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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.42）2015年11月号　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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※本メールマガジンは2014年11月8日の社名変更、「コンクリート新聞」への改題に伴い、
「コンクリート新聞　メールマガジン」に改題いたしました。

今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　業界人語録（千葉県生コンクリート工業組合・鈴木実理事長）
3　講演会、セミナー情報
4　編集後記

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1、「コンクリート新聞」10月のイチオシ記事

・ECMセメント、学会指針に反映提案
「高炉スラグを活用した環境配慮型のコンクリート『ECM（エネルギー・CO2・ミニマム）セメント・コンクリート』の普及拡大を目指す」。日本スラグセメント・コンクリート技術研究会（大門正機会長＝東京工業大学名誉教授）はNEDO（新エネルギー・産業技術総合開発機構）プロジェクトで開発したECMセメント及びそれを使用したコンクリートの普及拡大に向けた研究開発や情報収集、技術交流などに取り組んでいる。（10月8日付）

・JCI、モルタルバー優先削除
日本コンクリート工学会（JCI）で、アルカリ骨材反応に関する試験規格の見直しが進められている。アルカリ骨材反応試験としてはJIS化されている、化学法（JISA1145）、モルタルバー法（同1146）に「モルタルバー法の試験結果を優先する」との記述があるが、これが削除される見通し。また、両JISに記載されている判定基準に関する記述も見直される方向にある。（10月15日付）

「コンクリート新聞」10月の主な見出し
・全国品監会議　15地区で優良工場表彰
技術力向上の効果検証（10月1日付）
・土木学会　舗装示方書を改訂
コンクリート版厚効果で耐久設計（10月1日付）
・名古屋協組　超長期は1万5000円
リニア工場など対象（10月1日付）
・知多協組　戻りコン有償化へ
ポンプ戻しも検討開始（10月1日付）
・生コン　11か月連続で減少
8月出荷　北陸、四国はプラス（10月1日付）
・福井地区　表示価格100円アップ
新幹線工事が一部着工（10月1日付）
・静岡　生コン200～300円アップ
スライドの変更も反映（10月1日付）
・群馬で1DAY PAVE
発注者・施工者にPR（10月1日付）
・土木学会　安全確保で課題検証
コンクリート構造物の事故事例調査（10月1日付）
・視点　補修材市場の現状と課題（10月1日付）
・連載　全生連常設委員会　委員長に聞く
重点課題への取組み　認定共同試験場委員会（10月1日付）
・宮崎工組　生コン学校を開校
17名受講　若手の技術力向上（10月8日付）
・大阪広域協組　市場占有率90%超
新たに4工場合流（10月8日付）
・土木学会　白舗装の算定式変更
7年ぶり　舗装指示書を改訂（10月8日付）
・CSRレポート　持続可能な社会に
太平洋・住友大阪が発行（10月8日付）
・出雲協組　4個1で再集約
新たに生産会社設立（10月8日付）
・東京・神奈川の砕石業者　値上げ交渉を続行
特需対策で供給体制強化（10月8日付）
・建築学会　RC造保存でシンポ
軍艦島の調査結果報告
・広がる戻りコン有償化（10月8日付）
・連載　全生連常設委員会　委員長に聞く
重点課題への取組み　品質管理監査委員会（10月8日付）
・国交省見直し　生コン3.2%減の9100万立米
今年度需要セメント4400万トン（10月15日付）
・大臣認定　品質管理の審査強化
取得後に実地検査も（10月15日付）
・関東一区　生コン需要、総じて不調
上期　埼玉中央・湘南3割減
・福岡協組　出荷想定を下方修正
新設工場、今月から稼働（10月15日付）
・FAで流動性改善
沖縄版1DAY PAVE（10月15日付）
・沖縄協組　小型割増500円上げ
11月　新車更新費など（10月15日付）
・飯塚協組　上期出荷は7.5%減
下期の見通しも厳しく（10月15日付）
・バイオ燃料で農地再生
太平洋セ・福島大が共同研究（10月15日付）
・インフラテック　東京セメント工業買収
東北から九州までカバー（10月15日付）
・SF工法協会　4工区で生コン24万立米
新東名施工見学会開く（10月15日付）
・生コンプラント訪問　綾歌生コンクリート工業所（10月15日付）
・JCI　混和材利用拡大へ
環境配慮型　海外展開を模索（10月22日付）
・三重工組　障害者施設に寄付
1DAY PAVEで歩道修繕（10月22日付）
・仙台協組　来年度　夏期配合導入
今年度出荷　70万立米に下方修正（10月22日付）
・相双協組　復興・廃炉を支援
直営プラントが竣工（10月22日付）
・三多摩協組　来春にも骨材共同購入
出荷低迷、再び集約化（10月22日付）
・九州の生コン　沖縄除き出荷減
工事遅延や発注遅れで（10月22日付）
・経産省　省エネセメントを評価
大手4社　20年から実用化検討（10月22日付）
・宇部興産　経常利益4.3倍に
4～9月　利益予想引上げ（10月22日付）
・全圧連　平均給与5年ぶり400万円台
従事者の待遇改善進む（10月22日付）
・砕石技術大会　被災地で生産量増加
復興特需後の動向を注視（10月22日付）

「コンクリート新聞」10月の特集
・千葉県の生コン（10月1日付）
・循環型社会に貢献するセメント産業（10月8日付）
・砕石技術大会（10月15日付）
・全国生コン青年部協議会（10月22日付）

コンクリート新聞購読はホームページから　http://www.beton.co.jp/read.html　

1部売りの場合はお問い合わせフォームから　http://www.beton.co.jp/contactus.html

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2、業界人語録
『「生コン屋か」と言われないように、業界の社会的地位の向上を図り、処遇を含めて魅力を高めていくことが人材の確保と定着の要素』――千葉県生コンクリート工業組合の鈴木実理事長（10月1日付、4面掲載）
「特集　千葉県の生コン」のインタビューで発した言葉。鈴木理事長はインタビューの最後に課題の一つとして、人材の確保を挙げ、「どの会社も運転手を含めて人材不足に頭を痛めているが、これといった解決策を見いだせないでいる」と述べた上で、業界の社会的地位の向上が人材の確保と定着に繋がるとした。

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3、行事
※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。
・土木学会
○第11回　複合・合成構造の活用に関するシンポジウム
11月5～6日　会場・土木学会
○舗装標準示方書の改訂に関する講習会（札幌会場）
11月6日　会場・寒地土木研究所（札幌）
○第52回　土木計画学研究発表会（秋大会）
11月21～23日　会場・秋田大学
○舗装標準示方書の改訂に関する講習会（福岡会場）
11月26日　会場・福岡大学
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○シンポジウム「東日本大震災からの復興の歩み 　～これからの地震に備える～」
11月2日　会場・せんだいメディアパーク（仙台）
○講習会「壁式鉄筋コンクリート造設計・計算規準」（東京会場）
12月14日　会場・建築会館ホール
○講習会「壁式鉄筋コンクリート造設計・計算規準」（名古屋会場）
12月16日　会場・名古屋商工会議所
○講習会「壁式鉄筋コンクリート造設計・計算規準」（福岡会場）
12月16日　会場・福岡建設会館
○講習会「壁式鉄筋コンクリート造設計・計算規準」（大阪会場）
12月18日　会場・大阪科学技術センター
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・日本コンクリート工学会
○3次元マスコンクリート温度応力解析ソフトJCMAC3講習会（初心者向けトレーニングセミナー）
11月10～11日　会場・ハーネル仙台　会議室「けやきAB」
○コンクリートサステイナビリティに関するシンポジウム－社会とコンクリート・建設産業の持続可能性
11月17日　会場・東京大学 浅野キャンパス 武田ホール
○コンクリートのブリーディング制御に関するシンポジウム　
11月27日　会場・日本大学理工学部 駿河台キャンパス
○「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針」講習会
12月2日　会場・新潟大学 駅南キャンパス
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

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│編│集│
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│後│記│
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先日、2日間にわたって開催された「砕石フォーラム」を取材するため、盛岡市に行きました。2日とも取材するため宿泊先を押さえておかなければならないのですが、あろうことか開催日の2日前まで予約するのを忘れていました。
昨今は、海外から観光に訪れる方も多く、都心の手頃な価格のビジネスホテルは特に予約が取りづらくなっており、絶望的な状況でした。焦って大手の宿泊施設の予約サイトをいくつか巡っても手頃なものは見つかるはずもなく、空いているのは1泊1万円を超えるようなホテルばかり。1泊6000円ほどのホテルが１件、なんとか見つかっても会場から電車で2時間……。「もう、ここでいいか」と決意を固めたところ、「まだ諦めるのは早い」と言わんばかりに、私の隣に座る先輩からストップがかかりました。
先輩は私の焦っている姿を見かねて手を差し伸べ、ものの10分ほどで1件の旅館を探し当ててくれました。しかも、砕石フォーラムが開催される会場の目の前にあり、朝食付きで1泊5000円ほどと素晴らしい条件の旅館です。どうやら宿泊施設の予約サイトではなく、盛岡市の観光情報サイトから探し出してくれたようです。あっさりと探し当て、「大手なら全てを網羅している」と思い込んでいた私の目を覚まさせた先輩の姿には、まるで後光が差しているようでした。（T・W）

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