メールマガジン Vol.28
2014/08/28 (Thu) 13:00
XXXX
XXXX 様
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▼▲▼ (Vol.28)2014年9月号
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毎月28日発行
発行所 株式会社セメントジャーナル社
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今月のメールマガジンの内容
1 イチオシ記事(コンクリート工業新聞から選りすぐりの記事をご紹介)
2 新刊紹介「良いコンクリートの造り方」
3 コンクリート技士試験演習問題
4 講演会、セミナー情報
5 文化情報(映画)「リスボンに誘われて」
◆◇━━━━━◇◆◆◇━━━━━◇◆◆◇━━━━━◇◆◆◇━━━━━◇◆◆◇━━
1、 「コンクリート工業新聞」8月のイチオシ記事
・セメント決算 太平洋、米国事業が復調
4~6月 数量効果は縮小
セメント主要5社の2014年4~6月期連結決算が出揃った。建設現場の工程遅れや人手
不足を背景に、セメントの国内需要に減速感が広がっており、数量による業績押し上
げ効果は小さくなってきている。
専業2社は太平洋セメントが米国事業の損益改善などで増収増益、住友大阪セメント
は減収減益だった。兼業3社の経常利益は三菱マテリアル、トクヤマが増益、化学部
門の不振が続く宇部興産は赤字となった。(8月21日付)
・トクヤマ 広島で4工場傘下に
専業生コンから承継
トクヤマが広島で直系生コンを拡大した。同社は8日、6月に設立した「広島トクヤマ
生コン」が興繕セキシン(安芸郡坂町)とそのグループ会社の生コン製造販売事業な
どに関する権利義務を承継、2日から営業を始めたと発表した。広島トクヤマ生コン
は興繕セキシン保有の本社、広島西、三原の3工場とグループ会社が福山市内の保有
する1工場の4工場を傘下に収めた。昨年度の4工場合計の生コン出荷数量は15万立米
だった。広島におけるトクヤマの直系生コンは中国生コンクリートを含め2社5工場と
なった。(8月21日付)
「コンクリート工業新聞」8月の主な見出し
・生コン出荷が減速 工事遅延・端境期入りで
下期から回復公算(7月31日付)
・十勝協組 7年ぶりに共販再開
11月に2000円値上げ(7月31日付)
・山口県 コンクリート舗装の活用を啓蒙
県内業者が県産品で施工(7月31日付)
・宇部興産 建材販売で新会社
三信通商の事業継承(7月31日付)
・建設経済研 15年度は減少予測
建設投資予測 復興工事が一巡(7月31日付)
・セメント 輸出がじわり増加
在庫水準上昇 抑制措置を緩和(8月7日付)
・混和剤 高機能型へ移行進む
骨材事情変化で採用拡大(8月7日付)
・秋田県 大館北秋に新協組 理事長に加賀谷正子氏
県下6番目、来月事業開始(8月7日付)
・三菱マテリアル 九州工場 処理能力5倍に
廃石膏ボード受入れ拡大(8月7日付)
・NEDO ECMセメント開発
基礎構造物などに採用(8月7日付)
・都市圏で稼働率向上 生コン1~3月
設備減・出荷回復が寄与(8月21日付)
・神奈川工組 デイ・シイ構内で白舗装
46立米を試験施工(8月21日付)
・生コン 大雨で被災相次ぐ
冠水、土砂流入で 四国・和歌山など(8月21日付)
・鹿島 中流動コンクリートを高品質化
ブリーディング抑制(8月21日付)
「コンクリート工業新聞」8月の特集
・関東一区、北陸、東海地区(7月31日付)
・暑中特集(8月7日付)
・晴海小野田レミコン新工場竣工(8月7日付)
・北海道、関東二区、近畿地区(8月21日付)
コンクリート工業新聞購読はホームページから http://www.beton.co.jp/read.html
1部売りの場合はお問い合わせフォームから
http://www.beton.co.jp/contactus.html
-----------------------------------------------
2、新刊紹介
「良いコンクリートの造り方」 著者・吉兼亨 セメントジャーナル社刊
10月上旬発刊 176ページ 定価2500円(税別)
本書は著者の長年にわたるコンクリート技術の集大成として、コンクリートの耐久性
の確保を中心に、「良いコンクリート造り」について述べたものである。
第1章では、製造から施工に至るまでの材料としてのコンクリートの扱いによる影響
について、損傷を写真で示し、コンクリートの製造上及び施工上に起因する理由につ
いて解説。第2章では、コンクリートの劣化・損傷を防ぐのに、コンクリート構造物
の材料としてのフレッシュコンクリートをいかに造るべきか、特に骨材の性状がコン
クリートのワーカビリティーに大きな影響を与えることについて詳述。第3章「単位
水量の管理」では、フレッシュコンクリートの品質の原点は単位水量が少なく、ワー
カビリティーが良くかつ施工において分離しないことの3点で、それを左右する最大
の要因は骨材にある。しかし、骨材の品質のコントロールは生コン工場ではほとんど
行えない状況にあり、技術的には最も遅れた部分である。本書ではその点を指摘する
とともに改善策を示した。第4章ではアルカリシリカ反応の抑制対策の有効性を高め
る提言がなされ、第5章ではコンクリートの乾燥収縮に関する多くのデータで、収縮
率の低減に向けた有用な情報を提供している。
HPからの購入はこちら(準備中です。しばらくお待ちください)
www.beton.co.jp/publish.html
-----------------------------------------------
3 コンクリート技士試験受験対策演習問題
(コンクリート技士試験完全攻略問題集 2010年版より)
【耐久性】
・コンクリートの耐久性に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1)酸によるコンクリートの侵食作用は、一遍的に無機酸(硫酸など)より有機酸
(酢酸など)の方が大きい。
(2)コンクリート中の鋼材は、コンクリート表面に塗装を施すと腐食しにくくな
る。
(3)キャビテーションによるコンクリートの劣化を防止するためには、コンクリー
ト表面を平滑に仕上げるのがよい。
(4)新旧コンクリートの打継ぎ部は、水密性・気密性が悪くなりがちで、その部分
の鉄筋をさびさせる危険性がある。
※解答は弊社ホームページに掲載 www.beton.co.jp
----------------------------------------------------------------------------------------------
4 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧くださ
い。
・土木学会
○「第69回年次学術講演会」
9月10日~12日 会場・大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市)
○「第8回道路橋床版シンポジウム」
10月29、30日 会場・土木学会2階講堂
http://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○「2014年度 日本建築学会大会(近畿)」
9月12日~14日 会場・神戸大学 鶴甲第1キャンパスほか
○「東京オリンピック2020から東京を考える」
第1夜:新国立競技場の理論から東京を考える
10月1日 会場・建築会館
第2夜:オリンピック以後の東京
10月9日 会場・建築会館
○講習会「再生骨材を用いるコンクリートの設計・製造・施工指針」
10月21日 会場・建築会館ホール
○「2015年度 日本建築学会大会(関東)」
9月4日~6日 会場・東海大学湘南キャンパス(平塚市)
http://www.aij.or.jp/aijhomej.htm
・日本コンクリート工学会
○「ASRに対する診断と抑制対策のあるべき姿」に関するシンポジウム
9月5日 札幌会場・北海道大学学術交流会館小講堂
9月30日 大阪会場・建設交流会館
11月5日 金沢会場・金沢大学サテライトプラザ
○「コンクリート工学分野における研究誌の編纂と研究手法の体系化研究委員会」報
告会
9月2日 会場・東京理科大学 森戸記念館第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂)
○「コンクリート分野における海水の有効利用に関する研究委員会」報告会
9月26日 会場・東京理科大学森戸記念館第1フォーラム(新宿区)
http://confit.atlas.jp/guide/event/jci2014/top
・日本砕石協会
○砕石フォーラム2014(砕石技術大会)
10月16,17日 神奈川県民ホール
www.saiseki.or.jp
・セメント協会
○セメント系固化材セミナー
9月17日 名古屋会場・ルブラ王山2F飛翔
12月3日 広島会場
2015年3月10日 札幌会場
会場等詳細は決まり次第HPに掲載 www.jcassoc.or.jp
・日本材料学会
○第32回疲労シンポジウム(併設・第3回日中合同疲労シンポジウム)
11月6日・7日・8日 会場・高山市民文化会館(岐阜県高山市)
○「初心者のための有限要素法講習会」
第2部 8月27、28日 会場・京都大学学情津情報メディアセンター(京都市左京
区)
(材料力学または構造力学の初歩が理解できている方を対象)
○「第58回日本学術会議材料工学連合講演会」
10月27、28日 会場・京都テルサ(京都市南区)
www.jsms.jp/
・日本学術会議
http://www.aij.or.jp/aijhomej.htm(幹事学会・日本建築学会)
○「第63回理論応用力学講演会」
9月26日~28日 会場・東京工業大学大岡山キャンパス
http://www.aij.or.jp/aijhomej.htm(幹事学会・日本建築学会)
・国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
○第14回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」http://www.labiennale.org
11月23日まで 会場・ジャルディーニ地区(イタリア・ヴェネチア)
日本館「テーマ・現代建築の倉」
日本館展示 http://www.wochikochi.jp/topstory/2014/05/japanese-warehouse.php
・LIME Japan 社会基盤の超長寿命化を考える日本会議
○第8回啓発セミナー「インフラの荒廃を招く人材難」
8月29日 会場・スクワール麹町5F 豊の間 (東京都千代田区麹町)
定員50名 先着順 http://kokucheese.com/event/index/201595/
----------------------------------------------------------------------------------------------
5 文化情報(映画紹介)
「リスボンに誘われて」
NIGHT TRAIN TO LISBON
デンマーク出身の監督、ビレ・アウグストの作品はいつも知的好奇心を掻き立てる。
本作は哲学者で大学教授の作家、パスカル・メルシエが04年に発表した小説「リスボ
ンへの夜行列車」(早川書房刊)の映画化。哲学的でミステリアスな文芸作品だ。
主人公はスイス・ベルンの高校で古典文学を教える教師ライムント(ジェレミー・ア
イアンズ)。激しい風雨の朝、かれは吊り橋から飛び降りようとする赤いコートの女
性を助ける。女性はコートを残して立ち去る。コートのポケットから一冊の本が入っ
ていた。本に挟まれたリスボン行きの切符を届けようと駅に走るが女性は見当たら
ず、思わず列車に飛び乗ってしまう。車中でその本「言葉の金細工師」を読み、深い
感銘を受ける。リスボンに降り立ったライムントは本の著者アマデウ・デ・プラドに
会おうと邸宅を訪れる。そこでプラドの妹(シャーロット・ランプリング)に会い、
すでにプラドは亡くなっていたことを知る。プラドの関係者から話を聞いていくうち
に、プラドはポルトガルの独裁政権時代の反体制派の闘志であったことを知る。
プラドにはジョルジュという親友がいた。ジョルジュの恋人エステファニアは記憶力
が優れており、名簿など組織の情報は彼女が暗記していた。秘密警察にアジトを突き
止められたため、ジョルジュは情報を知られる恐れがあるからと、エステファニアを
殺害しようとする。プラドは彼女を連れて逃げるが、その後何があったのか。ライム
ントはジョルジュに会い、真相を知る。そしてプラドが本を書いた理由を知ったと
き、ライムントの魂の旅は新たな人生の出発点となるのである。
(配給キノフィルムズ 9月13日公開)
http://lisbon-movie.com/
------------------------------------------------------------------------------------
┌─┬─┬
│編│集│
├─┼─┤
│後│記│
└─┴─┘
「一流の人が言わない50のこと」(中谷彰宏著、日本実業出版社)という本を立ち読
みしたら、部下に言ってはいけない言葉が挙げられていた。たとえば環境に対する不
満。「予算がない」「時間がない」「人手がない」など。不満から何も生まれず、部
下のモチベーションを下げるだけだ。一流の人は工夫をして生産性を上げる努力をす
る。
また、自分の意見が通らない、反論に窮したときに思わず「俺を誰だと思っている」
と言うのは、その人の器を下げるだけ。意見、アイデアを出している人の役職は関係
ない。むしろ「その意見、いいねえ」と評価するくらいの度量が大切、などと書かれ
ていた。
役職が上の人ほど、一言の影響力がいかに大きいかを認識させる指摘である。
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〒160-0022東京都新宿区新宿2-16-8 新宿北斗ビル6F
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1 イチオシ記事(コンクリート工業新聞から選りすぐりの記事をご紹介)
2 新刊紹介「良いコンクリートの造り方」
3 コンクリート技士試験演習問題
4 講演会、セミナー情報
5 文化情報(映画)「リスボンに誘われて」
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1、 「コンクリート工業新聞」8月のイチオシ記事
・セメント決算 太平洋、米国事業が復調
4~6月 数量効果は縮小
セメント主要5社の2014年4~6月期連結決算が出揃った。建設現場の工程遅れや人手
不足を背景に、セメントの国内需要に減速感が広がっており、数量による業績押し上
げ効果は小さくなってきている。
専業2社は太平洋セメントが米国事業の損益改善などで増収増益、住友大阪セメント
は減収減益だった。兼業3社の経常利益は三菱マテリアル、トクヤマが増益、化学部
門の不振が続く宇部興産は赤字となった。(8月21日付)
・トクヤマ 広島で4工場傘下に
専業生コンから承継
トクヤマが広島で直系生コンを拡大した。同社は8日、6月に設立した「広島トクヤマ
生コン」が興繕セキシン(安芸郡坂町)とそのグループ会社の生コン製造販売事業な
どに関する権利義務を承継、2日から営業を始めたと発表した。広島トクヤマ生コン
は興繕セキシン保有の本社、広島西、三原の3工場とグループ会社が福山市内の保有
する1工場の4工場を傘下に収めた。昨年度の4工場合計の生コン出荷数量は15万立米
だった。広島におけるトクヤマの直系生コンは中国生コンクリートを含め2社5工場と
なった。(8月21日付)
「コンクリート工業新聞」8月の主な見出し
・生コン出荷が減速 工事遅延・端境期入りで
下期から回復公算(7月31日付)
・十勝協組 7年ぶりに共販再開
11月に2000円値上げ(7月31日付)
・山口県 コンクリート舗装の活用を啓蒙
県内業者が県産品で施工(7月31日付)
・宇部興産 建材販売で新会社
三信通商の事業継承(7月31日付)
・建設経済研 15年度は減少予測
建設投資予測 復興工事が一巡(7月31日付)
・セメント 輸出がじわり増加
在庫水準上昇 抑制措置を緩和(8月7日付)
・混和剤 高機能型へ移行進む
骨材事情変化で採用拡大(8月7日付)
・秋田県 大館北秋に新協組 理事長に加賀谷正子氏
県下6番目、来月事業開始(8月7日付)
・三菱マテリアル 九州工場 処理能力5倍に
廃石膏ボード受入れ拡大(8月7日付)
・NEDO ECMセメント開発
基礎構造物などに採用(8月7日付)
・都市圏で稼働率向上 生コン1~3月
設備減・出荷回復が寄与(8月21日付)
・神奈川工組 デイ・シイ構内で白舗装
46立米を試験施工(8月21日付)
・生コン 大雨で被災相次ぐ
冠水、土砂流入で 四国・和歌山など(8月21日付)
・鹿島 中流動コンクリートを高品質化
ブリーディング抑制(8月21日付)
「コンクリート工業新聞」8月の特集
・関東一区、北陸、東海地区(7月31日付)
・暑中特集(8月7日付)
・晴海小野田レミコン新工場竣工(8月7日付)
・北海道、関東二区、近畿地区(8月21日付)
コンクリート工業新聞購読はホームページから http://www.beton.co.jp/read.html
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2、新刊紹介
「良いコンクリートの造り方」 著者・吉兼亨 セメントジャーナル社刊
10月上旬発刊 176ページ 定価2500円(税別)
本書は著者の長年にわたるコンクリート技術の集大成として、コンクリートの耐久性
の確保を中心に、「良いコンクリート造り」について述べたものである。
第1章では、製造から施工に至るまでの材料としてのコンクリートの扱いによる影響
について、損傷を写真で示し、コンクリートの製造上及び施工上に起因する理由につ
いて解説。第2章では、コンクリートの劣化・損傷を防ぐのに、コンクリート構造物
の材料としてのフレッシュコンクリートをいかに造るべきか、特に骨材の性状がコン
クリートのワーカビリティーに大きな影響を与えることについて詳述。第3章「単位
水量の管理」では、フレッシュコンクリートの品質の原点は単位水量が少なく、ワー
カビリティーが良くかつ施工において分離しないことの3点で、それを左右する最大
の要因は骨材にある。しかし、骨材の品質のコントロールは生コン工場ではほとんど
行えない状況にあり、技術的には最も遅れた部分である。本書ではその点を指摘する
とともに改善策を示した。第4章ではアルカリシリカ反応の抑制対策の有効性を高め
る提言がなされ、第5章ではコンクリートの乾燥収縮に関する多くのデータで、収縮
率の低減に向けた有用な情報を提供している。
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3 コンクリート技士試験受験対策演習問題
(コンクリート技士試験完全攻略問題集 2010年版より)
【耐久性】
・コンクリートの耐久性に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1)酸によるコンクリートの侵食作用は、一遍的に無機酸(硫酸など)より有機酸
(酢酸など)の方が大きい。
(2)コンクリート中の鋼材は、コンクリート表面に塗装を施すと腐食しにくくな
る。
(3)キャビテーションによるコンクリートの劣化を防止するためには、コンクリー
ト表面を平滑に仕上げるのがよい。
(4)新旧コンクリートの打継ぎ部は、水密性・気密性が悪くなりがちで、その部分
の鉄筋をさびさせる危険性がある。
※解答は弊社ホームページに掲載 www.beton.co.jp
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4 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧くださ
い。
・土木学会
○「第69回年次学術講演会」
9月10日~12日 会場・大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市)
○「第8回道路橋床版シンポジウム」
10月29、30日 会場・土木学会2階講堂
http://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○「2014年度 日本建築学会大会(近畿)」
9月12日~14日 会場・神戸大学 鶴甲第1キャンパスほか
○「東京オリンピック2020から東京を考える」
第1夜:新国立競技場の理論から東京を考える
10月1日 会場・建築会館
第2夜:オリンピック以後の東京
10月9日 会場・建築会館
○講習会「再生骨材を用いるコンクリートの設計・製造・施工指針」
10月21日 会場・建築会館ホール
○「2015年度 日本建築学会大会(関東)」
9月4日~6日 会場・東海大学湘南キャンパス(平塚市)
http://www.aij.or.jp/aijhomej.htm
・日本コンクリート工学会
○「ASRに対する診断と抑制対策のあるべき姿」に関するシンポジウム
9月5日 札幌会場・北海道大学学術交流会館小講堂
9月30日 大阪会場・建設交流会館
11月5日 金沢会場・金沢大学サテライトプラザ
○「コンクリート工学分野における研究誌の編纂と研究手法の体系化研究委員会」報
告会
9月2日 会場・東京理科大学 森戸記念館第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂)
○「コンクリート分野における海水の有効利用に関する研究委員会」報告会
9月26日 会場・東京理科大学森戸記念館第1フォーラム(新宿区)
http://confit.atlas.jp/guide/event/jci2014/top
・日本砕石協会
○砕石フォーラム2014(砕石技術大会)
10月16,17日 神奈川県民ホール
www.saiseki.or.jp
・セメント協会
○セメント系固化材セミナー
9月17日 名古屋会場・ルブラ王山2F飛翔
12月3日 広島会場
2015年3月10日 札幌会場
会場等詳細は決まり次第HPに掲載 www.jcassoc.or.jp
・日本材料学会
○第32回疲労シンポジウム(併設・第3回日中合同疲労シンポジウム)
11月6日・7日・8日 会場・高山市民文化会館(岐阜県高山市)
○「初心者のための有限要素法講習会」
第2部 8月27、28日 会場・京都大学学情津情報メディアセンター(京都市左京
区)
(材料力学または構造力学の初歩が理解できている方を対象)
○「第58回日本学術会議材料工学連合講演会」
10月27、28日 会場・京都テルサ(京都市南区)
www.jsms.jp/
・日本学術会議
http://www.aij.or.jp/aijhomej.htm(幹事学会・日本建築学会)
○「第63回理論応用力学講演会」
9月26日~28日 会場・東京工業大学大岡山キャンパス
http://www.aij.or.jp/aijhomej.htm(幹事学会・日本建築学会)
・国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
○第14回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」http://www.labiennale.org
11月23日まで 会場・ジャルディーニ地区(イタリア・ヴェネチア)
日本館「テーマ・現代建築の倉」
日本館展示 http://www.wochikochi.jp/topstory/2014/05/japanese-warehouse.php
・LIME Japan 社会基盤の超長寿命化を考える日本会議
○第8回啓発セミナー「インフラの荒廃を招く人材難」
8月29日 会場・スクワール麹町5F 豊の間 (東京都千代田区麹町)
定員50名 先着順 http://kokucheese.com/event/index/201595/
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5 文化情報(映画紹介)
「リスボンに誘われて」
NIGHT TRAIN TO LISBON
デンマーク出身の監督、ビレ・アウグストの作品はいつも知的好奇心を掻き立てる。
本作は哲学者で大学教授の作家、パスカル・メルシエが04年に発表した小説「リスボ
ンへの夜行列車」(早川書房刊)の映画化。哲学的でミステリアスな文芸作品だ。
主人公はスイス・ベルンの高校で古典文学を教える教師ライムント(ジェレミー・ア
イアンズ)。激しい風雨の朝、かれは吊り橋から飛び降りようとする赤いコートの女
性を助ける。女性はコートを残して立ち去る。コートのポケットから一冊の本が入っ
ていた。本に挟まれたリスボン行きの切符を届けようと駅に走るが女性は見当たら
ず、思わず列車に飛び乗ってしまう。車中でその本「言葉の金細工師」を読み、深い
感銘を受ける。リスボンに降り立ったライムントは本の著者アマデウ・デ・プラドに
会おうと邸宅を訪れる。そこでプラドの妹(シャーロット・ランプリング)に会い、
すでにプラドは亡くなっていたことを知る。プラドの関係者から話を聞いていくうち
に、プラドはポルトガルの独裁政権時代の反体制派の闘志であったことを知る。
プラドにはジョルジュという親友がいた。ジョルジュの恋人エステファニアは記憶力
が優れており、名簿など組織の情報は彼女が暗記していた。秘密警察にアジトを突き
止められたため、ジョルジュは情報を知られる恐れがあるからと、エステファニアを
殺害しようとする。プラドは彼女を連れて逃げるが、その後何があったのか。ライム
ントはジョルジュに会い、真相を知る。そしてプラドが本を書いた理由を知ったと
き、ライムントの魂の旅は新たな人生の出発点となるのである。
(配給キノフィルムズ 9月13日公開)
http://lisbon-movie.com/
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│編│集│
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│後│記│
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「一流の人が言わない50のこと」(中谷彰宏著、日本実業出版社)という本を立ち読
みしたら、部下に言ってはいけない言葉が挙げられていた。たとえば環境に対する不
満。「予算がない」「時間がない」「人手がない」など。不満から何も生まれず、部
下のモチベーションを下げるだけだ。一流の人は工夫をして生産性を上げる努力をす
る。
また、自分の意見が通らない、反論に窮したときに思わず「俺を誰だと思っている」
と言うのは、その人の器を下げるだけ。意見、アイデアを出している人の役職は関係
ない。むしろ「その意見、いいねえ」と評価するくらいの度量が大切、などと書かれ
ていた。
役職が上の人ほど、一言の影響力がいかに大きいかを認識させる指摘である。
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