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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　文化情報（映画）『ボブという名の猫２　幸せのギフト』
4　編集後記
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1、 「コンクリート新聞」１２月のイチオシ記事

・大幅値上げの構え～関東一区
関東一区の生コン協同組合がかつてない大幅な値上げを打ち出す構えだ。骨材価格や物流費、人件費などが上昇する中で、セメント各社が石炭価格の高騰を理由に２０００円以上の値上げを相次いで打ち出し、強硬姿勢で受け入れを求めているためだ。こうした中で、神奈川西部生コン協同組合（小田原市）が先陣を切って値上げを打ち出した。上げ幅は２５００円で、来年４月１日以降の引合受付分から実施する。各都県の中核協組も年明け早々に値上げを打ち出すもようだ。（１２月９日付）

・省庁の取り組み確認～生コン議連
自由民主党生コン議員連盟（麻生太郎会長）は１４日、自民党本部で総会を開いた。一昨年の総会で採択した「生コン需要に結びつく公共事業関係費の増額」「生コンを活用した『国土強靭化』対策の継続的な実施」「災害に強くライフサイクルコスト（ＬＣＣ）に優れたコンクリート舗装の推進強化」を柱とした提言に対する関係省庁の取り組みの進捗を確認したほか、生コン業界のカーボンニュートラル（ＣＮ）への取り組み状況について意見交換した。（１２月２３日付）

「コンクリート新聞」１２月の主な見出し
・生コン　今年度出荷は７５００万ｍ3
再想定　関東一区がプラス予測（１２月２日付）
・来年１月から値上げ
ポゾリス　原材料／物流高で（１２月２日付）
・政府投資は前年並み　２２年度予測
建設投資　強靭化対策など（１２月２日付）
・沖縄北部生コン協組　世界遺産登録祝う
「やんばる」ポスター披露（１２月２日付）
・全地区で前年割れ　セメント
１０月販売　復調期待が後退（１２月２日付）
・特需対応で特例措置
岩手県南協組　ブロック跨ぐ出荷も（１２月２日付）
・インフラ整備を訴え　庄内協組
フォーラム開く　260人参加（１２月２日付）
・三谷セキサン除き減益
パイル　鋼材高で全社減益予想（１２月２日付）
・外装材が持ち直し　4～9月
建築　内装材は着工遅れ影響（１２月２日付）
・セメント値上げ徹底
三菱マテ　新社に確実に引き継ぐ（１２月９日付）
・埼玉中央、SDGｓ推進
県がパートナー登録（１２月９日付）
・連載　目指せ！脱炭素化～環境配慮コンの現在地（１）竹中工務店（１２月９日付）
・１社が新規加入
富士協組　市況改善の弾みに（１２月９日付）
・高校の実習授業に協力
長水協組　人材確保策の一環で（１２月９日付）
・ミキサ車で消火水搬送
千葉北部　防災訓練に参加（１２月９日付）
・生コン題材に絵本発刊　福音館書店
セメント製造や補修も紹介（１２月９日付）
・環境、ＣＯ２で成果　
大阪で技術発表会開く　コンクリート研究会（１２月９日付）
・土研　自律施工のデモ実施
技術基盤を広く周知へ（１２月９日付）
・徳島科技高が連覇
コンクリート甲子園　強度部門は関商工が制す（１２月１６日付）
・工場集約化が課題に
東北／被災地　復興需要終息で（１２月１６日付）
・連載　目指せ！脱炭素化～環境配慮コンの現在地（２）大林組（１２月１６日付）
・地整へ要望書を提出
東北地区本部　白舗装の拡大など（１２月１６日付）
・値上げＰＲを強化
佐賀協組　県民の理解も求める（１２月１６日付）
・移動式ミキサ協会設立
ＪＭＣ　工事受注、補助金申請など（１２月１６日付）
・ＦＡ活用へ情報交換　ＦＡ協会
鵜澤教授　存続の論理仕上げを（１２月１６日付）
・寒冷地でも適用可能
土木学会群馬会　表面含浸材を学ぶ（１２月１６日付）
・試験自動化など実演
全生連　試験場職員研修開く（１２月２３日付）
・強硬措置も辞さず
セメント　値上げ交渉が本格化（１２月２３日付）
・稼働日多く前年比増　１１月販売
セメント　停滞感続く（１２月２３日付）
・来春に１５００円値上げ
秋田協組　原材料高を転嫁（１２月２３日付）
・出荷ベースも選択肢　事業継続懸念
東関東協組　取引条件見直し（１２月２３日付）
・連載　目指せ！脱炭素化～環境配慮コンの現在地（３）鹿島建設（１２月２３日付）
・栃木砕石　来春値上げへ行動
燃料高騰、ダンプ不足など（１２月２３日付）
・シーカも値上げ表明
２月出荷分　原材料／物流高で（１２月２３日付）
・SDGｓミキサ車
繁華街で存在感示す　トーヨーテクノ（１２月２３日付）

「コンクリート新聞」１２月の特集
・コンクリート舗装（１２月２日付）
・アサノコンクリート創立７０周年（１２月９日付）
・神奈川県の生コン（１２月１６日付）
・太平洋セメント（１２月２３日付）　
・大阪府コンクリート試験協会（１２月２３日付）　

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○第１２回インフラ・ライフライン減災対策シンポジウム
1月6日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第１３回構造物の衝撃問題に関するシンポジウム
1月12～13日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第２回構造工学ＤＸセミナー
1月19日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○第8回脱炭素社会推進会議シンポジウム「2050 年脱炭素社会のための建築・都市・地域のあり方 ― 地球環境非常事態下での葛藤と展望 ― 」
1月21日　会場・建築会館ホール（東京）、Web　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○eラーニング「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」改定講習会
2022年3月17日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○eラーニング「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」改定講習会
2022年3月17日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2021」
～事例にみるコンクリート構造物の健康寿命の延ばし方～
2022年3月31日まで　会場・Web　　　　　　
詳細はこちら　　http://www.j-cma.jp/

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3、 文化情報（映画紹介）『ボブという名の猫２　幸せのギフト』
2022年2月25日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開
配給：コムストック・グループ　
監督：チャールズ・マーティン・スミス　　原作：ジェームズ・ボーウェン
出演：ルーク・トレッダウェイ　クリスティーナ・トンテリ＝ヤング
2020年　イギリス　92分

ホームレス同然のストリートミュージシャンが一匹の野良猫との出会いによって再生していく姿を描き、世界的ベストセラーとなったノンフィクション小説を映画化した『ボブという名の猫　幸せのハイタッチ』（2016）の続篇です。
ですが、主人公は作家となり、路上ミュージシャンから脱却しています。それでは話が面白くならないので、主人公ジェームズが、ホームレスの男性に、自分が路上で過ごした最後のクリスマスの体験を語る回想形式にしています。
動物保護局に目を付けられ、自分は猫と暮らせる環境にいないからと、ボブを手放すか悩むジェームズ。友達に相談すると、教訓話というか、箴言を二、三聞かされます。なかでも大きな袋を身体の前後に釣った3人の男の話が妙に記憶に残ります。
本作はイギリスの気取ったところがなく、ネコ好きなら嬉しくなるエピソードが綴られています。憎まれ役である動物保護局の男も愛嬌があって嫌いになれないし、気分よく映画館を出られる、本来ならクリスマス・シーズンに公開してほしい作品です。

ところで、猫に癒し効果があることはご存知でしょうか。世界各国の研究機関の報告によると、猫を撫でるとオキシトシンが体内分泌され、不安な気持ちやイライラを抑えてくれます。また、喉を鳴らすゴロゴロ音の低周波は、骨折の回復を早める効果があり、フランスでは骨折治療に応用しているそうです。さらには、猫と暮らしていると脳梗塞、心臓発作、循環器系の疾患などのリスクを減らす効果があるとの研究結果が出ています。カナダの研究では、処方されたコレステロールの薬を飲むよりも、猫と暮らした方がコレステロール値が下がることが分かっています。
どうです。まずは試しにこの映画を観て、癒されてみませんか。

公式サイト：　http://bobthecat2.jp/
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│編│集│
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│後│記│
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先日、家の書棚を少し整理していたら、昭和10年12月初版のハードカバーのカラー漫画『のらくろ曹長』（田川水泡・作、講談社）を発見しました。昭和45年第6刷の復刻版で、当然、旧仮名遣いですが、小学校低学年の頃、時々読んでいたのを思い出しました。作者が前書きに記しているように、野良犬のクロが軍隊に入っていろいろ失敗しながら出世階段を少しずつ上がっていく、単純明快かつコミカルな物語であり、今読み返しても意外に面白いと思いました。同じく戦争を背景にしつつ、内容はきわめて対照的ですが、広島の原爆投下の頃を描いた有名な『はだしのゲン』では、子供の頃、週刊漫画誌で偶然目にしたクライマックスシーンが強く印象に残っています。どちらも当時は、時代背景などよくわからないままに読んでいましたが、大人になったからといって、どうとらえるかは人さまざま。時代背景や内容への理解を深めつつも、楽しめる部分は素直に楽しめばいいのではないかと改めて思いました。（Ｔ・Ｍ）

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