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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　文化情報（映画）『わたしは金正男（キム・ジョンナム）を殺してない』
4　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」９月のイチオシ記事

・広域的な集約容認～東京地区生コン協組
東京地区生コンクリート協同組合（東京都中央区、４５社５９工場、斎藤昇一理事長）は、８月３１日の理事会で「工場集約化事業規程」の改定を承認、１日から運用を始めた。工場集約を促進するため、ブロックを超えた広域的な工場集約を容認するとともに、集約後の最大シェアを旧規程の８％から１２％に引き上げた。さらに、時限措置として自主廃業などでシェアを返還、脱退する組合員に支払う補償金や設備解体支援金を３０％上積みする。（９月１０日付）

・コロナ禍 出荷減予想が４割超～本紙調査
コンクリート新聞社が全国の生コンクリートメーカーを対象に実施したアンケート調査によると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で出荷が下押しされたとの回答が全体の４割を占めた。中でも、関東一区、東海、近畿の大都市圏や北陸で、その割合が高かった。２０２１年度の出荷も大幅、多少をあわせて減少するとの見通しが４割を超えており、コロナ禍を引きずるもようだ。１４５社から回答を得た。（９月２４日付）

「コンクリート新聞」９月の主な見出し　
・ＳＬ１２cm以上が４割
生産性向上　国交省の直轄工事で（９月３日付）
・中国向け輸出急増
セメント　需給調整でスポット拡大（９月３日付）
・コロナ、休業工場を支援
埼玉中央協組　特別赤金、上限３００万円（９月３日付）
・ＫＹＴで事故防止
全生連　安全講習で必要性学ぶ（９月３日付）
・全地区でマイナス
生コン　７月出荷１０％減（９月３日付）
・北海道除き前年割れ　セメント
７月販売　天候不順響く（９月３日付）
・大阪広域協組　コロナ対策で寄付
兵庫県、神戸市から感謝状（９月３日付）
・品確策を全国展開
土木学会　東北などの事例報告（９月３日付）
・１２０水系で協議会設置
国交省　流域全体で治水対策（９月３日付）
・性状保持にニーズ
混和剤　骨材変動、暑中対策で（９月１０日付）
・直轄国道で１０％に　吉沢所長が講演
秋田　白舗装採用増やす（９月１０日付）
・高炉Ｂ種も安定へ
スラグ　輸出、国内に振り替え（９月１０日付）
・次のステップへ準備　来春以降
東関東　値上げ幅／時期を検討（９月１０日付）
・建設産業全体に寄与　商標を登録
全国アカデミー　組織確立目指す（９月１０日付）
・国交省　下水道普及率７９％超
昨年度末　未整備地域の解消へ（９月１０日付）
・建機工　ミキサ更新減が影響
２１年度　２６０億円割れ予想（９月１０日付）
・国交省　ウィズコロナに対応
技術政策の方向性を深化（９月１０日付）
・生コン　１６都市が１万５０００円超
１万円割れ高知のみ（９月１７日付）
・抗体検査キット配布　コロナ対策
大阪広域協組　５０００人分を用意（９月１７日付）
・秦皇島浅野を売却
太平洋　現地企業に全持分　今月中（９月１７日付）
・「脱炭素化」を追求　曾澤高圧
自己治癒コンで貢献　１０月商業化へ（９月１７日付）
・庄内協組　コロナ対策を徹底
活性化フォーラム２４０人参加（９月１７日付）
・三重で消火用水１２６トン供給
ミキサ車２台で輸送（９月１７日付）
・橋梁点検は二巡目に　道路メンテ
緊急／早期措置　自治体で進まず（９月１７日付）
・銅スラグを海砂代替に
ＪＣＩ四国　活用ガイドライン作成（９月１７日付）
・国交省　生コン１２年で半減
１８年度土木向け　単価上昇が主因（９月２４日付）
・京都広域協組が誕生
４協組統合で２２社に（９月２４日付）
・鉱山操業で衛星利用
住友大阪　実証事業に採択（９月２４日付）
・来春に１０００円値上げ
千葉北部　戻りコン料は１月改定（９月２４日付）
・神戸市から感謝状
大阪広域協組　防災で寄付（９月２４日付）
・ポゾリス　アプリで設備保全
事業のデジタル化推進（９月２４日付）
・鶴見川で中間案公表　自治体が計画
流域協議会　洪水対策を推進（９月２４日付）
・柱梁接合部の損傷低減
鹿島　耐震性向上工法を開発（９月２４日付）

「コンクリート新聞」９月の特集
・近畿地区の生コン（９月３日付）
・スラグ（９月１０日付）
・北海道地区（９月１０日付）
・コンクリート用化学混和剤メーカー特集（９月１７日付）
・東北（９月１７日付）
・九州地区（９月１７日付）
・生コンおよび関連産業の将来像（９月２４日付）　

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○第40回地震工学研究発表会
10月1～2日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第20回地震災害マネジメントセミナー「複合災害に備える ― 地震、豪雨、火山噴火などによる重畳災害に備えて」
10月5日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○維持管理・防災ジョイントセミナー
10月5日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○電気化学的防食工法指針改訂報告会
10月8日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○コンクリート構造物の設計と連成型性能評価法に関する研究小委員会（第２期）成果報告会
10月20日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）、Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第11回道路橋床版シンポジウム
10月29～30日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○[関東支部] 既刊図書講習会「免震・制振構造の設計 ― 学びやすい構造設計 ― 」
10月9日　会場・建築会館ホール（東京）　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○eラーニング「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」改定講習会
2021年3月22日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○eラーニング「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」改定講習会
2021年3月22日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するオンラインフォーラム2020」
～コンクリート構造物の健康寿命を考える～
2021年3月31日まで　会場・Web　　　　　　
詳細はこちら　　http://www.j-cma.jp/

・プレストレストコンクリート工学会
○第29回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム
10月29～30日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jpci.or.jp/

・日本材料学会
○第20回コンクリート構造物の補修、補強、アップグレードシンポジウム
10月15～16日　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.jsms.jp/

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3、 文化情報（映画紹介）『わたしは金正男（キム・ジョンナム）を殺してない』
10月10日よりシアター・イメージフォーラム、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督・製作：ライアン・ホワイト　
製作：ジェシカ・ハーグレイヴ
2020年　アメリカ　104分

北朝鮮の最高指導者、金正恩（キム・ジョンオン）の異母兄である金正男（キム・ジョンナム）がマレーシアのクアラルンプール国際空港出発ロビーで暗殺されたのは2017年2月17日であった。本作は、監視カメラに収められた金正男殺害の一部始終と、実行犯として逮捕された20代半ばのインドネシア人とベトナム人の女性2人の証言、彼女らの弁護団、ジャーナリストへのインタビューなどで構成。彼女らの背後で暗躍していた北朝鮮工作員の暗殺計画、そして彼女らを暗殺の実行犯に仕立て上げ、犯行に及ぶまでを克明に炙り出したドキュメンタリーである。
2人の女性、ベトナム人のドアンと、インドネシア人のシティは日本のテレビ番組用のイタズラ動画に出てみないかと（北朝鮮工作員の）日本人のジェームス、ミスターＹから誘われる。ふたりはそれぞれ別のところでイタズラ動画の訓練を受け、当日を迎える。
空港監視カメラの映像。搭乗手続きをしようとしている金正男に、じゃれつくように近づき、顔に猛毒の神経剤ＶＸを塗りたくり、二人はトイレで手を洗う。金正男は警官に助けを求め、ふらつきながら空港のクリニックに向かうが、間もなく死亡。
数日後、ふたりは逮捕される。この計画に関わった8人の工作員のほとんどはマレーシアを脱出するが、化学の専門家リ・ジョンチョルを逮捕。北朝鮮は激しく抗議、北朝鮮に住むマレーシア人の出国を禁止する。マレーシアはリ・ジョンチョルの釈放、金正男の遺体を引き渡す。そして二人の女性の裁判が始まる。マレーシアで有罪判決を受ければ死刑は免れない。2年の裁判と拘留。ある日突然ドアンが釈放され、後にシティも釈放される（国家間の密約があったのだ）。それぞれの故郷に帰ったふたりは、メディアやＳＮＳで容赦ないバッシングを受け、かつての日常は失われてしまう。ドアンとシティという二人の若い女性の、決して恵まれているとは言えない暮らしと夢を工作員に利用され、平穏な暮らしも夢も搾取され、打ち砕かれてしまったのだ。
そして、拉致被害者の方々も平穏な暮らしも夢も奪われ、苦しみを抱えて生きておられるのだろう。そう思うと、暗澹たる気持ちで胸が苦しくなる。

公式サイト：　https://koroshitenai.com/
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│編│集│
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│後│記│
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北米最高峰のモータースポーツであるインディカーシリーズの最大イベントで、世界の３大自動車レースの一つであるインディ500が８月に開かれ、元・F１ドライバーの佐藤琢磨選手が優勝を果たしました。インディ500は１周が約４ｋｍのコースを200周走る超高速レースで、今年は新型コロナウイルスの影響により３か月遅れ、無観客試合でしたが、佐藤選手は予選３位からスタートして激しいトップ争いの末、2017年に日本人ドライバーとして初優勝して以来、43歳にして２度目の優勝という快挙を成し遂げました。TVでもレースの模様を放送していましたが、やはり海外のレースで日本人選手が活躍してこそ、面白みが増すというもの。日常生活が戻りつつあるとはいえ、コロナ禍でなおも閉塞感が漂う昨今ですが、こうした明るいニュースがどんどん飛び込んできて、我々をワクワクさせてほしいものです。（Ｔ・Ｍ）

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