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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.124）2022年7月号　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　新刊紹介 「コンクリート主任技士試験完全攻略問題集2022年版/コンクリート技士試験完全攻略問題集2022年版」
4　文化情報（映画）『ファイナルアカウント　最後の証言』
5　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」６月のイチオシ記事

・２１年度は４７工場減少～生コン
全国生コン両連合会（吉野友康会長）のまとめによると、２０２２年３月末の生コン工場数（自家用・ドライ除く）は２１年３月末に比べ４７工場減の３１５７工場だった。２１年度の全国の１工場当たり平均出荷量は前年比２９６ｍ3減の２万４１０５ｍ3で３年連続のマイナス。工場の減少数は、過去１０年で２番目に高い水準だった。（６月９日付）

・最新価格の早期反映へ～全生連
生コンの転嫁値上げが各地で相次ぐ中、全国生コンクリート協同組合連合会・同工業組合連合会（吉野友康会長）による行政への働きかけが着実に一定の成果をあげつつある。国土交通省が、表示価格への最新契約価格の早期反映に関する全生連の要望を受け、両調査会の物価資料（「建設物価」「積算資料」）の調査方法を整理したことで、全生連では１日付で各地区本部、協組、工組にその内容の周知徹底を通知した。全国で両調査会の担当者と調査方法に関する相互の認識を共有し、より実態に即した価格表示の早期実現を目指す。（６月１６日付）

「コンクリート新聞」６月の主な見出し
・生コン議連　値上げ早期反映を要請
全生連　コスト高で意見交換（６月２日付）
・官公需１３か月連続減　４月出荷
生コン　関東二区、九州がプラス（６月２日付）
・セメント価格が上昇　建設物価
値上げ進展　２０都市１０００円以上（６月２日付）
・息切れ倒産増加も
建設業　資材高／人手不足（６月２日付）
・「組合再生元年」に
名古屋協組　創立５０周年を祝う（６月２日付）
・組合の地位固める
岩手県南協組　５０周年式典開く（６月２日付）
・国内販売　低調な出足
セメント４月　輸出も振るわず（６月２日付）
・着工回復で４社増益
建築決算　原材料高を吸収　前期（６月２日付）
・建築用３ＤＰを開発
清水建設　東京コンと大臣認定取得（６月２日付）
・生コン　価格上昇で使用量減
２０年度土木部門　１００万円で１．５３ｍ3（６月９日付）
・清水建設／北海道大　既設コンにＣＯ２固定
アミン化合物の含侵で（６月９日付）
・過去問反復が大事
全生連　主任技士講師を養成　２３工組が参加（６月９日付）
・大津生コン協組　５０周年記念誌を発刊
納入実績、取り組みなどを紹介（６月９日付）
・磯上福島工組理事長に聞く
常に技術力向上を　生コン主導でCN挑む（６月９日付）
・３Dでスイコム製造へ
金沢工大／鹿島が共同研究　ラボ開設（６月９日付）
・当初設計で採用を　日建連と意見交換
PCａ化　変更協議への対応求める　（６月９日付）
・新設／補修とも大幅増
ＰＣ建協　７年連続３０００億円突破（６月９日付）
・サーチャージ制を導入　太平洋セ　
９月出荷分から別建て　石炭高騰（６月１６日付）
・ビル建設、概要を公開
大阪広域協組　来春着工の予定（６月１６日付）
・出荷ベース軸に検討　来春移行
東京生コン協組　契約問題にメス（６月１６日付）
・契約のあり方検討　神奈川協組
年内メドに素案　小委員会設置（６月１６日付）
・残コンブロック協　型枠のレンタル開始
ウィンウィンの関係構築へ（６月１６日付）
・大分の海送骨材使用　トーヨーテクノ
調達ルート開拓　船運賃が課題（６月１６日付）
・８月から１５％値上げ
クリオン　全資材高騰で急遽改定（６月１６日付）
・再建　中予生コンクリート協組の記録（３）花井秀裕（６月１６日付）
・価格転嫁対策を推進
全生連総会　契約実態調査に着手（６月２３日付）
・生産／物流能力が縮小
セメント　需要減退に対応（６月２３日付）
・東京生コン協組　単位水量推定試験
検証動画をHP公開（６月２３日付）
・契約特別委を設置　玉川協組　
コスト増に迅速対応　原価連動型も（６月２３日付）
・赤字回避へ値上げ必達
千葉北部　旧契約も底上げ（６月２３日付）
・CPコン開発、本格化へ
キックオフ大会開く　RRCS主体で（６月２３日付）
・６か月ぶりの増加　セメント　
関東二区／九州堅調　５月販売（６月２３日付）
・畿内２４７工場に適用可能　建築学会近畿支部
暑中コン対策　第３版の報告会開く（６月２３日付）
・チャレンジし続ける
麻生１５０周年　岸田総理が祝辞（６月２３日付）
・岩手県南生コン協組が創立５０年
安定供給で地域に貢献（６月２３日付）

「コンクリート新聞」６月の特集
・SDGｓに取り組む大阪広域生コンクリート協同組合（６月２日付）
・コンクリート用化学混和剤協会（６月９日付）
・生コン産業の未来を探る（６月１６日付）　
・１ＤＡＹ ＰＡＶＥ（６月２３日付）

コンクリート新聞購読はホームページから　http://www.beton.co.jp/read.html　

1部売りの場合はお問い合わせフォームから　http://www.beton.co.jp/contactus.html

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○第16回水工学オンライン連続講演会
7月5日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○「モニタリング技術活用のための指針（案）」に関する講習会
7月6日　会場・土木学会　2階　講堂（東京）
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第４回「i-Constructionの推進に関するシンポジウム」
7月11日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第25回橋梁等の耐震設計シンポジウム
7月19～20日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

○第４回構造工学ＤＸセミナー
7月25日　会場・Web
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○暑熱環境に適応する技術の普及に向けた研究会「暑熱適応の実践・評価事例に学ぶ」
7月6日　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○eラーニング「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」改定講習会
2023年3月16日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

○eラーニング「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」改定講習会
2023年3月16日まで　会場・Web　　　　
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・コンクリートメンテナンス協会
○「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2022」
7月6日　新潟　　7月8日　金沢　　7月20日　宮城　　7月22日　秋田　　
詳細はこちら　　http://www.j-cma.jp/

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│新│刊│
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│紹│介│
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3　新刊紹介「コンクリート技士試験完全攻略問題集2022年版/コンクリート主任技士試験完全攻略問題集2022年版」絶賛発売中！！！

●「コンクリート技士試験完全攻略問題集2022年版」

各分野のプロ11名が徹底サポート

◎過去5年間に出題された全ての試験問題を解説しています。読者は、本書で学習するうちに、出題傾向にマッチした合格のための知識を身につけることができます。
◎4年分の過去問題と演習問題は出題テーマ別に分類しており、不得意分野や重点的に学習したい分野などを効率的に実力アップすることができます。

監修：浅野工学専門学校
著者：コンクリート主任技士・技士完全攻略問題集作成委員会
体裁：A5判約440ページ
定価：4,000円+税

＜主な内容＞
コンクリート技士試験の概要
傾向と対策
2021年問題の解答と解説
過去問題と演習問題の解答と解説

https://www.beton-publish.jp/?pid=167344720

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◎4年分の過去問題と演習問題は出題テーマ別に分類しており、不得意分野や重点的に学習したい分野などを効率的に実力アップすることができます。
◎小論文は5年分の過去問題と演習問題の実務に即した記述例を大量収録。

監修：浅野工学専門学校
著者：コンクリート主任技士・技士完全攻略問題集作成委員会
体裁：A5判約500ページ
定価：4,000円+税

＜主な内容＞
コンクリート主任技士試験の概要
傾向と対策
2021年問題の解答と解説
過去問題と演習問題の解答と解説
小論文の書き方、過去問題と演習問題の記述例

https://www.beton-publish.jp/?pid=167344902

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4、 文化情報（映画紹介）『ファイナルアカウント　最後の証言』
8月5日よりＴＯＨＯシネマズシャンテほか全国公開
配給：パルコ　ユニバーサル映画＝フォーカス・フィーチャーズ作品　
監督・撮影・製作：ルーク・ホランド
2020年　米＝英国

ヒトラー率いるナチス支配下のドイツ“第三帝国”が犯したホロコーストを実際に目撃、加担した人々へのインタビューと当時のアーカイブから成る証言記録。
イギリスのドキュメンタリー監督ルーク・ホランドは、10代になって、母がウィーンからのユダヤ人難民で、祖父母はホロコーストで殺害されたことを知る。それを契機に、ホランドは2008年から10年の歳月をかけて、武装親衛隊のエリート士官から、強制収容所の警備兵、ドイツ国防軍兵士、軍事施設職員、近隣に住む民間人など、250以上のインタビューを行った。彼らが語ったのは、ナチスへの加担や、受容してしまったことを悔いる言葉だけでなく、「手は下していない」という自己弁護や、「虐殺を知らなかった」という言い逃れ、果てはヒトラーを支持するという発言などだった。
1961年のアイヒマン裁判で、アイヒマンは「命令に従っただけだ」と無罪を主張しているが、本作でも「命令に背けば自分が処刑される」と語る人がいた。また、武装親衛隊中尉が「ダッハウにユダヤ人が収容されていることは知らなかった。囚人は政治犯だと思っていた」と語っている。別の武装親衛隊のひとりは、「戦争が終わると、大抵の人はこう言っていた。私は知らなかった。私は関わっていない。知っていたら違う反応をした、とね」。ロシアのウクライナ侵攻でも、事実から目を背け、同じように、「侵攻は知らなかった」と言う者がいる。
本作の、最後の証言。「ヒトラーは正しい。しかし、ユダヤ人のガス室送りだけは賛成できないね。どこか別の地域に送り、自治権を与えればよかったのだ」。イスラエル、パレスチナ問題を知らないのか。人間は恐ろしい。臆することなく話す彼らに、罪の意識などないのだろう。監督は証言者たちに問いかける。戦争における“責任”とは、“罪”とは何かと。
監督のルーク・ホランドは、本作完成直後の2020年6月、癌で亡くなる。71歳だった。

公式サイト：　https://www.universalpictures.jp/micro/finalaccount/
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│編│集│
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│後│記│
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以前、購入したまま部屋に放り出してあった一般向け科学雑誌を最近読んでみました。メインの特集は、３．１４１５９２…で始まる円周率π（パイ）。古代バビロニアやエジプトで土地の大きさなどを測る際に求められた数値で、今やスーパーコンピューターによる近似値計算は６２兆ケタを上回るそうですが、それでも規則性のない数字の列がまだ続くとのこと。神秘的でもあり、数学者以外には全く無意味な数字の羅列とも言えそうですが、最初の２０～３０ケタ（あるいはもう少し）を暗記してみるのは、ちょっとした脳の活性化によさそうです。ＮＨＫの子供向け教育番組で以前やっていた「寿限無寿限無…」だって、小学生はテレビを見ながら何回か反復すると暗記してしまうのだし、携帯電話の脳トレアプリだけでなく、童心に帰って円周率を少し覚え直してみるのも存外面白いかもしれません（Ｔ・Ｍ）

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