コンクリート新聞社 メールマガジンVol.62
2017/06/27 (Tue) 10:28
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▲▼○▼ コンクリート新聞 メールマガジン
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毎月28日発行
発行所 株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1 イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2 講演会、セミナー情報
3 新刊紹介 「コンクリート主任技士試験完全攻略問題集2017年版/コンクリート技士試験完全攻略問題集2017年版」
4 文化情報（映画）「きみの声をとどけたい」
5 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」６月のイチオシ記事
・構改で８工場廃棄へ～大阪広域生コン協組
大阪広域生コンクリート協同組合（大阪市、木村貴洋理事長）は、構造改善事業（集約化・廃棄斡旋事業）で、８工場（８社）のシェアを買い上げ、設備廃棄する方針を固めた。買い上げるシェアは合計５％程度で、約３１億円を投じる予定だ。大阪広域協組は、需給バランスの適正化を図るため、３月２８日に開いた臨時総会で、設備廃棄を中心とした集約化・廃棄斡旋事業に取り組むことを決議するとともに、シェアの買上額を０・１％当たり６０００万円などとする実施要領を承認した。（６月１日付）
・員外社対策が焦点～札幌の生コン
札幌の生コン出荷が好調を維持している。全出荷の８割を占める民需が建築物件を中心に旺盛なことに加えて、市内では今年度から再開発工事が本格化する。新幹線延伸工事も控えており、数年先まで底堅い需要が見込まれる。その一方で工場新設の動きも出てきており、員外社対策が札幌生コンクリート協同組合にとって大きな課題として浮上している。（６月８日付）
「コンクリート新聞」６月の主な見出し
・８００万立米に達する公算
生コン出荷押上げ Ｓ造化など（６月１日付）
・生コン 関東一区、６か月連続増
４月出荷 民需が堅調（６月１日付）
・混和剤ＩＳＯ制定へ
日本主導で高性能規格化 年内に（６月１日付）
・新潟の生コン ２年連続で最低更新へ
出荷減に歯止めかからず（６月１日付）
・ＰＣＳＡ ２年連続の受注減
１７年下期に回復見込む（６月１日付）
・ヤマコン技能五輪 ゲーム感覚で圧送作業
実機で日常業務確認（６月１日付）
・仙台協組 調整金で需要偏在緩和
シェア未達社に配分へ（６月８日付）
・セメント技術大会 基礎資材の役割強調
産廃受入れ 究極の環境産業（６月８日付）
・中勢協組 生産集約検討進む
美杉地区で１工場休止（６月８日付）
・宇部三菱 設立以来初の赤字
前期 数量減、コスト高（６月８日付）
・安藤ハザマ 千葉に製品工場新設
首都圏需要に対応（６月８日付）
・炭価高、値上げ模索
セメント 需要復調も環境不安定（６月１５日付）
・熊本復興 生コン需給、逼迫傾向
工事件数 不調・不落は高水準（６月１５日付）
・全生連 次世代技術者を育成
試験場向け 初の初任者研修（６月１５日付）
・和歌山 値上げ活発化の公算
需要激減で収益低下（６月１５日付）
・旭川協組 集約化規定を策定
５月に１社が生産委託（６月１５日付）
・ＧＮＮと長野工組 移動式ミキサでデモ
講演会でｉＣｏｎ学ぶ（６月１５日付）
・東海圧送ＬＬＰ 工事計画テーマに講演
圧送業への理解求める（６月１５日付）
・生コン、競合相手が台頭
競争力強化へ構造再点検 省力技術の開発も（６月２２日付）
・全生連 ４地区本部長が交代
近畿 全国初の女性トップ（６月２２日付）
・過去２番目の７８３万トン
昨年度 固化材需要が好調（６月２２日付）
・糸魚川協組 市と応援協定締結
火災時に消火用水運搬（６月２２日付）
・日本製紙の加熱改質ＦＡ 長寿命化に寄与
生コン 石巻で出荷体制構築（６月２２日付）
・アイカ工業 大理石をリアルに表現
輸送、作業効率も向上（６月２２日付）
「コンクリート新聞」６月の特集
・コンクリート用化学混和剤協会（６月８日付）
・和歌山県生コンクリート工業組合創立５０周年（６月８日付）
・大阪広域生コンクリート協同組合（６月１５日付）
・生コン産業の将来像を探る（６月２２日付）
コンクリート新聞購読はホームページから http://www.beton.co.jp/read.html
1部売りの場合はお問い合わせフォームから http://www.beton.co.jp/contactus.html
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○ＣＩＭ講演会２０１７
7月4日、仙台 7月19日、福岡
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○コンクリート構造物の品質・耐久性確保マネジメント研究小委員会 成果報告会≪東京会場≫7月28日 会場・エッサム神田ホール2号館（東京）
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2017」
7月4日、新潟 7月19～20日、東京 7月28日、宮城
詳細はこちら http://www.j-cma.jp/
・日本コンクリート工学会
○コンクリート工学年次大会2017（仙台）
7月12～14日 会場・仙台国際センター（宮城）
詳細はこちら http://www.jci-net.or.jp/
・電気化学会 関東支部
○第46回先端科学セミナー「鉄筋コンクリート構造物の腐食劣化評価と維持管理 ―電気化学からのアプローチ―」
7月21日 会場・東陽テクニカ本社（東京）
詳細はこちら http://kanto.electrochem.jp/
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│新│刊│
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│紹│介│
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3 新刊紹介「コンクリート技士試験完全攻略問題集2017年版/コンクリート主任技士試験完全攻略問題集2017年版」絶賛発売中！！！
監修：浅野工学専門学校
著者：コンクリート主任技士・技士試験完全攻略問題集作成委員会
体裁：A5判420ページ
定価：本体4,000円＋税
著者も体裁も一新し、新たに生まれ変わりました！
ご購入は当社HPへ http://www.beton.co.jp/publish/152_153.html
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4、 文化情報（映画紹介）「きみの声をとどけたい」
８月２５日、ＴＯＨＯシネマズ新宿ほか全国公開
配給：東北新社 マッドハウス
監督：伊藤尚往 脚本：石川学 キャラクターデザイン：青木俊直
ＶＣ（声の出演）：ＮＯＷ ＯＮ ＡＩＲ（片平美那、田中有紀、岩淵桃音、飯野美紗子、神戸光歩、鈴木陽斗実）、三森すずこ
本作はマッドハウス制作のＪＫ青春アニメーション。72年設立以来、「ユニコ」（81 サンリオ製作）、「幻魔大戦」(83 角川春樹事務所製作)や、「千年女優」（02）「東京ゴッドファーザー」（03）「パプリカ」（06）「サマーウォーズ」（09）などの傑作を生み出してきたマッドハウスだが、本作は驚くような技術をあえて見せない。技法を抑えることで物語に没頭させる。それがマッドハウスのアニメーション技術の素晴らしさでもある。
省力化・合理化されたＣＧアニメにはないセル画調の手作り感、江ノ島をモデルにした街並みと季節感の描写は見事。昭和的でレトロなキャラクターデザインにしているのも面白い。わざとらしさを感じさせない奥ゆかしさが素直に感動させるのだ。
物語は、海辺の町、日ノ坂町（江ノ電が走る湘南の町）が舞台。声にはコトダマが宿っていて、悪い言葉を口にすると自分に返ってくるという祖母からの言い伝えを信じている女子高生なぎさが主人公。なぎさには3人の親友がいる。ラクロス部のかえで、菓子作りが得意な雫、お嬢様育ちの夕。かえでは人を傷つけるような言葉を平気で口にするのが欠点。
ある日、なぎさは使われていない喫茶店に入り込み、ミニＦＭ局の設備を見つける。ＤＪの真似ごとをするなぎさ。その声は放送されていた。放送を聴いた女子高生の紫音は喫茶店のなぎさと会う。なぎさは、入院している紫音の母に聴かせるためのミニＦＭ局であることを知る。なぎさは親友の3人と一緒に紫音の放送を手伝う。そして2人の仲間が加わる。6人の激励の声は紫音の母にコトダマとなって届くだろうか。
ＶＣ（声の出演）は「キミコエ・オーディション」で選出された６人（上記クレジット参照）が紫音を支える女子高生を演じる。個性に乏しい常連の声優に欠けていた新鮮な声である。
紫音を加えた７人のＪＫの性格描写が見事。そして地域の人々、寺の鐘、カエル、猫などの使い方も巧い。紫音の母がコトダマに反応するシーンでは、不覚にも感動してしまった。
声の力を表現するため、スマホのない昭和の設定にしたのだろう。ところで、湘南のミニＦＭ放送といえば「波の数だけ抱きしめて」（91）を思い出すが、本作の女子高生たちは男の子に見向きもしない。友情だけに絞り込んだ直線的ストーリー展開で、「波の数だけ抱きしめて」の軽薄さは微塵もない。それが後味の良い作品にしている。
公式サイト： http://kimikoe.com/movie/
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│編│集│
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│後│記│
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いよいよ７月。蒸し暑い夏本番を迎えようという中で、ふと思い出したのは、毎年９～１０日に東京・浅草の浅草寺境内で開催される「ほおずき市」です。外国人観光客でいつもごった返している浅草ですが、仲見世商店街の賑わいや、人混みを離れての浅草寺界隈の静かな佇まいは、ぶらぶらしていて楽しいもの。ほおずき市もそんな浅草における夏の風物詩であり、ちょっと涼しい気分になれて、心も華やぐし、久しぶりにのんびり散策できたらと思っています。（Ｔ・Ｍ）
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〒160-0022東京都新宿区新宿2－16－8 新宿北斗ビル6F
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1 イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2 講演会、セミナー情報
3 新刊紹介 「コンクリート主任技士試験完全攻略問題集2017年版/コンクリート技士試験完全攻略問題集2017年版」
4 文化情報（映画）「きみの声をとどけたい」
5 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」６月のイチオシ記事
・構改で８工場廃棄へ～大阪広域生コン協組
大阪広域生コンクリート協同組合（大阪市、木村貴洋理事長）は、構造改善事業（集約化・廃棄斡旋事業）で、８工場（８社）のシェアを買い上げ、設備廃棄する方針を固めた。買い上げるシェアは合計５％程度で、約３１億円を投じる予定だ。大阪広域協組は、需給バランスの適正化を図るため、３月２８日に開いた臨時総会で、設備廃棄を中心とした集約化・廃棄斡旋事業に取り組むことを決議するとともに、シェアの買上額を０・１％当たり６０００万円などとする実施要領を承認した。（６月１日付）
・員外社対策が焦点～札幌の生コン
札幌の生コン出荷が好調を維持している。全出荷の８割を占める民需が建築物件を中心に旺盛なことに加えて、市内では今年度から再開発工事が本格化する。新幹線延伸工事も控えており、数年先まで底堅い需要が見込まれる。その一方で工場新設の動きも出てきており、員外社対策が札幌生コンクリート協同組合にとって大きな課題として浮上している。（６月８日付）
「コンクリート新聞」６月の主な見出し
・８００万立米に達する公算
生コン出荷押上げ Ｓ造化など（６月１日付）
・生コン 関東一区、６か月連続増
４月出荷 民需が堅調（６月１日付）
・混和剤ＩＳＯ制定へ
日本主導で高性能規格化 年内に（６月１日付）
・新潟の生コン ２年連続で最低更新へ
出荷減に歯止めかからず（６月１日付）
・ＰＣＳＡ ２年連続の受注減
１７年下期に回復見込む（６月１日付）
・ヤマコン技能五輪 ゲーム感覚で圧送作業
実機で日常業務確認（６月１日付）
・仙台協組 調整金で需要偏在緩和
シェア未達社に配分へ（６月８日付）
・セメント技術大会 基礎資材の役割強調
産廃受入れ 究極の環境産業（６月８日付）
・中勢協組 生産集約検討進む
美杉地区で１工場休止（６月８日付）
・宇部三菱 設立以来初の赤字
前期 数量減、コスト高（６月８日付）
・安藤ハザマ 千葉に製品工場新設
首都圏需要に対応（６月８日付）
・炭価高、値上げ模索
セメント 需要復調も環境不安定（６月１５日付）
・熊本復興 生コン需給、逼迫傾向
工事件数 不調・不落は高水準（６月１５日付）
・全生連 次世代技術者を育成
試験場向け 初の初任者研修（６月１５日付）
・和歌山 値上げ活発化の公算
需要激減で収益低下（６月１５日付）
・旭川協組 集約化規定を策定
５月に１社が生産委託（６月１５日付）
・ＧＮＮと長野工組 移動式ミキサでデモ
講演会でｉＣｏｎ学ぶ（６月１５日付）
・東海圧送ＬＬＰ 工事計画テーマに講演
圧送業への理解求める（６月１５日付）
・生コン、競合相手が台頭
競争力強化へ構造再点検 省力技術の開発も（６月２２日付）
・全生連 ４地区本部長が交代
近畿 全国初の女性トップ（６月２２日付）
・過去２番目の７８３万トン
昨年度 固化材需要が好調（６月２２日付）
・糸魚川協組 市と応援協定締結
火災時に消火用水運搬（６月２２日付）
・日本製紙の加熱改質ＦＡ 長寿命化に寄与
生コン 石巻で出荷体制構築（６月２２日付）
・アイカ工業 大理石をリアルに表現
輸送、作業効率も向上（６月２２日付）
「コンクリート新聞」６月の特集
・コンクリート用化学混和剤協会（６月８日付）
・和歌山県生コンクリート工業組合創立５０周年（６月８日付）
・大阪広域生コンクリート協同組合（６月１５日付）
・生コン産業の将来像を探る（６月２２日付）
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○ＣＩＭ講演会２０１７
7月4日、仙台 7月19日、福岡
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○コンクリート構造物の品質・耐久性確保マネジメント研究小委員会 成果報告会≪東京会場≫7月28日 会場・エッサム神田ホール2号館（東京）
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2017」
7月4日、新潟 7月19～20日、東京 7月28日、宮城
詳細はこちら http://www.j-cma.jp/
・日本コンクリート工学会
○コンクリート工学年次大会2017（仙台）
7月12～14日 会場・仙台国際センター（宮城）
詳細はこちら http://www.jci-net.or.jp/
・電気化学会 関東支部
○第46回先端科学セミナー「鉄筋コンクリート構造物の腐食劣化評価と維持管理 ―電気化学からのアプローチ―」
7月21日 会場・東陽テクニカ本社（東京）
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監修：浅野工学専門学校
著者：コンクリート主任技士・技士試験完全攻略問題集作成委員会
体裁：A5判420ページ
定価：本体4,000円＋税
著者も体裁も一新し、新たに生まれ変わりました！
ご購入は当社HPへ http://www.beton.co.jp/publish/152_153.html
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4、 文化情報（映画紹介）「きみの声をとどけたい」
８月２５日、ＴＯＨＯシネマズ新宿ほか全国公開
配給：東北新社 マッドハウス
監督：伊藤尚往 脚本：石川学 キャラクターデザイン：青木俊直
ＶＣ（声の出演）：ＮＯＷ ＯＮ ＡＩＲ（片平美那、田中有紀、岩淵桃音、飯野美紗子、神戸光歩、鈴木陽斗実）、三森すずこ
本作はマッドハウス制作のＪＫ青春アニメーション。72年設立以来、「ユニコ」（81 サンリオ製作）、「幻魔大戦」(83 角川春樹事務所製作)や、「千年女優」（02）「東京ゴッドファーザー」（03）「パプリカ」（06）「サマーウォーズ」（09）などの傑作を生み出してきたマッドハウスだが、本作は驚くような技術をあえて見せない。技法を抑えることで物語に没頭させる。それがマッドハウスのアニメーション技術の素晴らしさでもある。
省力化・合理化されたＣＧアニメにはないセル画調の手作り感、江ノ島をモデルにした街並みと季節感の描写は見事。昭和的でレトロなキャラクターデザインにしているのも面白い。わざとらしさを感じさせない奥ゆかしさが素直に感動させるのだ。
物語は、海辺の町、日ノ坂町（江ノ電が走る湘南の町）が舞台。声にはコトダマが宿っていて、悪い言葉を口にすると自分に返ってくるという祖母からの言い伝えを信じている女子高生なぎさが主人公。なぎさには3人の親友がいる。ラクロス部のかえで、菓子作りが得意な雫、お嬢様育ちの夕。かえでは人を傷つけるような言葉を平気で口にするのが欠点。
ある日、なぎさは使われていない喫茶店に入り込み、ミニＦＭ局の設備を見つける。ＤＪの真似ごとをするなぎさ。その声は放送されていた。放送を聴いた女子高生の紫音は喫茶店のなぎさと会う。なぎさは、入院している紫音の母に聴かせるためのミニＦＭ局であることを知る。なぎさは親友の3人と一緒に紫音の放送を手伝う。そして2人の仲間が加わる。6人の激励の声は紫音の母にコトダマとなって届くだろうか。
ＶＣ（声の出演）は「キミコエ・オーディション」で選出された６人（上記クレジット参照）が紫音を支える女子高生を演じる。個性に乏しい常連の声優に欠けていた新鮮な声である。
紫音を加えた７人のＪＫの性格描写が見事。そして地域の人々、寺の鐘、カエル、猫などの使い方も巧い。紫音の母がコトダマに反応するシーンでは、不覚にも感動してしまった。
声の力を表現するため、スマホのない昭和の設定にしたのだろう。ところで、湘南のミニＦＭ放送といえば「波の数だけ抱きしめて」（91）を思い出すが、本作の女子高生たちは男の子に見向きもしない。友情だけに絞り込んだ直線的ストーリー展開で、「波の数だけ抱きしめて」の軽薄さは微塵もない。それが後味の良い作品にしている。
公式サイト： http://kimikoe.com/movie/
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│編│集│
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いよいよ７月。蒸し暑い夏本番を迎えようという中で、ふと思い出したのは、毎年９～１０日に東京・浅草の浅草寺境内で開催される「ほおずき市」です。外国人観光客でいつもごった返している浅草ですが、仲見世商店街の賑わいや、人混みを離れての浅草寺界隈の静かな佇まいは、ぶらぶらしていて楽しいもの。ほおずき市もそんな浅草における夏の風物詩であり、ちょっと涼しい気分になれて、心も華やぐし、久しぶりにのんびり散策できたらと思っています。（Ｔ・Ｍ）
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