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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.89）2019年10月号　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　映画情報　『ゴッホとヘレーネの森　クレラー＝ミュラー美術館の至宝』
4　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」９月のイチオシ記事

・ＪＡＳＳ５ 次期改定の方向示す～建築学会
日本建築学会は２０２０年代前半にＪＡＳＳ５の大改定を予定している。建築現場で環境に配慮したコンクリートや最新のＩＴ技術を採用しやすくする方向性で検討が進められている。生コン業界から注目されている暑中コンクリートや流動性の高いコンクリートについても、改正ポイントになる見込み。４日に金沢工業大学で開かれた日本建築学会大会の研究協議会で報告された。（９月１２日付）

・千葉砂供給に不透明感～停電 生コン一時停止相次ぐ
９日に千葉県に上陸した台風１５号による大雨や停電の影響が、生コンやセメントの操業にも及んでいる。東京都、神奈川県、埼玉県の生コン工場は全般に軽微な被害にとどまった一方、千葉県では千葉市、印西市、成田市、木更津市などの広い範囲で一時１０以上の生コン工場が操業停止に追い込まれたようだ。停電が主因で、徐々に復旧しているが、一部地域ではいまだ操業停止を余儀なくされているもよう。プラント建屋や事務所の外壁が吹き飛ばされたり、ベルトコンベアが破損したりするなど直接的な被害もあった。千葉県生コンクリート工業組合によると、１３日時点で回答した１４工場中８工場が停電を含め被害を受けたとしている。（９月１９日付）

「コンクリート新聞」９月の主な見出し
・１２都市で１０００円以上
生コン市況、上昇基調続く（８月２９日付）
・岐阜工組　無線利用が好評
子供向けイベント初出展（８月２９日付）
・国内３か月ぶり増加　セメント
７月販売　豪雨反動など（８月２９日付）
・復興プラントを閉鎖　気仙沼協組
４年ぶり出荷増想定（８月２９日付）
・協組広域化も検討へ　福島中央協組
共販価格が満額浸透（８月２９日付）
・千葉中央協組　ミキサ車で消防水供給
合同防災訓練に参加（８月２９日付）
・大型製品の販売好調
土木４～６月　ＰＣａ化の提案も（８月２９日付）
・骨材ニーズを吸い上げ
日鉄鉱業　札幌で販路開拓へ（８月２９日付）
・軽量コン供給に黄信号
規格変更でＪＩＳ返上も（９月５日付）
・国土強靭化を加速　国交省
２０年度概算要求　総額７兆円超に（９月５日付）
・１５工組で２ケタ増　７月
生コン出荷　災復向け伸びる（９月５日付）
・全生連常設委員会　委員長に聞く
今年度の活動方針　品質管理監査委員会（９月５日付）
・新規加入へ規程整備
志太榛原協組　販売店、集約化など（９月５日付）
・群馬工組　関東一区の事例学ぶ
暑中コン対策　留意点を解説（９月５日付）
・将来見据え研究強化　アカデミー熊本
熊本から全国へ　今後の運営を議論（９月５日付）
・生コンに窮状訴え
静岡西部　骨材資源確保で研究会（９月５日付）
・１月から新価格適用
名古屋協組　資材、傭車費の上昇で（９月１２日付）
・大西セ協流通委員長に聞く　相互協力の理念共有　
災害対応　業界ＢＣＰ策定へ（９月１２日付）
・三重工組　杉山青年部長に聞く
世代交代に備える　組織活性化へ部員勧誘（９月１２日付）
・働き方改革対応を支援　東関東協組
社労士説明会を開催（９月１２日付）
・ミキサ車１台を派遣　総合防災訓練に参加
栃木中央協組／工組（９月１２日付）
・全生連常設委員会　委員長に聞く
今年度の活動方針　技術委員会（９月１２日付）
・財源確保し維持管理　土木学会
全国大会　女性、外国人も活用を（９月１２日付）
・ポラコンで需要創造　三重工組
普及活動を開始　畑中教授が講演（９月１９日付）
・「例外は認めない」　
住友大阪　値上げ交渉が終盤（９月１９日付）
・全生連常設委員会　委員長に聞く
今年度の活動方針　認定共同試験場委員会（９月１９日付）
・高効率工場の実現へ　トクヤマ
最新設備に更新　国内トップ級に（９月１９日付）
・山形市で防災訓練　ポンプ車から放水
生コン／圧送業界が連携（９月１９日付）
・ＧＮＮ代表に山下氏
組織変更で再出発（９月１９日付）
・施工／品質管理に重点
パイル各社　タブレット端末も活用（９月１９日付）
・乾式並みの厚付け実現
デンカ　ポリマータイプも対応（９月１９日付）
・大阪広域生コン協組、７つの目標を推進
ＳＤＧｓ実現へ　あらゆる業務見直し（９月２６日付）
・議長選任ルール明確化
全国品監　運営規程を制定へ（９月２６日付）
・全生連常設委員会　委員長に聞く
今年度の活動方針　共同事業委員会（９月２６日付）
・働き方改革で地整と議論
九州地区　４週６休が５割（９月２６日付）
・千葉砂業者、操業を順次再開
生コンへの影響は限定的（９月２６日付）
・北海道工組青年部　採石未来研と意見交換
「働き方改革」テーマに（９月２６日付）
・大面積修復に効果　福岡で見学会
リフレドライショット　乾式吹付けＰＲ（９月２６日付）

「コンクリート新聞」９月の特集
・コンクリート構造物の維持・補修（９月５日付）
・スラグ（９月１２日付）
・コンクリート用化学混和剤メーカー（９月１９日付）
・生コンおよび関連産業の将来像（９月２６日付）
　
コンクリート新聞購読はホームページから　http://www.beton.co.jp/read.html　

1部売りの場合はお問い合わせフォームから　http://www.beton.co.jp/contactus.html

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○2019年度土木学会継続教育プログラム「構造工学における有限要素法の基礎と応用講習会」
10月3～4日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第10回維持管理セミナー　－定期点検要領改訂（トンネル・橋梁）のポイント－
10月10日　会場・広島ＹＭＣＡ国際文化センター（広島）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○講習会「鉄筋コンクリート部材の構造性能評価の現状と将来」（大阪会場）
10月2日　会場・大阪科学技術センター（大阪）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○[関東支部] 既刊図書講習会「プレストレストコンクリート構造の設計－学びやすい構造設計－」
10月16日　会場・建築会館ホール（東京）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○「プレキャスト複合コンクリート施工指針」改定講習会
10月28日　会場・建築会館ホール（東京）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・日本コンクリート工学会
○「第52回コンクリート技術講習会－基礎から応用まで、コンクリート技術の要点を1日で学ぶ－」
10月4日　福岡、名古屋　　10月8日　大阪　　10月11日　北海道　　10月15日　東京-1　　10月17日　広島　　10月18日　宮城　　　10月30日　東京-2　　　　　　　　
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

・セメント協会
○事例から学ぶ セメント系材料の基礎知識セミナー　－コンクリート舗装・セメント系固化材・セメント系補修材の事例から－
10月3日　会場・広島JAビル（広島）　　　　
詳細はこちら　　http://www.jcassoc.or.jp/

・日本材料学会
○第19回コンクリート構造物の補修、補強、アップグレードシンポジウム
10月17～18日　会場・京都テルサ（京都）　　　　
詳細はこちら　　http://www.jsms.jp/

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3、 映画紹介　『ゴッホとヘレーネの森　クレラー＝ミュラー美術館の至宝』
10月25日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給：アルバトロス・フィルム　
監督：ジョヴァンニ・ピスカーリア　　脚本：マッテオ・モネタ
美術史コンサルタント：マルコ・ゴルディン　
案内人：ヴァレリア・ブルー二・テデスキ
2018年　イタリア　90分

後期印象派の画家フィンセント・ファン・ゴッホは、作家として活動したのは僅か10年であったが、現存する作品は2000点以上ある。
本作は、無名時代にゴッホの作品と出会い、個人収集家として300点を収集したヘレーネ・クレラ＝ミュラーの収蔵美術（クレラー＝ミュラー美術館）から、ゴッホの習作時代の作品、静謐なハーグ派（灰色派）、そして印象派へ。躍動する色彩、肉厚な絵の具。そしてゴーギャンとの決裂、耳切り、拳銃による自殺…。自殺直前まで変化し続けた作風を、ゴッホとヘレーネが残した手紙と収蔵作品から分析、解説する美術ドキュメントである。
ゴッホの置かれた状況がその時の作品に与えた影響について、ゴッホ研究家のマルコ・ゴルディン、美術館スタッフが解説する。
案内人はイタリアの名女優、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ。彼女の微笑と視線、温かみのある声で、ゴッホの波乱に満ちた生涯を、彼の作品と照合する旅はまさに至福の時間。ミステリアスで謎解き的興味に満ちた作品である。
本作は、イタリアのバシリカ・パラディアーナで開催された『ファン・ゴッホ　麦と空の間に』展に合わせて製作された。そして、10月11日からの上野の森美術館で開かれる『ゴッホ展』に合わせてのタイムリーな公開といえよう。

公式サイト：　http://gogh-helene.com/

※展覧会『ゴッホ展』
2019年10月11日～2010年1月13日　上野の森美術館
公式サイト：　https://go-go-gogh.jp/

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│編│集│
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│後│記│
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９月１５日に開かれた男女マラソンの2020年東京五輪代表選考会（MGC）は、上位２人が代表に内定する一発勝負という緊張感の中、白熱したレースが展開されました。選手たちは試合結果に対し悲喜こもごもと思いますが、今後の国内３試合の結果次第となる代表の残り一枠の座を射止めるべく、可能性に賭けて奮起してほしいものです。また、20日からラグビーＷ杯日本大会が始まりましたが、強豪国の代表選手たちの体格や走力、破壊力は、見ていてやはり圧倒される限りです。ただ、日本代表も前回のＷ杯で強豪の南アフリカに劇的勝利を収めており、今回も最後まで強豪国に真っ向勝負を挑んでくれたらと思います。MGCもそうでしたが、真剣勝負の気迫がひしひしと伝わるのも、大舞台ならではの醍醐味でしょう。酒を飲んだりしながら寝転んでＴＶ観戦している筆者なので、あまり説得力はないのですが。（Ｔ・Ｍ）

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