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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.84）2019年5月号　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　文化情報（映画）「オーヴァーロード」
4 コンクリート新聞デジタル配信スタート！
5 編集後記

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1、 「コンクリート新聞」４月のイチオシ記事

・供給側のメリット追求～国交省生コン情報電子化
国土交通省は１４日、同省内で第８回コンクリート生産性向上検討協議会（前川宏一会長＝横浜国立大学教授）を開き、今年度下半期に同省の発注工事で試行した「生コン情報の電子化」の経過報告を行った。電子化により打設時間の短縮などの効果が確認された一方で、生コン供給側のメリットが課題としてあがった。（３月２８日付）

・スランプ値差撤廃広がる～生コン協組
生コンの価格設定でスランプ別値差を撤廃し、各呼び強度同一価格とする動きが広がっている。「施工性」や「構造体品質」を重視した配合での発注を促す狙いがある。さらに、負の慣行とされるスランプ上限値（軟らかめ）要求を抑制する効果も期待できる。『建設物価』２０１９年４月号によると、表示価格で値差のない市場は、宇都宮、さいたま、名古屋、津、大津などの４１都市で、１０年前に比べておおむね倍増した。（４月１１日付）

「コンクリート新聞」４月の主な見出し
・業務提携が４月始動　年６０万トン
太平洋セメント、日立にＯＥＭ供給（３月２８日付）
・道開発局発注　一部頂版をＰＣａ化
ボックスカルバート　発注時に図面提示（３月２８日付）
・生コン議連　強力布陣で活動再開
需要開拓小委「期待に応える」（３月２８日付）
・千葉など３市と協定
千葉中央協組　災害時に消火水供給（３月２８日付）
・近畿地区本部　暑中コンなど７件発表
技術研修会　多彩なテーマで研究（３月２８日付）
・留萌で５個１集約　遠方輸送厳しく
高速終息で出荷激減（３月２８日付）
・透水コンの施工拡大　生コンポータル　
製造８００工場体制目指す（３月２８日付）
・東採協　稲垣栄会長に聞く
第三者試験は人材が鍵　五輪特需で役割高まる（３月２８日付）
・集約ガイドを刊行
全生連　過剰設備の是正が急務（４月４日付）
・三井住友建　バイオ素材を開発　
建設材料で活用（４月４日付）
・１９年度は微減の８２００万立方米
生コン出荷　２０工組で増加予想（４月４日付）
・工組主催　秋田大で１ＤＰ施工
４種の舗装コンを展示（４月４日付）
・内需上振れ見込み　昨年度
セメント　終盤も堅調保つ（４月４日付）
・３社合弁で印に進出　技術者も派遣
武井工業所ら　道路用製品を製造（４月４日付）
・コンクリート工を支える　専門工事業界のいま（３）
公益社団法人全国鉄筋工事業協会（４月４日付）
・廃瓦で透水性舗装　Ｋ―グランド
北陸中心に実績伸ばす　永平寺で今月施工（４月４日付）
・関東一区　減少予想も上振れ余地
今年度生コン出荷　民需底堅く（４月１１日付）
・役割終え３工場閉鎖　宮城／気仙沼
復興需要終息など（４月１１日付）
・北海道　特需で明暗分かれる
１８年度出荷　札幌は２ケタ減（４月１１日付）
・生コンにも波及必至
２０年１月導入　船舶のSOｘ対策（４月１１日付）
・大阪広域協組　新価格の浸透に注力
環境対策で３か年計画策定（４月１１日付）
・住友大阪　大型サイロが竣工
高知工場　輸出拡大へ（４月１１日付）
・UFCの耐久性実証　大成建設
供用１０年で健全性維持（４月１１日付）
・自動貼付け装置開発　鹿島
作業時間を６割短縮　美シール工法（４月１１日付）
・出荷予定変更が増大　昨年度
東京協組　１００７現場４９万立方米（４月１８日付）
・使命と責任果たす　生コン技術大会
外部へもPR　７６０人参加（４月１８日付）
・熊本地震から３年　災復需要盛期続く
ミキサ車確保が課題（４月１８日付）
・茨城北部協組　値上げ着実に浸透
目標１万５０００円　員外１社加入（４月１８日付）
・AE剤の価格改定
日本シーカ　７月１日出荷分から（４月１８日付）
・九州　災復、民需がけん引
１８年度出荷　５県でプラス（４月１８日付）
・様々な庭空間を提案　EXG2019
表面塗装に工夫凝らす（４月１８日付）
・コンクリート工を支える　専門工事業界のいま（４）
共同の力で需要開拓（４月１８日付）
・生コン倒産は小康状態、TSR調べ
昨年度５件　背景に競争沈静化（４月２５日付）
・船舶SOｘ対策　値上げ幅提示できず
石灰石骨材　物流コスト上昇必至（４月２５日付）
・大阪兵庫は５％減　１９年度出荷
近畿　インバウンド需要に期待（４月２５日付）
・千葉北部協組　災害に強い体制構築へ
BCP策定　減災支援も準備（４月２５日付）
・新会長に西原氏　青年部協議会
全生連と関係改善（４月２５日付）
・働き方改革対応を検討
全国生コン卸　浅野会長を再任（４月２５日付）
・PR動画を公開　青年部が制作
・渡辺会長再任
セメント卸　一部で値上げの動き
静岡工組　県が協力、魅力発信（４月２５日付）
・シートで品質向上　西松建設
函体養生に適用　汚れも防止（４月２５日付）

「コンクリート新聞」４月の特集
・生コン産業の新展開（３月２８日付）
・第２０回生コン技術大会（４月１１日付）
・東北（４月１８日付）
・セメント技術大会（４月２５日付）　

コンクリート新聞購読はホームページから　http://www.beton.co.jp/read.html　

1部売りの場合はお問い合わせフォームから　http://www.beton.co.jp/contactus.html

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○「高炉スラグ細骨材を用いたプレキャストコンクリート製品の設計・製造・施工指針（案）」の発刊に伴う講習会（東京会場）
5月13日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第１回　ＪＳＣＥ－ＡＳＣＥインフラレジリエンスに関する国際シンポジウム
5月22～23日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○トンネル工学セミナー2019
5月29日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○第３回　建築ドローンシンポジウム「建築×ドローン２０１９」―平常時から災害時までのドローン活用最前線―
5月9日　会場・建築会館ホール（東京）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○シンポジウム「アンボンドPC部材の性能評価の現状について考える／2016年熊本地震PC建築物調査報告」
5月16日　会場・建築会館ホール（東京）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2019」
5月13日　山口　　5月15～16日　広島　　5月23～24日　東京　　5月29～30日　大阪　　
詳細はこちら　　http://www.j-cma.jp/

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3、 文化情報（映画紹介）『オーヴァーロード』
5月10日よりＴＯＨＯシネマズ日比谷ほか全国公開
配給：プレシディオ　
監督：ジュリアス・エイヴァリー　　
制作：Ｊ.Ｊ.エイブラムス　
出演：ジョヴァン・アデポ　マティルド・オリヴィエ　ワイアット・ラッセル
2018年　アメリカ　110分

何の予備知識を持たずに本作に接してびっくり。監督の大暴走。戦争アクションで始まり、ナチスの生体実験、そしてモンスター映画と、呆れるほどの娯楽要素のてんこ盛り（混合ジャンルというらしい）。多様化する観客嗜好に対応した、というより、製作者が観客の驚く反応を見て喜んでいるように思える作品だ。しかも観客の満足度はかなり高く、製作側の意図は成功している。
ストーリーは知らない方が楽しめるので、以下、最低限の情報に留める。
ノルマンディー上陸作戦開始直後、第101空挺師団は、ドイツ占領下のフランスの村の教会内にある連合軍の通信を妨害する電波塔を破壊する密命を果たすため、村に降り立つ。師団の指揮を執る伍長とその部下は、森でクロエという女性と遭遇、彼女はナチスの科学者が村人を教会に次々と送り込んでいると話す。彼女と二人の兵士は教会に潜入、そこで目にしたのは恐ろしい人体改造実験だった…。
人体実験といっても、森村誠一の『悪魔の飽食』のような陰惨なものではなく、死者を蘇らせるという研究。しかも、ほぼ完成している。だが、その薬剤は死者を生き返らせるが、殺しても死なない凶暴なモンスターと化してしまうのだ。ナチス親衛隊将校と伍長の死闘は凄まじいが、かなりブラックな笑いを伴う。撃たれても蘇りの注射を自分で打ち、モンスターと化す。それをお互いが打つのだから、収拾がつかない。この展開をどう収めるのか。何でもありのワザを繰り出す、そう、これはアクション・コメディなのだ。しかし、キャラクターに陽気さが欠けている。『戦略大作戦』（70）のドナルド・サザーランドのような明るいキャラクターが不在なのだ。だが、びっくり箱のような驚きと無茶ぶりに満足間違いなし。俳優はブレイク前の無名新人揃いであるが、なかでも伍長役もワイアット・ラッセルはカート・ラッセルとゴールディ・ホーンの息子という優良株。クロエ役のマティルド・オリヴィエは新人だが、出演作や監督作品、製作作品も控える美しき才女で今後の活躍に注目。

公式サイト：　https://www.overlordmovie.jp/

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│編│集│
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│後│記│
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少し前、銀河の中心にある巨大ブラックホールの撮影に初めて成功したという発表がありました。超高密度で質量が大きく、その強力な重力のため、物質も光も脱出できない天体として知られ、直接的な観測が難しかったのですが、今回、国際共同研究グループが地球大サイズの巨大な超高解像度の電波望遠鏡を仮想的に作り出し、ブラックホールの周囲で生じる電波を観測・解析して実現したとのこと。宇宙は依然、謎に包まれており、この１０連休で我々が近隣の惑星に気安く旅行に行くとか、それぐらい身近な存在になるのははるか先のことでしょうが、それでもブラックホールの中をのぞいて、どうなっているのか見てみたい気にもなるし、来る「令和」時代も、こうした未知の分野などに対するワクワク感をいつも持っていたいものです。（Ｔ・Ｍ）

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