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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　文化情報（映画）『アウトポスト』
4　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」２月のイチオシ記事

・設計でスランプ値明記へ～生産性向上協議会
国土交通省は９日、Ｗｅｂ方式で第１０回コンクリート生産性向上検討協議会（前川宏一会長）を開き、設計段階で原則、コンクリートの施工時のスランプ値を記入することを決めた。同協議会は２０１７年３月に標準的な構造物のスランプ値を１２cmとする「流動性を高めた現場打ちコンクリートの活用に関するガイドライン」を策定し、国交省は翌４月に各地方整備局へ通知していた。ただ、１９年度の調査では設計段階でスランプ１２cmとした現場は１７％、施工段階でも４１％にとどまった。これを受け、同省は設計の成果品にスランプを記入することを原則化し、年度内に通知する方針だ。（２月１８日付）

・監査受審率９割に～全国品監
　２０２０年度の全国統一品質管理監査は新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の事態に見舞われながらも、おおむね無事に終了した。全国生コンクリート品質管理監査会議（辻幸和議長）は１７日、都内の全国生コンクリート工業組合連合会で定例会議をＷｅｂ主体で開催し、今年度の監査内容とマル適マークの使用承認などについて審議した。結果報告が遅れている滋賀を除く４４地区の２４４０工場のマル適マーク使用承認申請を承認するとともに、２１年度のマル適マークを交付した。（２月２５日付）

「コンクリート新聞」２月の主な見出し
・ＡＩで生コン品質判定
曾澤高圧　製品工場で国内初導入（１月２８日付）
・プラント設備を増強
新幹線工事へ安定供給　北渡島生コン（１月２８日付）
・２０２１年の経営展望　セメント大手トップに聞く３
太平洋セメント　不死原正文社長（１月２８日付）
・住友大阪　事業基盤の革新がカギ
脱炭素　廃コン活用の仕組みを（１月２８日付）
・結束力試す値上げ
埼玉中央　満額浸透目指す（１月２８日付）
・生コン注目市場の理事長に聞く３　
静岡西部生コン協組　高井成幸理事長（１月２８日付）
・６年連続３０００億円超え
ＰＣ建協　補修／補強工事が好調（１月２８日付）
・宇部／港湾技研　深海でのセメント劣化機構
世界初発表　著しく強度低下（１月２８日付）
・生コン　２年連続で過去最低
20年出荷　初めて８０００万ｍ3割り込む（２月４日付）
・政府投資、高水準続く
21年度　強靭化、災復が支え　建設投資見通し（２月４日付）
・５４年ぶり４０００万トン割れ
セメント　複合要因が下押し　昨年内需（２月４日付）
・輸出枠１００万トンを取得
太平洋セメ　ＳＩと資本提携　米向け５０万トン（２月４日付）
・近畿地区本部事務局研修会
電気店の生き残り戦略　ナルデンの成瀬氏が講演（２月４日付）
・生コン注目市場の理事長に聞く４　
中予生コン協組　花井秀裕理事長（２月４日付）
・高支持力杭が８割に　２０年出荷
パイル　２年連続で過去最低（２月４日付）
・ＤＸ推進へ具体策　国交省
国民目線で行動計画作成へ（２月４日付）
・北海道土木技術会　試行工事で効果検証
品質確保の取り組みで講演（２月４日付）
・ＲＣ比率低下続く
マンション新設減が影響　１５年で６割減（２月１１日付）
・ＣＯ２封入で負荷軽減
三菱商事　加企業設備をリース（２月１１日付）
・次期社長に今井氏　デンカ
経営戦略を再整備（２月１１日付）
・石炭安で国内増益　４～１２月
専業２社　太平洋、米事業が好調（２月１１日付）
・２４０万ｍ3割れの公算
東京地区　１月増加も低水準（２月１１日付）
・４月に１０００円値上げ
栃木南部協組　骨材高を転嫁（２月１１日付）
・生コン注目市場の理事長に聞く５　
札幌生コン協組　成田眞一理事長（２月１１日付）
・さらなる飛躍へ英知結集
千葉北総生コン協組が創立５０周年（２月１１日付）
・重金属吸着シート開発　
住友大阪　残土下敷設で固体化（２月１８日付）
・新幹線工事が本格化
北海道　道南、道央で出荷急増（２月１８日付）
・３Ｄ型枠を初適用
清水建設　自由曲面の柱を構築（２月１８日付）
・来年度も出荷堅調　７６万ｍ3予想
玉川協組　市況対策を推進（２月１８日付）
・通期予想を引き上げ
三菱マテ　純利益１００億円に（２月１８日付）
・長野工組　ＦＡ、ポラコンで実験
木曽、佐久支部が成果発表（２月１８日付）
・土木製品、４社が増益　４～１２月期
拡販強化、原価低減が寄与（２月１８日付）
・４施策を肝いりで推進
小泉環境相　改正温対法成立に焦点（２月１８日付）
・ＣＯ２収支を大幅減
大成建設　スラグ利用の環境配慮コン（２月２５日付）
・紙の手形、２６年廃止へ
経産相が表明　取引の現金化促す（２月２５日付）
・災復、出荷を押し上げ
関東二区　長野で２ケタ増続く　４～１月（２月２５日付）
・工場集約の議論必要
千葉西部　戻りコン料引き上げ（２月２５日付）
・関商工で出前授業
岐阜　ライン生コンが協力（２月２５日付）
・石灰石鉱業協会　鉱物学的に検討を
ＡＳＲ対策でセミナー開く（２月２５日付）
・業績改善傾向鮮明に
パイル　関東地区で不振脱却　４～１２月（２月２５日付）
・工事中止の影響続く
建築４～１２月　Ａ＆ＡＭは８割減益（２月２５日付）

「コンクリート新聞」２月の特集
・北陸地区（１月２８日付）
・近畿地区の生コン（１月２８日付）
・北海道地区（２月４日付）
・東海地区（２月４日付）
・中国地区（２月４日付）
・フライアッシュ（２月２５日付）
　
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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○令和二年度構造工学セミナー「近年の豪雨による構造物被害－河川橋梁を中心とした構造物の被害事例と今後の対応－」
3月5日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○3.11東日本大震災リレーシンポジウム「福島復興シンポジウム～福島のこれからの３０年を考える～」
3月9日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○水路保全技術の実務者育成に関する調査・研究分科会活動報告会
3月9日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）、Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○プレキャストコンクリートを用いた構造物の構造計画・設計・製造・施工・維持管理指針（案）に関する講習会
3月18日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○脱炭素社会実現に向けたグリーン成長戦略に関する講演会
3月22日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）、Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○「これだけは知っておきたい　橋梁メンテナンスのための構造工学入門」講習会
3月24日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○ＤＸ時代の建設を考える～建設におけるデジタル化の推進～
3月24日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○シンポジウム「東日本大震災10周年を機に頻発する複合災害を考える」
3月6日　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○第12回ワークショップ「建築施工に有効な作業ロボットの活用と今後展望について」
3月8日　会場・建築会館ホール（東京）、Web　　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○講習会「鉄筋コンクリート組積造（ＲＭ造）建物の構造設計・計算規準」
3月9日　会場・建築会館ホール（東京）、Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○講習会「建築保全標準（鉄筋コンクリート造建築物）」
3月12～18日　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○2020年度日本建築学会支部共通事業「鉄筋コンクリート造配筋指針」改定講習会
3月19～25日　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○eラーニング「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」改定講習会
3月18日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○eラーニング「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」改定講習会
3月18日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・日本コンクリート工学会
○建設用3Dプリンティング技術最前線と将来展望に関するワークショップ
3月2日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

○接合部を有するプレキャスト・プレストレストコンクリート構造の設計法研究委員会報告会
3月13～21日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

○「コンクリートサステイナビリティ委員会」報告会 ―10年の総括と展望―
3月24日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するオンラインフォーラム2020」
～コンクリート構造物の健康寿命を考える～
3月31日まで　会場・Web　　　　　
詳細はこちら　　http://www.j-cma.jp/

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3、 文化情報（映画紹介）『アウトポスト』
3月12日より新宿バルト9ほか全国公開
配給：クロックワークス　
監督：ロッド・ルーリー　　脚本：エリック・ジョンソン
出演：スコット・イーストウッド、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、オーランド・ブルーム、ジャック・ケシー、マイロ・ギブソン
2020年　アメリカ　123分

新型コロナの影響で、年が明けても新作映画の公開延期が後を絶たず、映画館は旧作で番組を埋めている。ジェームス・ディーン特集や、大島渚の『戦場のメリークリスマス』などだ。団塊の世代には懐かしく、また、マーベルやアイドル青春映画しか知らない世代に優れた映画の面白さを伝え、映画ファンを育てるチャンスではなかろうか。
そのような状況下であるが、この春に優れた新作『アウトポスト』（原題：THE OUTPOST）が公開されるので紹介したい。

2009年10月3日、アフガニスタン北東部に位置する米軍キーティング前哨基地がタリバンの精鋭部隊300名による総攻撃を受ける。53名の米兵たちはいかに戦ったか。14時間に及ぶ戦闘を生々しく描いた本作は、スタンリー・キューブリックの影響がうかがえる。カメラの動きは『突撃』（58）、どこから弾丸が飛んでくるのか分からない戦場の恐怖は『フルメタル・ジャケット』（87）を想起させる。
キーティング前哨基地は軍の補給線を維持するとともに、地元民に必要な物資を供給して懐柔する任務を担っていたが、3つの険しい山に囲まれ、包囲する側から丸見えという問題を抱えていた。彼らの日常は死と隣り合わせであった。連日、タリバンの銃撃により、誰かが命を落としていった。そして、恐れていたタリバンの総攻撃。それは後に「カムディシュの闘い」と呼ばれる、アフガニスタン紛争でもっとも過酷な激戦であった。
監督のロッド・ルーリーは語る。
「軍人たちはなぜ戦うのか。彼らはお互いのために闘っているのです。この12時間の闘いで死んだ若い兵士の殆どは、誰かを救うために死んだのです」。
しかし本作は、声高にメッセージを訴える作りではないので、戦意高揚とも、反戦・厭戦映画とも受け止めることができる。ある意味、観客のリトマス試験紙のような不思議な作品といえよう。

公式サイト：　https://klockworx-v.com/outpost/
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│編│集│
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│後│記│
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コンビニのお酒コーナーに行くと、ウイスキーの棚には様々なブランドのポケット瓶（180ミリリットル程度）がずいぶん増えたと感じます。昔から好きな瓶ですが、価格は700～900円ぐらい、程よい大きさ、容量で味わいも含めてまずまずお手頃で、食事時などのハイボールや水割りといった家飲みのニーズにも合うようですし、ジョニ黒やバランタイン、オールドパー、メーカーズマークやジャックダニエルなど、筆者が二十代のころは高級なイメージが強かったこれら輸入物がずいぶん身近な存在となりました。また、安物のイメージが強かった国産品は風味やブランド力（そして値段）も上がっており、最近コンビニで目にする「甲州」のような飲みやすいものもあるなど、ウイスキー好きの舌をいろいろ楽しませてくれそうです。（Ｔ・Ｍ）

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