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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　文化情報（映画）『カナルタ　螺旋状の夢』
4　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」８月のイチオシ記事

・セメント・コンクリート分野でＣＯ２利用を社会実装
経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会は１５日、オンライン形式で第４回のエネルギー構造転換分野ワーキンググループ（平野正雄座長＝早稲田大学大学院教授）を開き、セメント・コンクリート、化学品分野のカーボンリサイクルについて研究開発・社会実装の方向性や目的、目標、スケジュールなどを議論した。同部会では、政府が掲げた２０５０年カーボンニュートラルの実現に向けた２兆円の「グリーンイノベーション基金」の効率的、効果的な活用を目指しており、エネルギー構造転換分野ＷＧで水素やカーボンリサイクルなど４つの産業の個別プロジェクトに関する審議を行っている。（７月２９日付）

・炭価暴騰、業績に暗い影～セメント
　石炭価格の暴騰がセメント事業の業績に暗い影を落としつつある。石炭需給の逼迫に伴い石炭価格が続伸、足元ではトン当たり１７０ドル前後と前年の約３倍に達しているためだ。セメントの業績に下押し圧力がかかり始めており、下期以降、その影響が一段と強まる可能性もある。しかし、現時点でセメント各社はコスト転嫁の値上げに慎重な姿勢だ。今回の石炭価格の高騰は一過性で、秋頃から下がり始めるとの見通しが背景にある。（８月２６日付）

「コンクリート新聞」８月の主な見出し
・復興終息で２ケタ減
東北４～６月　合理化の検討進む（７月２９日付）
・予想に反し前年割れ　４～６月
セメント販売　構造要因響く（７月２９日付）
・３分科会を設置へ
ＲＲＣＳ　残コンブロックなど（７月２９日付）
・強力な市況対策思案
神奈川西部　顧問を招聘（７月２９日付）
・値上げ後押しを要請　販売店会議
玉川協組　ゼネコン往訪へ（７月２９日付）
・廃プラ利用技術を開発
曾澤高圧　ＭｉＣｏｎ社と共同で　細骨材代替に（７月２９日付）
・来年１月に値上げ
千葉中央協組　建値１万４０００円以上（７月２９日付）
・持分法適用会社に
太平洋セ　ＳＢＩ株１５％取得（７月２９日付）
・トクヤマ　環境大臣賞を受賞
石膏ボード再生利用（７月２９日付）
・輸出、高水準で推移
セメント　内需不振を補う（８月５日付）
・建設投資　政府投資２年連続減
２２年度予測　民間、回復基調に（８月５日付）
・民需徐々に回復へ　６月
生コン出荷　４地区でプラス（８月５日付）
・全生連　CN特別委が始動
部会で具体策検討（８月５日付）
・４週６休が早期浸透
八戸協組　来年度は祭日も休日に（８月５日付）
・暑中コン対策で実験
テクセル　京都広域と提携（８月５日付）
・リュウクス　PKS殻を混和材に
結合材、骨材代替で　製造方法の特許取得（８月５日付）
・対外情報発信の場　報告会
PC建協　６編の成果報告（８月５日付）
・４～６月の建機出荷
プラント更新５基増　ポンプ車の更新も進む（８月５日付）
・太平洋除き４社減益
セメント　内需不振／炭価高　４～６月（８月１２日付）
・豪州でターミナル事業
住友大阪　生コン展開も視野（８月１２日付）
・ポラコン階段を寄贈
三重工組　国体会場に敷設（８月１２日付）
・フローコン　標準化は依然限定的
品質確認、コスト課題に（８月１２日付）
・飲酒運転を撲滅
香川工組　記録管理を義務付け（８月１２日付）
・セメント兼業決算　４～６月期
宇部興産　化学が大幅に回復／三菱マテ　通期予想引き上げ（８月１２日付）
・４年ぶり１千万トン割れ
スラグ輸出　セメント向け１６％減（８月１２日付）
・持続可能な高速道路へ
国交省　修繕方針など審議（８月１２日付）
・鉄筋加工で新会社設立
共和コン　北越メタルと業務提携（８月１２日付）
・函館協組　世界登録遺産祝う
ミキサ車にラッピング（８月２６日付）
・改正調査委が発足
生コンJIS　資源利活用、CN対応（８月２６日付）
・組合職員が割決原案
神奈川協組　公平性を担保（８月２６日付）
・PC製品の利用ガイド
土研ら３者　再生粗骨材M使用で（８月２６日付）
・スマートアジテーターを活用
日和崎生コン　独自に効果を検証（８月２６日付）
・５社が純利益確保　土木4～6月
コロナ影響は軽微（８月２６日付）
・受注競争激化で明暗
パイル4～6月　関東の倉庫けん引（８月２６日付）
・三菱マテリアル　150周年企画を展開
Dr.STONEとコラボ（８月２６日付）
・国交省　革新的技術２９件採択
現場の生産性向上目指す（８月２６日付）

「コンクリート新聞」８月の特集
・四国地区（７月２９日付）
・九州地区（７月２９日付）
・東北地区（８月５日付）
・中国地区（８月５日付）
・暑中（８月１２日付）
・宇部三菱セメント（８月２６日付）
・埼玉県の生コン（８月２６日付）　

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○第24回 橋に関するシンポジウム「鋼橋のREBORN技術 ～持続的な活用に向けた次世代への鋼橋の改良～」
9月15日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○「連続合成桁橋における床版取替え技術の現状と展開」講習会
9月16日　会場・土木学会　２階　講堂 （東京）、Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第41回地震工学研究発表会
9月16～17日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○2021年度 第2回エネルギー委員会講演会「カーボンリサイクルの展望と課題～カーボンリサイクルを日本の成長産業に～」
9月21日　会場・土木学会　２階　講堂 （東京）、Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○eラーニング「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」改定講習会
2022年3月17日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○eラーニング「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」改定講習会
2022年3月17日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・日本コンクリート工学会
○中性子線を用いたコンクリートの検査・診断に関するシンポジウム
9月27日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2021」
～事例にみるコンクリート構造物の健康寿命の延ばし方～
2022年3月31日まで　会場・Web　　　　　　
詳細はこちら　　http://www.j-cma.jp/

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3、 文化情報（映画紹介）『カナルタ　螺旋状の夢』
10月2日よりシアター・イメージフォーラム（渋谷）ほか順次公開
配給：トケスタジオ
監督・撮影・編集・録音：太田光海
2020年
　
エクアドル南部アマゾン熱帯雨林に暮らすシュアール族のドキュメンタリー。
チチャ（口噛み酒）を造る女性。チチャはふるまい酒として欠かせない。主役のセバスティアンは、仲間を歓待するのに、チチャが足りない。そこで女性からチチャを（有料で）譲ってもらい、チチャを入れた大きな甕を肩に乗せ、ジャングルを歩いて、喉が渇けば竹を削って溢れ出る水を飲み、そして歌いながら、笑顔を絶やすことなく、仲間が待つ我が家に到着、チチャをふるまう。
太田光海が捉えたシュアール族の日常は、我々から見たら非日常のようだ。太田はシュアール族と約1年間、一緒に暮らしながら、カメラを廻した。それは、現地に住みついて撮影を行うロバート・フラハティ（『極北のナヌーク』（22）『モアナ』（26）『アラン』（34）など）の撮影方式であり、美しく、平和に暮らすシュアール族の物語を紡ぎ出す。
セバスティアンの精悍な体、そして優しい表情、不満も愚痴もない楽しそうな生活（そう見える）に、観ていて充実した時間を共有したように感じる。
本作を制作した太田光海は、英国・マンチェスター大学グラナダ映像人類学センターにて博士号を取得。本作は人類学的調査としてのドキュメンタリーといえよう。
アマゾン川上流に住むシュアール族は南米先住民で、ヒバロ族とも呼ばれるが、かつては首狩りの風習があったためか、ヒバロは野蛮、田舎者という意味がある。そのため、シュアール族はこの呼び名を蔑称として嫌っている。
ところで、口噛み酒はアニメ『君の名は。』にも出てきたが、わが国もチチャとほぼ同じ造り方のようだ。しかし、先頃公開された、アマゾン奥地が舞台の『ジャングル・クルーズ』にも口噛み酒のネタが出てきたが、「唾が入っているぞ」「おえー！」という下らないギャグで、製作したディズニーの、アマゾン先住民に対する無理解を露呈している。それだけに、本作はシュアール族の培ってきた文化を理解するうえで貴重な記録である。

公式サイト：　https://akimiota.net/Kanarta-1
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│編│集│
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│後│記│
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先日、新型コロナウイルスの1回目のワクチン接種を受けました。ファイザー社のワクチンで、巷でいろいろ言われている副反応については、翌日は左腕の接種部位のあたりが痛くて寝返りがつらかったものの、ほぼその程度で済みました。一方、筆者の妹はその少し前にモデルナ社ワクチンで２回目の接種を行ったのですが、その翌日は腕や関節の痛み、悪寒、全身のだるさなどで何もできず、ほぼ安静にしていたとのこと。個人差があるとはいえ、2回目は強い副反応を想定しておく必要がありそうです。ちなみに筆者は、注射の類が大の苦手で、今回も、副反応より接種時の痛さがすごく気になっていたのですが、幸い、恐れていたほどではなく、ちょっと安心した次第。願わくば、2回目も副反応が軽くて済んでほしいものです。（Ｔ・Ｍ）

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