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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.69）2018年2月号　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　新刊紹介「コンクリート診断士試験完全攻略問題集2018年版」
3　文化情報（映画）「花咲くころ」
4　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」１月のイチオシ記事

・宇部三菱・住友大阪が追随～セメント値上げ
宇部三菱セメントと住友大阪セメントは２０１７年１２月２５日、セメント・固化材の販売価格を１８年４月１日出荷分からトン当たり１０００円引き上げると発表した。すでに最大手の太平洋セメントが同日からの１０００円値上げを表明しており、大手３社で出そろった。エネルギーコストや物流コストの上昇が共通の理由で、両社は自助努力にも限界があるとして販売価格への転嫁を決めたとしている。中堅メーカーも追随を検討していることから、値上げの動きが業界全体に広がる公算が大きい。（１月１１日付）

・生コン情報電子化へ
大手ゼネコンが生コン情報の電子化を進めている。練混ぜ開始やコンクリートミキサ車の工場出発時刻、荷卸しや打設完了といった時間管理に主眼を置いており、生コン工場と施工現場でリアルタイムに情報を共有して、コールドジョイントをはじめコンクリートの初期欠陥や誤配などを防止したり、現場の施工日報の記入作業を省力化することを目指している。（１月１８日付）

「コンクリート新聞」１月の主な見出し
・５項目の支援を要請　生コン議連
舗装推進で意見交換（１月１１日付）
・２０１８年の経営展望　セメント大手トップに聞く１
宇部三菱セメント　上田淳社長（１月１１日付）
・２か月連続マイナス　生コン１１月出荷
官公需が不振（１月１１日付）
・公共事業の拡大を　東北地区本部
地整に要望書を提出（１月１１日付）
・安全、ＣＳＲの徹底を　収益力強化追求　
セメント各社トップ年頭訓示（１月１１日付）
・生コン注目市場の理事長に聞く１　
長水生コン協組　鷲澤幸一理事長（１月１１日付）
・「袋セメントを守る」　組合の意義、再認識を
セメント卸協組連　渡辺新会長に抱負を聞く（１月１１日付）
・連載１　再生骨材と生コン工場　ＡＣＲＡＣ（１月１１日付）
・内割、外割を併用　沖縄県
県土木に適用　ＦＡコン指定策定（１月１８日付）
・２０１８年の経営展望　セメント大手トップに聞く２
住友大阪セメント　関根福一社長（１月１８日付）
・ＪＩＳ法改正へ　経産省
罰金上限１憶円（１月１８日付）
・生コン協組連設立へ　大阪広域と和歌山広域（１月１８日付）
・産学連携へ意識共有　滋賀工組／立命館大　
生コンブランド化に挑戦（１月１８日付）
・生コン注目市場の理事長に聞く２　
札幌生コン協組　岡本繁美理事長（１月１８日付）
・４月から最大３０％上げ　山宗化学
１１年ぶり　コスト上昇分を転嫁（１月１８日付）
・連載７　セメント美術を語る　坂口英伸（１月１８日付）
・中庸熱／低熱需要が伸長　供給不足懸念も浮上（１月２５日付）
・高知、再建へ共販検証　四国の生コン
現行体制を来年度も維持（１月２５日付）
・４年ぶりのプラス　パイル１７暦年出荷
高支持杭７割超（１月２５日付）
・２０１８年の経営展望　セメント大手トップに聞く３
太平洋セメント　福田修二社長（１月２５日付）
・「メビウスクリート」がＮＥＴＩＳ登録商品に
スラグ販売協組（１月２５日付）
・宮城のＱＣサークル活動
地域に合った生コン供給（１月２５日付）
・生コン注目市場の理事長に聞く３　
滋賀生コン工組　山本良一理事長（１月２５日付）
・上期受注３０％減　ＰＣ建協
新設から補修・補強にシフト（１月２５日付）
・生コンプラント訪問　北大島コンクリート工業
島内インフラを支える（１月２５日付）

「コンクリート新聞」１月の特集
・北海道地区（１月１１日付）
・東北地区（１月１１日付）
・関東一区の生コン（１月１８日付）
・関東二区地区（１月２５日付）
・東海地区（１月２５日付）
・近畿地区の生コン（１月２５日付）
・九州地区（１月２５日付）


コンクリート新聞購読はホームページから　http://www.beton.co.jp/read.html　

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○「爆発・衝撃作用を受ける土木構造物の安全性評価」に関する講習会（福岡）
2月1日　会場・九州大学医学部　百年講堂　中ホール（福岡）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○コンクリート舗装の設計・施工・維持管理に関する講習会
2月16日　会場　広島工業大学広島校舎（広島）　　
2月28日　会場　エル・おおさか「大阪府立労働センター」（大阪）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○「建築地盤アンカー設計施工指針」改定講習会≪大阪会場≫
2月2日　会場・大阪科学技術センター（大阪）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○2017年度建築生産セミナー「先端建築生産技術の俯瞰 II」
2月9日　会場・建築会館会議室（東京）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○[近畿支部]第14回圧送技術研究会
2月16日　会場・大阪工業大学梅田キャンパス（大阪）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・セメント協会
○「ライフサイクルコストに優しい コンクリート舗装の入門セミナー」
2月22日　会場・札幌コンベンションセンター（札幌）　　　　
詳細はこちら　　http://www.jcassoc.or.jp/

・全国コンクリート圧送事業団体連合会
○第1回全国圧送技術大会
2月24日　会場・日本大学理工学部駿河台校舎1号館（東京）　　　　
詳細はこちら　　http://www.zenatsuren.com/

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○コンクリート診断士受験対策講習会を開講
東京コンクリート診断士会とコンクリート新聞社は共催で５月１９～２０日、東京都品川区のきゅりあんで「コンクリート診断士受験対策講習会2018」を開きます。講習会では、合否を左右する記述式問題に重点を置き、合格できる答案を作成する要点や過去問題を使った解説に加え、構成力、文章力をつけるコツを伝授します。
テキストには、コンクリート新聞社の「コンクリート診断士試験完全攻略問題集2018年版」と技報堂出版の「コンクリート診断士受験対策講座2018」を使います。受講者特典として両書籍を定価の２割引でご購入できます。受講料は一般33,000円、会員29,000円。定員は50名。申込締め切りは4月中旬。
詳細はこちら　　http://www.beton.co.jp/pdf/kouza/shindanshi_2018.pdf

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│新│刊│
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│紹│介│
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3　新刊紹介「コンクリート診断士完全攻略問題集　2018年版」絶賛発売中！

著者：辻　幸和・安藤　哲也・地頭薗　博・十河　茂幸・鳥取　誠一・藤井　和俊
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(2)2013～2017年の過去5年間の全試験問題をカラーで掲載。
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4、 文化情報（映画紹介）「花咲くころ」

2月3日、岩波ホールロードショー、順次全国公開
配給：パンドラ　
監督・脚本：ナナ・エクフティミシュヴィリ 　共同監督：ジモン・グロス
出演：リカ・バブルアニ マリアム・ボケリア
2013年 ジョージア＝ドイツ＝フランス　
ジョージア（グルジア）がソ連邦から独立した翌年（1992年）、トビリシで暮す14歳のふたりの少女、エカとナティアの圧し潰されそうな青春の日々を描いた作品。
エカは母と姉と暮しており、父親は暴力沙汰を起こして刑務所に入っている。ナティアの家庭はアル中の父親のために荒んでいた。ナティアに思いを寄せる二人の少年がいる。不良のコテと正義感の強いラドである。ラドはナティアが心配で、ナティアに弾丸の入った銃を渡すが、ナティアはいじめにあっているエカに拳銃を渡す。だが、エカはその銃を使って他の少年に殴られているいじめっ子を助けてしまう。ある日ナティアは、コテの車に押し込まれ、誘拐されてしまう。当時のジョージアに横行していた誘拐婚である。そしてナティアとコテの結婚披露宴がコテの自宅で開かれ、エカも招かれる。エカは男性舞踊を踊り、銃をナティアに返す。結婚したナティアは学校に行かしてもらえず、外出も許されず、コテの家族と暮す日々であった。ある日、外にラドがいることに気付き、ナティアはラドに近寄る。嫉妬したコテは仲間を使ってラドを刺殺する。ナティアは銃でコテを殺そうとするが、エカは銃を取り上げ、銃を池に棄ててしまう。そして、エカはこれまで会うことを拒んでいた刑務所の父親を訪ね、向き合うのだった。
本作はワンシーンワンカットで構成、音楽を使用しない、説明的セリフを排除した、ピリピリと心に突き刺さって来るような厳しさが感じられる。
内戦後のトリビシの町は戦火こそないが、食糧の配給の殺伐とした人々の列にその気配が窺える。本作は、独立も内戦も描いていないが、二人の少女、エカとナティアがそれを象徴する。
誘拐婚はソヴィエト政権下に置かれたグルジアの象徴であり、青年ラドの刺殺は独立に対するソヴィエトの弾圧、拳銃を捨てるのは、暴力に頼らないエカの闘いを意味する。婚礼におけるエカの踊り（男の踊り）はその決意であり、ナティアへの愛の告白とも解釈できる。
ラストの父親とエカの面会は、暴力が支配するトリビシ（父親）と向き合うエカの決意、そして解放への前進を意味しているのだろう。
様々なアプローチが可能な、重層的面白さに満ちた作品である。

公式サイト：　http://www.hanasakukoro.com/
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│編│集│
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│後│記│
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１月は全国的に大雪に見舞われ、首都圏でも２２日には東京都心部で降雪量23ｃｍを観測、２０１４年２月以来の20ｃｍを上回る大雪とのことで、交通機関などに多大な影響を及ぼしました。朝晩の冷え込みも厳しく、２月４日は暦の上では立春ですが、寒がりの私としては、春の訪れまでまだまだ辛抱が続くことになりそうです。そんな中、２月の旬の食べ物は、キャベツ、大根、ブロッコリー、セロリ、小松菜、ホウレンソウ、白菜、レンコン、カブ、アサリ、サワラ、鯛、ヒラメやカキなど実に多彩。アサリの味噌汁と葉物中心の鍋料理で冷酒をいただくつもりです。（Ｔ・Ｍ）

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