コンクリート新聞社 メールマガジンVol.129
2022/11/28 (Mon) 13:00
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毎月28日発行
発行所 株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1 イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2 講演会、セミナー情報
3 文化情報（映画）『母の聖戦』
4 編集後記
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1、 「コンクリート新聞」１１月のイチオシ記事
・セメント事業撤退、太平洋セメントに譲渡～デンカ
セメント兼業の化学メーカー、デンカは１０月２５日、セメント事業から撤退すると発表した。老朽化した設備の更新やカーボンニュートラルで大規模投資が不可避の中、単独での事業継続は困難と判断した。石炭価格の高騰も一因になったもようだ。デンカは、青海工場（新潟県糸魚川市）で生産するセメント・セメント関連製品を販売する子会社を２０２３年３月末に設立したうえで、太平洋セメントに全株式を譲渡する。２５年上期をメドに、石灰石採掘とセメント生産を停止、完全撤退する。デンカは一部のＳＳ（出荷基地）や生コンなど関係子会社も太平洋セメントに売却する。セメント事業から完全撤退する会社は、三井鉱山（現日本コークス工業）の子会社で０４年に撤退した三井鉱山セメント以来となる。（１１月３日付）
・生コン値上げ反映が進展
全国生コン両連合会（吉野友康会長）は１０月３１日、両調査会の物価資料（『建設物価』『積算資料』）で生コン価格が上昇した地点（都市・地域）数について公表した。また、全国各地の生コン協同組合の値上げに関する情報をもとに、価格改定が表示価格に反映された協組数も調査。いずれも１０月時点で全体の３分の２程度の地点で成果が表れた。前月発表した４か月（６～９月）の成果は６割程度だった。（１１月１０日付）
「コンクリート新聞」１１月の主な見出し
・上期出荷、５年連続減少
生コン ３地区がプラス（１１月３日付）
・来春に４０００円値上げ
福岡協組 資材高や人手確保など（１１月３日付）
・大連小野田解散へ
太平洋セ １２月に事業停止（１１月３日付）
・来年２月に２２００円上げ
茨城北部協組 ３か月条項など見直し（１１月３日付）
・全生連 元気が出る職場を学ぶ
事務局研修会 ３年ぶり対面開催（１１月３日付）
・三多摩も再値上げ
３か月条項 下限数量以下は解約 来年３月（１１月３日付）
・小幅減少の１８６０万トン
セメント 関東二区／九州堅調 上期内需（１１月３日付）
・玉川協組 安定供給に影響も
価格適正化 都に申し入れ（１１月３日付）
・北九州も値上げ表明
早期表明でスムーズな反映（１１月３日付）
・今年度生コンは７６００万ｍ3
国交省予測 セメント４年ぶり増（１１月１０日付）
・業界の魅力を伝える けんせつフェス
滋賀工組参加 子供向け動画、ゲームなど（１１月１０日付）
・デジタル建築を推進
會澤高圧 中核施設建設で挑戦 上棟祭開く（１１月１０日付）
・集団的集約化学ぶ
秋田工組 鷲澤長水理事長が講演（１１月１０日付）
・廃熱発電が稼働
太平洋セメント 埼玉工場に新設（１１月１０日付）
・半期ごとに価格改定
埼玉北部 １８か月条項も導入 来春値上げ（１１月１０日付）
・ICTで業務支援 グループの基盤強化
スミテム 島田徹社長に聞く（１１月１０日付）
・先行材の性能チェック
建築学会近畿支部 廃棄量の把握が目的（１１月１０日付）
・セメント大手、軒並み赤字
石炭高／円安 価格転嫁遅れる ４～９月（１１月１７日付）
・全生連 価格対策など推進
理事長会議 JIS原案を作成（１１月１７日付）
・変わるJASS5前編
環境配慮でランク分け 資源循環、低炭素を評価（１１月１７日付）
・来年１月に３０００円上げ
秋田協組 ３か月前倒し実施（１１月１７日付）
・吾妻協組 出荷ベースで１５００円上げ
１月 原材料高で収益厳しく（１１月１７日付）
・適正な製造／供給体制へ
大阪広域協組 １２月から工場能力調査（１１月１７日付）
・品質向上で信頼確保 生コンセミナー
香川工組 暑中、CN対応学ぶ（１１月１７日付）
・環境／耐久性テーマに
コンクリート研が発表会（１１月１７日付）
・再建 中予生コンクリート協組の記録（７）花井秀裕（１１月１７日付）
・生コン 毎月調査が４県増加
国交省 都道府県の単価設定で（１１月２４日付）
・鹿島建設ら CO2を62kg／ｍ3吸収
クーコスイコム初適用（１１月２４日付）
・ＣＯ２混入セメントが原料
住友大阪 Ｕ字側溝に使用 秋田のダム工事（１１月２４日付）
・変わるJASS5後編
低収縮コンクリート新設 ３段階にランク分け（１１月２４日付）
・集約化と値上げ事例
関東二区 山梨で地区研修会（１１月２４日付）
・子供が荷卸し体験
千葉工組 ミキサ車を活用（１１月２４日付）
・付加価値品の拡大図る
土木製品 資材高で大幅減益も 4～9月（１１月２４日付）
・需要増、値上げで増収
パイル 基礎事業は全社好調 4～9月（１１月２４日付）
「コンクリート新聞」１１月の特集
・循環型社会に貢献するセメント産業（１１月３日付）
・生コン記念日（１１月１０日付）
・千葉県の生コン（１１月１７日付）
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○「鋼・合成構造標準示方書 総則編・構造計画編・設計編」講習会
12月9日 会場・Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○「土木と建築－連携への期待と展望」（土木学会・日本建築学会合同シンポジウム）
12月12日 会場・Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○第10回鋼構造技術継承講演会
12月13日 会場・土木学会 2階 講堂（東京）、Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○2022年度 関西地区・応用力学フォーラム（環境・防災・エネルギーの流体力学小委員会との合同開催）～災害時における流体と構造物の干渉メカニズム～
12月13日 会場・Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○「土木分野におけるジオポリマー技術の実用化推進のための研究小委員会」成果報告会
12月14日 会場・Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○第10回河川堤防技術シンポジウム
12月14日 会場・TKP市ヶ谷カンファレンスセンター（東京）、Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○第13回維持管理セミナー －道路トンネル維持管理の現状と課題－
12月15日 会場・島根県立産業交流会館 くにびきメッセ（島根）
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○2022年度日本建築学会支部共通事業「建築工事標準仕様書 JASS5 鉄筋コンクリート工事」改定講習会（東京B）
12月6日 会場・建築会館ホール（東京）、Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○[関東支部] 既刊図書講習会「建築構造物の動的性状と解析－学びやすい構造設計－」
12月8日 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○eラーニング講習会「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」
2023年3月16日まで 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○eラーニング講習会「建築保全標準（鉄筋コンクリート造建築物）」
2023年3月16日まで 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○eラーニング講習会「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」
2023年3月16日まで 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
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3、 文化情報（映画紹介）『母の聖戦』
2013年1月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
配給：ハーク
監督・脚本：テオドラ・アナ・ミハイ 脚本：アバクク・アントニオ・デ・ロサリオ
出演：アルセリア・ラミレス アルバロ・ゲレロ アジェレン・ムソ ホルヘ・Ａ・ヒメネス
2021年 ベルギー＝ルーマニア＝メキシコ
外務省・海外安全のホームページからメキシコを検索すると、
「メキシコ全土では、組織的な犯罪として誘拐が横行し、身代金を目的としたビジネスとしても定着しています。誘拐犯は、犯行を行う前に標的とする人物の事前調査を一定期間行います。自らの身は自ら守る心構えを常に維持し、具体的には、目立たない（犯罪者は標的を選ぶ際、目立つ人物に目をつける傾向がある）、行動を予知されない（行動のパターン化は、犯罪者の襲撃計画を立てやすくする）、用心を怠らない（初心を忘れず、定期的に気持ちを引き締める機会を持つ、自分だけは大丈夫とは決して思わない）ことが重要です。また、自分や家族に関する情報（身分・行動予定等）の秘匿に努め、SNS等インターネット上での個人情報の取扱いについては十分注意してください」。
という情報が記されている。
メキシコの誘拐ビジネスを題材にした映画といえば、トニー・スコット監督の『マイ・ボディガード』（04）が思い浮かぶ。あの作品で、メキシコには誘拐保険というものがあることを知った。
その保険加入の条件は、ボディガードを雇うことである。しかし、今回取り上げる作品、『母の聖戦』は、貧しいシングルマザーが主人公で、誘拐保険どころか、身代金も払えない。別れた元夫が身代金を払ってくれるが、犯人は娘を返してくれない。警察に訴えても、相手にしてくれない。そういえば、『マイ・ボディガード』では、警察も誘拐ビジネス組織と繋がっていた。
話を戻すと、母は自力で娘を取り戻そうとする。ところが、組織は母親の住まいを放火、発砲までして脅すのだ。だが、着任間もない軍のパトロール部隊を率いる中尉が母親に協力を申し出る。そしてパトロール部隊は組織のリーダーを拘束、リーダーの自白から、広大な空き地に大量の誘拐された子どもの死体が埋められているのを発見する…。
カメラは母に密着し、時には母の目線、すなわち一人称カメラになる。これは、『サウルの息子』と同じ技法で、スリラーとしての効果を上げることに成功している。
母の子を想う執念と愛情に支えられた行動は報われるのか。母の愛情が紡ぎ出すサスペンスと感動、社会派の力作である。
公式サイト： https://hark3.com/archives/1687/
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│編│集│
├─┼─┤
│後│記│
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1970年代グラムロックの中心的存在だった英国のロック歌手、デビッド・ボウイの「Heroes」は77年発表のアルバムタイトル曲で、多くのアーティストにカバーされ、彼の代表作の一つとなっています。87年に独ベルリンでのコンサートで、スピーカーの一部を当時の東ドイツ側に向けてこの曲を歌ったのが一つのきっかけとなり、２年後のベルリンの壁崩壊につながっていったのは有名な話。曲の制作にはプログレッシブ・ロック界の大御所、キング・クリムゾンのリーダーでギター担当のロバート・フリップが参加しており、2017年に発表された彼らのカバー版も原曲に結構忠実ですし、ハードロック／ヘビーメタルロックの雄、モーターヘッドも、オリジナルを大事にしつつカバーして歌っています。こういう演奏をYouTubeで、タダで視聴できてしまうとは、何とも贅沢と思います。（Ｔ・Ｍ）
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1、 「コンクリート新聞」１１月のイチオシ記事
・セメント事業撤退、太平洋セメントに譲渡～デンカ
セメント兼業の化学メーカー、デンカは１０月２５日、セメント事業から撤退すると発表した。老朽化した設備の更新やカーボンニュートラルで大規模投資が不可避の中、単独での事業継続は困難と判断した。石炭価格の高騰も一因になったもようだ。デンカは、青海工場（新潟県糸魚川市）で生産するセメント・セメント関連製品を販売する子会社を２０２３年３月末に設立したうえで、太平洋セメントに全株式を譲渡する。２５年上期をメドに、石灰石採掘とセメント生産を停止、完全撤退する。デンカは一部のＳＳ（出荷基地）や生コンなど関係子会社も太平洋セメントに売却する。セメント事業から完全撤退する会社は、三井鉱山（現日本コークス工業）の子会社で０４年に撤退した三井鉱山セメント以来となる。（１１月３日付）
・生コン値上げ反映が進展
全国生コン両連合会（吉野友康会長）は１０月３１日、両調査会の物価資料（『建設物価』『積算資料』）で生コン価格が上昇した地点（都市・地域）数について公表した。また、全国各地の生コン協同組合の値上げに関する情報をもとに、価格改定が表示価格に反映された協組数も調査。いずれも１０月時点で全体の３分の２程度の地点で成果が表れた。前月発表した４か月（６～９月）の成果は６割程度だった。（１１月１０日付）
「コンクリート新聞」１１月の主な見出し
・上期出荷、５年連続減少
生コン ３地区がプラス（１１月３日付）
・来春に４０００円値上げ
福岡協組 資材高や人手確保など（１１月３日付）
・大連小野田解散へ
太平洋セ １２月に事業停止（１１月３日付）
・来年２月に２２００円上げ
茨城北部協組 ３か月条項など見直し（１１月３日付）
・全生連 元気が出る職場を学ぶ
事務局研修会 ３年ぶり対面開催（１１月３日付）
・三多摩も再値上げ
３か月条項 下限数量以下は解約 来年３月（１１月３日付）
・小幅減少の１８６０万トン
セメント 関東二区／九州堅調 上期内需（１１月３日付）
・玉川協組 安定供給に影響も
価格適正化 都に申し入れ（１１月３日付）
・北九州も値上げ表明
早期表明でスムーズな反映（１１月３日付）
・今年度生コンは７６００万ｍ3
国交省予測 セメント４年ぶり増（１１月１０日付）
・業界の魅力を伝える けんせつフェス
滋賀工組参加 子供向け動画、ゲームなど（１１月１０日付）
・デジタル建築を推進
會澤高圧 中核施設建設で挑戦 上棟祭開く（１１月１０日付）
・集団的集約化学ぶ
秋田工組 鷲澤長水理事長が講演（１１月１０日付）
・廃熱発電が稼働
太平洋セメント 埼玉工場に新設（１１月１０日付）
・半期ごとに価格改定
埼玉北部 １８か月条項も導入 来春値上げ（１１月１０日付）
・ICTで業務支援 グループの基盤強化
スミテム 島田徹社長に聞く（１１月１０日付）
・先行材の性能チェック
建築学会近畿支部 廃棄量の把握が目的（１１月１０日付）
・セメント大手、軒並み赤字
石炭高／円安 価格転嫁遅れる ４～９月（１１月１７日付）
・全生連 価格対策など推進
理事長会議 JIS原案を作成（１１月１７日付）
・変わるJASS5前編
環境配慮でランク分け 資源循環、低炭素を評価（１１月１７日付）
・来年１月に３０００円上げ
秋田協組 ３か月前倒し実施（１１月１７日付）
・吾妻協組 出荷ベースで１５００円上げ
１月 原材料高で収益厳しく（１１月１７日付）
・適正な製造／供給体制へ
大阪広域協組 １２月から工場能力調査（１１月１７日付）
・品質向上で信頼確保 生コンセミナー
香川工組 暑中、CN対応学ぶ（１１月１７日付）
・環境／耐久性テーマに
コンクリート研が発表会（１１月１７日付）
・再建 中予生コンクリート協組の記録（７）花井秀裕（１１月１７日付）
・生コン 毎月調査が４県増加
国交省 都道府県の単価設定で（１１月２４日付）
・鹿島建設ら CO2を62kg／ｍ3吸収
クーコスイコム初適用（１１月２４日付）
・ＣＯ２混入セメントが原料
住友大阪 Ｕ字側溝に使用 秋田のダム工事（１１月２４日付）
・変わるJASS5後編
低収縮コンクリート新設 ３段階にランク分け（１１月２４日付）
・集約化と値上げ事例
関東二区 山梨で地区研修会（１１月２４日付）
・子供が荷卸し体験
千葉工組 ミキサ車を活用（１１月２４日付）
・付加価値品の拡大図る
土木製品 資材高で大幅減益も 4～9月（１１月２４日付）
・需要増、値上げで増収
パイル 基礎事業は全社好調 4～9月（１１月２４日付）
「コンクリート新聞」１１月の特集
・循環型社会に貢献するセメント産業（１１月３日付）
・生コン記念日（１１月１０日付）
・千葉県の生コン（１１月１７日付）
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2、 行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○「鋼・合成構造標準示方書 総則編・構造計画編・設計編」講習会
12月9日 会場・Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○「土木と建築－連携への期待と展望」（土木学会・日本建築学会合同シンポジウム）
12月12日 会場・Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○第10回鋼構造技術継承講演会
12月13日 会場・土木学会 2階 講堂（東京）、Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○2022年度 関西地区・応用力学フォーラム（環境・防災・エネルギーの流体力学小委員会との合同開催）～災害時における流体と構造物の干渉メカニズム～
12月13日 会場・Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○「土木分野におけるジオポリマー技術の実用化推進のための研究小委員会」成果報告会
12月14日 会場・Web
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
○第10回河川堤防技術シンポジウム
12月14日 会場・TKP市ヶ谷カンファレンスセンター（東京）、Web
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○第13回維持管理セミナー －道路トンネル維持管理の現状と課題－
12月15日 会場・島根県立産業交流会館 くにびきメッセ（島根）
詳細はこちら http://www.jsce.or.jp/
・日本建築学会
○2022年度日本建築学会支部共通事業「建築工事標準仕様書 JASS5 鉄筋コンクリート工事」改定講習会（東京B）
12月6日 会場・建築会館ホール（東京）、Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○[関東支部] 既刊図書講習会「建築構造物の動的性状と解析－学びやすい構造設計－」
12月8日 会場・Web
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○eラーニング講習会「建築工事標準仕様書・同解説 JASS10 プレキャスト鉄筋コンクリート工事」
2023年3月16日まで 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
○eラーニング講習会「建築保全標準（鉄筋コンクリート造建築物）」
2023年3月16日まで 会場・Web
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○eラーニング講習会「マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針」
2023年3月16日まで 会場・Web
詳細はこちら http://www.aij.or.jp/
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3、 文化情報（映画紹介）『母の聖戦』
2013年1月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
配給：ハーク
監督・脚本：テオドラ・アナ・ミハイ 脚本：アバクク・アントニオ・デ・ロサリオ
出演：アルセリア・ラミレス アルバロ・ゲレロ アジェレン・ムソ ホルヘ・Ａ・ヒメネス
2021年 ベルギー＝ルーマニア＝メキシコ
外務省・海外安全のホームページからメキシコを検索すると、
「メキシコ全土では、組織的な犯罪として誘拐が横行し、身代金を目的としたビジネスとしても定着しています。誘拐犯は、犯行を行う前に標的とする人物の事前調査を一定期間行います。自らの身は自ら守る心構えを常に維持し、具体的には、目立たない（犯罪者は標的を選ぶ際、目立つ人物に目をつける傾向がある）、行動を予知されない（行動のパターン化は、犯罪者の襲撃計画を立てやすくする）、用心を怠らない（初心を忘れず、定期的に気持ちを引き締める機会を持つ、自分だけは大丈夫とは決して思わない）ことが重要です。また、自分や家族に関する情報（身分・行動予定等）の秘匿に努め、SNS等インターネット上での個人情報の取扱いについては十分注意してください」。
という情報が記されている。
メキシコの誘拐ビジネスを題材にした映画といえば、トニー・スコット監督の『マイ・ボディガード』（04）が思い浮かぶ。あの作品で、メキシコには誘拐保険というものがあることを知った。
その保険加入の条件は、ボディガードを雇うことである。しかし、今回取り上げる作品、『母の聖戦』は、貧しいシングルマザーが主人公で、誘拐保険どころか、身代金も払えない。別れた元夫が身代金を払ってくれるが、犯人は娘を返してくれない。警察に訴えても、相手にしてくれない。そういえば、『マイ・ボディガード』では、警察も誘拐ビジネス組織と繋がっていた。
話を戻すと、母は自力で娘を取り戻そうとする。ところが、組織は母親の住まいを放火、発砲までして脅すのだ。だが、着任間もない軍のパトロール部隊を率いる中尉が母親に協力を申し出る。そしてパトロール部隊は組織のリーダーを拘束、リーダーの自白から、広大な空き地に大量の誘拐された子どもの死体が埋められているのを発見する…。
カメラは母に密着し、時には母の目線、すなわち一人称カメラになる。これは、『サウルの息子』と同じ技法で、スリラーとしての効果を上げることに成功している。
母の子を想う執念と愛情に支えられた行動は報われるのか。母の愛情が紡ぎ出すサスペンスと感動、社会派の力作である。
公式サイト： https://hark3.com/archives/1687/
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│編│集│
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│後│記│
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1970年代グラムロックの中心的存在だった英国のロック歌手、デビッド・ボウイの「Heroes」は77年発表のアルバムタイトル曲で、多くのアーティストにカバーされ、彼の代表作の一つとなっています。87年に独ベルリンでのコンサートで、スピーカーの一部を当時の東ドイツ側に向けてこの曲を歌ったのが一つのきっかけとなり、２年後のベルリンの壁崩壊につながっていったのは有名な話。曲の制作にはプログレッシブ・ロック界の大御所、キング・クリムゾンのリーダーでギター担当のロバート・フリップが参加しており、2017年に発表された彼らのカバー版も原曲に結構忠実ですし、ハードロック／ヘビーメタルロックの雄、モーターヘッドも、オリジナルを大事にしつつカバーして歌っています。こういう演奏をYouTubeで、タダで視聴できてしまうとは、何とも贅沢と思います。（Ｔ・Ｍ）
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