コンクリート新聞社 メールマガジンVol.154
2024/12/28 (Sat) 13:00
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▼▲▼ （Ｖol.154）2025年1月号
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毎月28日発行
発行所 株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1 イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2 講演会、セミナー情報
3 文化情報（映画）『FPU～若き勇者たち～』
4 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」２４年１２月のイチオシ記事
・３次値上げ一区切り～生コン
生コンの３次値上げにおおむね区切りがついた。全国生コン両連合会（斎藤昇一会長）の調査によると、年内に生コン価格を改定する生コン協同組合は２５７協組中１１８協組（１１月２６日集計時点）で、１０月改定の１８協組を含む計１１８協組が同月までに改定済みだった。セメント値上げを転嫁した過去２回の生コン値上げに続く今年の価格改定は、骨材や輸送費などの値上げ、従業員の処遇改善、設備の維持管理費確保、需要減など理由が複合化。生コン業界は事業継続に向けた適正価格確保へ新たな局面に入っている。（１２月５日付）
・需要低迷が長期化～2024年の生コン
生コン業界の２０２４年は事業継続に向けた環境整備に取り組んだ年だった。２度にわたるセメントの大幅値上げへの対応が一服した一方で、骨材価格の高騰が全国で広がり、大きな負担を強いられた。さらに深刻なのが官公需の長期的な低迷などを背景とした生コン需要の減少だ。建設業・物流業の２０２４年問題の影響も建設現場に徐々に現れてきており、需要を押し下げる要因となっている。全国生コン両連合会では今年度の需要を６９５０万m3と想定しているが、現状のペースで推移すると６６００万～６７００万m3まで落ち込む公算が高い。需要環境が厳しい中で、適正価格の確保、労働条件の改善、イメージアップなどに力を注ぎ、相応の成果をあげた。（１２月１９日付）
「コンクリート新聞」２４年１２月の主な見出し
・需要想定達成困難に
生コン 官公需の長期低迷続く（１２月５日付)
・８割以上が実施へ
北海道 完全週休２日制 来春までに（１２月５日付）
・反転の兆し見えず
セメント 軽量骨材逼迫など影響 １０月販売（１２月５日付）
・１３か月条項適用へ
群馬東毛協組 半年で４３００円値上げ（１２月５日付）
・トップセミナー初開催
北海道工組 需要とＣＮテーマ（１２月５日付）
・ミキサ車で排水体験
和歌山工組青年部 ゆにフェスにブース出展（１２月５日付）
・創立１１０周年祝う
土木学会 土木の将来像を描く（１２月５日付)
・「業界全体の問題」
有識者委 アスファルト不正納入で（１２月５日付）
・労務費確保をテーマに
建専連全国大会 笑い交え現場を表現（１２月５日付）
・公共投資の拡大を要望
セ協会長 国交相を表敬訪問（１２月５日付）
・札幌砕石共販
若者向けＰＲ動画話題 キャラでイメージ刷新（１２月５日付）
・広島工業高校が連覇
甲子園 準優勝は徳島阿南光（１２月１２日付）
・ダム壁面にゴジラ
ケルヒャー 洗浄技術で描く（１２月１２日付）
・「難局一丸で乗り越える」
中国本部が地区会議（１２月１２日付）
・「新潟を守る一助に」
工組・協組で技術講習（１２月１２日付）
・中央京都協組
品質第一で協組運営 第三者の目で意識向上（１２月１２日付）
・消火用水を搬送
東京工組 訓練にミキサ車派遣・埼玉北部も値上げ（１２月１２日付）
・圧送量減も売上増
圧送単価 上昇裏付ける結果に 全圧連調査（１２月１２日付）
・土木の活躍を発信
土木学会 新宿でドボコレ開催（１２月１２日付）
・海外へ視野拡大を
ＪＣＢＡ 施工と一体で安全構築へ（１２月１２日付）
・ＦＡのＪＩＳ改正解説
協会講習会 利用促進で低炭素寄与（１２月１２日付）
・ダム堤体にＥＣＭコン
鹿島 ＣＯ２削減と品質確保（１２月１２日付）
・来春に３０００円値上げ
岩手協組 完全週休２日も導入（１２月１９日付）
・価格転嫁の実力試す
セメント 稼ぐ体質へ値上げ ２５年展望（１２月１９日付）
・政治、技術動向で研修
関東二区 品質管理にＩＣＴ活用も（１２月１９日付）
・供試体製作で技術競う
鹿児島工組 強度発現と近似値で（１２月１９日付）
・ＣＮの本質の理解を
滋賀工組 松家氏招き講演会（１２月１９日付）
・固着抑制剤拡販へ
ＳＣＭ 東京でトップセールス（１２月１９日付）
・ＰＣａ化の推進強調
ＰＣ建協 小項目組み入れを 地整と意見交換（１２月１９日付）
・吹付けコンを自動施工
安藤ハザマ 完全無人化へ（１２月１９日付）
・床版取替えで省力工法
奥村組ら 作業時間が７５％短縮（１２月１９日付）
・バイオ炭ブロックでＣＮ
トクヤマ フジタと共同開発（１２月１９日付）
・九州理事長会議を初開催
全生連斎藤会長へ意見（１２月１９日付）
・桑野道路工事を視察
ＳＥＣ協会 採用現場で意見交換（１２月１９日付）
・袖壁増設で新製品
太平洋マテ 既設建築の耐震補強（１２月１９日付）
・デザインコンペ開催
ＪＥＧ グランプリ作品を選出（１２月１９日付）
「コンクリート新聞」２４年１２月の特集
・特集循環型社会に貢献するセメント産業（１２月５日付）
・特集神奈川県の生コン（１２月１２日付）
・太平洋セメント特集（１２月１９日付）
2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・日本建築学会
〇２０２５年新年交礼会
１月６日 会場・建築会館ホール
詳細はこちら https://b.bme.jp/17/17/74/XXXX
〇２０２４年度日本建築学会支部共通事業「鉄筋コンクリート構造計算規準」改定講習会（大阪会場）
１月２７日 会場・大阪科学技術センター大ホール
詳細はこちら https://b.bme.jp/17/17/75/XXXX
〇２０２４年度日本建築学会支部共通事業「鉄筋コンクリート構造計算規準」改定講習会（広島会場）
１月３１日 会場・広島県情報プラザ
詳細はこちら https://b.bme.jp/17/17/76/XXXX
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3、 文化情報（映画紹介）『FPU～若き勇者たち～』
2025年1月10日、ＴＯＨＯシネマズ日比谷ほか全国公開
配給：ハーク
監督：リー・タッチウ
製作総指揮：アンドリュー・ラウ
出演：ホアン・ジンユー、ワン・イーボー、チョン・チューシー、オウ・ハオ
2024年 中国映画 101分
中国から派遣された国連平和維持警察隊の活動を描いた熱いアクション映画。アフリカ某国の反政府暴走勢力と、政府軍の武力衝突から人民を守るため、10名のチーム第1分隊を結成。現地に向かう。
法も秩序も失われた地域。医療支援や食料などの生活支援に尽力するが、爆破、狙撃などで地域の不安と緊張は和らぐことがない。反政府集団のリーダーを虐殺容疑で逮捕する。彼は、この国を武力で支配する恐怖政治を目論み、不満分子はスナイパーを使って抹殺していたのだ。
彼に殺された遺族は、裁判で証言する決意だった。それを阻止しようと、残党は議員らを拉致し、リーダーの解放を求めた。第１分隊がアジトに突入し、激しい銃撃戦が展開される。混乱の中、指示が行き渡らず、隊員に負傷者が出る。これが後に査問委員会で問題になる。状況を知らず、責任論で攻める上層部に、「判断を仰ぐ時間はない。人命救助を優先したことに問題はない」と反論し、隊員を守り抜く分隊長（ホアン・ジンユー）であった。
そして裁判の日、ロケット弾、爆弾攻撃が始まる。通訳の隊員（チョン・チューシー）が負傷し、狙撃手の隊員は敵に捕まり、時限爆弾を体に仕掛けられ解放される。逃げるべきか、爆弾の解除を選ぶべきか。どちらを選んでも後に問題視されそうだ。逃げる時間も、時限爆弾を解除する時間もない。分隊長が選んだのは…。
過激なアクション、隊員たちの責任感と結束、敵の悪辣さ。娯楽要素が詰まっているが、現場を知らない上層部の責任論に対する批判も込められている。そこにあるのは上層部の保身だ。中国だけではない、どの国にもいる連中で、分隊長の熱い証言、反論は、もはや演説である。プロデューサーのアンドリュー・ラウは、どうしても言わせたかったのだろう。
公式サイト https://b.bme.jp/17/17/77/XXXX
│編│集│
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│後│記│
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２０２４年の新語・流行語大賞にテレビドラマの「ふてほど」が選ばれましたが、ノミネートされた全３０候補を眺めてみると、個人的には約２４％に当たる７つの意味を知りませんでした。特に、若者やゲーム、ＳＮＳに関連したワードに弱く、「アザラシ幼稚園」「８番出口」「ＢｅＲｅａｌ」は一体なんのことやら。「最近の若いやつは・・・」とこぼしたくなりますが、それでは「ソフト老害」と言われてしまうかもしれません。皆さま、良いお年をお迎えください（Ｗ・Ｙ）
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2 講演会、セミナー情報
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1、 「コンクリート新聞」２４年１２月のイチオシ記事
・３次値上げ一区切り～生コン
生コンの３次値上げにおおむね区切りがついた。全国生コン両連合会（斎藤昇一会長）の調査によると、年内に生コン価格を改定する生コン協同組合は２５７協組中１１８協組（１１月２６日集計時点）で、１０月改定の１８協組を含む計１１８協組が同月までに改定済みだった。セメント値上げを転嫁した過去２回の生コン値上げに続く今年の価格改定は、骨材や輸送費などの値上げ、従業員の処遇改善、設備の維持管理費確保、需要減など理由が複合化。生コン業界は事業継続に向けた適正価格確保へ新たな局面に入っている。（１２月５日付）
・需要低迷が長期化～2024年の生コン
生コン業界の２０２４年は事業継続に向けた環境整備に取り組んだ年だった。２度にわたるセメントの大幅値上げへの対応が一服した一方で、骨材価格の高騰が全国で広がり、大きな負担を強いられた。さらに深刻なのが官公需の長期的な低迷などを背景とした生コン需要の減少だ。建設業・物流業の２０２４年問題の影響も建設現場に徐々に現れてきており、需要を押し下げる要因となっている。全国生コン両連合会では今年度の需要を６９５０万m3と想定しているが、現状のペースで推移すると６６００万～６７００万m3まで落ち込む公算が高い。需要環境が厳しい中で、適正価格の確保、労働条件の改善、イメージアップなどに力を注ぎ、相応の成果をあげた。（１２月１９日付）
「コンクリート新聞」２４年１２月の主な見出し
・需要想定達成困難に
生コン 官公需の長期低迷続く（１２月５日付)
・８割以上が実施へ
北海道 完全週休２日制 来春までに（１２月５日付）
・反転の兆し見えず
セメント 軽量骨材逼迫など影響 １０月販売（１２月５日付）
・１３か月条項適用へ
群馬東毛協組 半年で４３００円値上げ（１２月５日付）
・トップセミナー初開催
北海道工組 需要とＣＮテーマ（１２月５日付）
・ミキサ車で排水体験
和歌山工組青年部 ゆにフェスにブース出展（１２月５日付）
・創立１１０周年祝う
土木学会 土木の将来像を描く（１２月５日付)
・「業界全体の問題」
有識者委 アスファルト不正納入で（１２月５日付）
・労務費確保をテーマに
建専連全国大会 笑い交え現場を表現（１２月５日付）
・公共投資の拡大を要望
セ協会長 国交相を表敬訪問（１２月５日付）
・札幌砕石共販
若者向けＰＲ動画話題 キャラでイメージ刷新（１２月５日付）
・広島工業高校が連覇
甲子園 準優勝は徳島阿南光（１２月１２日付）
・ダム壁面にゴジラ
ケルヒャー 洗浄技術で描く（１２月１２日付）
・「難局一丸で乗り越える」
中国本部が地区会議（１２月１２日付）
・「新潟を守る一助に」
工組・協組で技術講習（１２月１２日付）
・中央京都協組
品質第一で協組運営 第三者の目で意識向上（１２月１２日付）
・消火用水を搬送
東京工組 訓練にミキサ車派遣・埼玉北部も値上げ（１２月１２日付）
・圧送量減も売上増
圧送単価 上昇裏付ける結果に 全圧連調査（１２月１２日付）
・土木の活躍を発信
土木学会 新宿でドボコレ開催（１２月１２日付）
・海外へ視野拡大を
ＪＣＢＡ 施工と一体で安全構築へ（１２月１２日付）
・ＦＡのＪＩＳ改正解説
協会講習会 利用促進で低炭素寄与（１２月１２日付）
・ダム堤体にＥＣＭコン
鹿島 ＣＯ２削減と品質確保（１２月１２日付）
・来春に３０００円値上げ
岩手協組 完全週休２日も導入（１２月１９日付）
・価格転嫁の実力試す
セメント 稼ぐ体質へ値上げ ２５年展望（１２月１９日付）
・政治、技術動向で研修
関東二区 品質管理にＩＣＴ活用も（１２月１９日付）
・供試体製作で技術競う
鹿児島工組 強度発現と近似値で（１２月１９日付）
・ＣＮの本質の理解を
滋賀工組 松家氏招き講演会（１２月１９日付）
・固着抑制剤拡販へ
ＳＣＭ 東京でトップセールス（１２月１９日付）
・ＰＣａ化の推進強調
ＰＣ建協 小項目組み入れを 地整と意見交換（１２月１９日付）
・吹付けコンを自動施工
安藤ハザマ 完全無人化へ（１２月１９日付）
・床版取替えで省力工法
奥村組ら 作業時間が７５％短縮（１２月１９日付）
・バイオ炭ブロックでＣＮ
トクヤマ フジタと共同開発（１２月１９日付）
・九州理事長会議を初開催
全生連斎藤会長へ意見（１２月１９日付）
・桑野道路工事を視察
ＳＥＣ協会 採用現場で意見交換（１２月１９日付）
・袖壁増設で新製品
太平洋マテ 既設建築の耐震補強（１２月１９日付）
・デザインコンペ開催
ＪＥＧ グランプリ作品を選出（１２月１９日付）
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・特集循環型社会に貢献するセメント産業（１２月５日付）
・特集神奈川県の生コン（１２月１２日付）
・太平洋セメント特集（１２月１９日付）
2、 行事
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〇２０２５年新年交礼会
１月６日 会場・建築会館ホール
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１月２７日 会場・大阪科学技術センター大ホール
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2025年1月10日、ＴＯＨＯシネマズ日比谷ほか全国公開
配給：ハーク
監督：リー・タッチウ
製作総指揮：アンドリュー・ラウ
出演：ホアン・ジンユー、ワン・イーボー、チョン・チューシー、オウ・ハオ
2024年 中国映画 101分
中国から派遣された国連平和維持警察隊の活動を描いた熱いアクション映画。アフリカ某国の反政府暴走勢力と、政府軍の武力衝突から人民を守るため、10名のチーム第1分隊を結成。現地に向かう。
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彼に殺された遺族は、裁判で証言する決意だった。それを阻止しようと、残党は議員らを拉致し、リーダーの解放を求めた。第１分隊がアジトに突入し、激しい銃撃戦が展開される。混乱の中、指示が行き渡らず、隊員に負傷者が出る。これが後に査問委員会で問題になる。状況を知らず、責任論で攻める上層部に、「判断を仰ぐ時間はない。人命救助を優先したことに問題はない」と反論し、隊員を守り抜く分隊長（ホアン・ジンユー）であった。
そして裁判の日、ロケット弾、爆弾攻撃が始まる。通訳の隊員（チョン・チューシー）が負傷し、狙撃手の隊員は敵に捕まり、時限爆弾を体に仕掛けられ解放される。逃げるべきか、爆弾の解除を選ぶべきか。どちらを選んでも後に問題視されそうだ。逃げる時間も、時限爆弾を解除する時間もない。分隊長が選んだのは…。
過激なアクション、隊員たちの責任感と結束、敵の悪辣さ。娯楽要素が詰まっているが、現場を知らない上層部の責任論に対する批判も込められている。そこにあるのは上層部の保身だ。中国だけではない、どの国にもいる連中で、分隊長の熱い証言、反論は、もはや演説である。プロデューサーのアンドリュー・ラウは、どうしても言わせたかったのだろう。
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│編│集│
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２０２４年の新語・流行語大賞にテレビドラマの「ふてほど」が選ばれましたが、ノミネートされた全３０候補を眺めてみると、個人的には約２４％に当たる７つの意味を知りませんでした。特に、若者やゲーム、ＳＮＳに関連したワードに弱く、「アザラシ幼稚園」「８番出口」「ＢｅＲｅａｌ」は一体なんのことやら。「最近の若いやつは・・・」とこぼしたくなりますが、それでは「ソフト老害」と言われてしまうかもしれません。皆さま、良いお年をお迎えください（Ｗ・Ｙ）
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