日 会場・土木学会2階講堂（東京）・Web
詳細はこちら https://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○eラーニング 講習会「建築工事標準仕様書 JASS5 鉄筋コンクリート工事」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

○eラーニング 講習会「建築工事標準仕様書 JASS8 防水工事」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

○eラーニング 講習会「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

○eラーニング 講習会「建築保全標準（鉄筋コンクリート造建築物）」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

○eラーニング 講習会「鋼管充填コンクリート調合設計・施工指針」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

○eラーニング 講習会「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

○eラーニング 講習会「鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁混合構造設計指針」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

○eラーニング 講習会「鉄筋コンクリート構造保有水平耐力計算規準」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

○eラーニング 講習会「鉄筋コンクリート組積造（RM造）建物の構造設計・計算規準」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

○eラーニング 講習会「壁式鉄筋コンクリート厚肉床壁構造設計指針」
2025年3月13日まで　会場・Web
詳細はこちら　https://www.aij.or.jp/

・日本コンクリート工学会
○コンクリート工学年次大会2024（松山）
6月26～28日 アイテムえひめ（愛媛国際貿易センター）
詳細はこちら　https://www.jci-net.or.jp/

・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物のコンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2024」
6月5～6日　福岡　25日　北海道
詳細はこちら　http://www.j-cma.jp/

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3、 文化情報（映画紹介）『プリンス　ビューティフル・ストレンジ』

6月7日、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか順次全国公開
配給：アルバトロス・フィルム
監督：ダニエル・ドール、エリック・ウィーガンド
2021年　カナダ　68分

57歳で急逝したミュージシャン、プリンス（1958年6月7日～2016年4月21日）のドキュメンタリー。
ミネソタ州ミネアポリスで生まれたプリンスは、住民のほとんどが白人という環境下で多感な青春時代を過ごした。地元のブラックコミュニティ「ザ・ウェイ」での音楽的な原体験がこのドキュメンタリーの核である。差別の激しいミネアポリスからミネアポリス・サウンドを生みだし、ペイズリー・パーク・スタジオを設立した。
自伝的映画『プリンス／パープル・レイン』（1984）とそのサントラのメガヒットで世界的スターとなり、12枚のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出した。7度のグラミー賞を受賞、2004年にはロックの殿堂入りを果たすなど、ロック・ポップス界の頂点に君臨し続けるが、苦悩も抱えていた。ワーナー・ブラザースとの長期契約である。
契約金は音楽史上最高額となった1億ドル。ワーナー・ブラザースの副社長の座に就き、アルバム発表ごとに200万ドルの報酬金を受け取るという条件だったが、プリンスにとっては作品作りに規制が掛かり、自分が望むような活動ができなかった。お互いの信頼関係が崩れ始め、ワーナーとの契約消化のためハイペースでアルバムを発表し続ける。報酬と契約という拘束を嫌って、自由を選び闘ったのが彼の生き方であった。
恩師・家族が語る幼少期のエピソード、さらにチャカ・カーン、チャックＤ、ビリー・ギボンズらプリンスを敬愛するミュージシャンのインタビューも交えながら、彼の実像に迫っている。

オフィシャルサイト　https://prince-movie.com/

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│編│集│
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│後│記│
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昨今あらゆるビジネスの現場で話題になるのが、ＡＩ（人工知能）の活用による業務合理化です。人手不足が叫ばれる中、ＡＩでも可能な仕事、あるいは人間よりもＡＩのほうが得意な仕事はなるべくＡＩに任せ、人間の負担を軽減していくのが理想的です。新聞記者の業務でＡＩが大いに貢献するのは、やはり自動文字起こしです。アプリの音声認識の精度が完璧でないのは仕方ないにしても、録音データを文書化できるのは革新的なことです。１時間のインタビューの音源を、人がパソコンのキーボードを叩いて文字に起こせば２～３時間以上かかるでしょうが、ＡＩに委ねれば１分もかかりません。所要時間を従来の１％未満に削減する。これは例えば、移動手段を時速４ｋｍの徒歩から時速３００ｋｍの新幹線に変更するような、驚くべき時間短縮です。こうした自動文字起こしによる一種のＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）は今、様々な職種において会議の議事録の作成などでも広まっているようです。（Ｙ・Ｉ）

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