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▲▼○▼　　　　コンクリート新聞　メールマガジン
▼▲▼　　　　　　　　　　　　　　 （Ｖol.56）2017年1月号　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎月28日発行
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　発行所　株式会社コンクリート新聞社
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今月のメールマガジンの内容
1　イチオシ記事（コンクリート新聞から選りすぐりの記事をご紹介）
2　講演会、セミナー情報
3　新刊紹介　「コンクリート診断士完全攻略問題集2017年版」
4　文化情報（映画）「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」
5　編集後記

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1、 「コンクリート新聞」１２月のイチオシ記事

・来年度回復も急増せず～東京地区の生コン
東京都心で生コンの需要不振が長期化している。都市再開発など１０万立米規模の特大物件が目白押しで、東京オリンピック・パラリンピックという巨大イベントを４年後に控えているにもかかわらず、東京地区生コンクリート協同組合（東京都中央区、吉野友康理事長）の今年度出荷は３００万立米を割り込み、過去最低を更新するのは確実となった。ゼネコンの受注手控えなどが響いたとされる。来年度は増加に転じる公算が大きいものの、五輪特需の規模が縮小していることもあって、今のところ需要が跳ね上がるような雰囲気はない。
（１１月２４日付）

・モルタルバー優先削除～アル骨試験
骨材のアルカリシリカ反応性試験方法（化学法、モルタルバー法）のＪＩＳ改正で、「モルタルバー法の試験結果優先」の記述が削除される。日本工業標準調査会の土木技術専門委員会（ＪＩＳＣ）は１６日、東京・霞が関の経済産業省で審議を行い、記述を削除する方向で改正することを承認した。そのほか、コンクリート用膨張材ＪＩＳ（Ａ６２０２）の改正内容も審議した。（１２月２２日付）

「コンクリート新聞」１２月の主な見出し
・東京地区　来年度回復も急増せず
生コン　需要不振が長期化（１１月２４日付）
・宇部三菱　相双に中継基地
住友大阪は駐在所開設　福島復興後押し（１１月２４日付）
・ゼネコン　耐久性・美観を両立
低収縮コン採用広がる（１１月２４日付）
・生コン　８１６９万立米に下方修正
今年度　過去最低更新へ（１１月２４日付）
・全生連　ｉ-ｃｏｎ部会設置
３常設委の横断組織に（１１月２４日付）
・大啓建設ら　ポーラス１ＤＰ施工
駐車場向け　常備品で製造（１１月２４日付）
・一関市　１ＤＰ２件採用
半年間の追跡調査（１１月２４日付）
・全生連　１２月に議連へ陳情
経営安定化など　理事長会議で報告（１１月２４日付）
・生コン　官需も最低更新予想
今年度出荷　９地区で前年割れ（１２月１日付）
・大成建設　生コン情報を電子化
ｉ-ｃｏｎ対応　出荷伝票など共有（１２月１日付）
・鹿島建設、三和石産ら　スラッジをセメントに
戻りコン２か所で受入れ（１２月１日付）
・１０月国内８％減
セメント　東海・近畿振るわず（１２月１日付）
・全生連　事務局の連携強化
全国職員研修会　品監の歴史学ぶ（１２月１日付）
・九州地区　組合員出荷１０００万立米割れ
集約化　早期に検討を（１２月１日付）
・神奈川西部が値上げ
安定供給確保へ来春５００円（１２月１日付）
・ゼネコン　効率化技術を現場導入
生産性、品質向上を両立（１２月８日付）
・神奈川　事業継続の原資確保
生コン値上げ出そろう（１２月８日付）
・太平洋セメント　災害廃棄物受け入れ
大分県・津久見市と協定（１２月８日付）
・ＮＥＸＣＯ３社　継続調査結果を共有
ＳＡ・ＰＡに１ＤＰ（１２月８日付）
・群馬北部協組　白舗装で実績豊富
今後の発注増に期待（１２月８日付）
・宇部市が発注　市道補修に１ＤＰ
修繕費抑制・早期開放で（１２月８日付）
・佐賀　出荷予想引き上げ
官需減も設備投資が堅調（１２月８日付）
・連載　循環型社会を目指して　久田真（１２月８日付）
・国交省　メンテで国民会議発足
産学官民が連携し技術革新（１２月８日付）
・生コン　東北　出荷格差が拡大
輸送コストが課題に（１２月１５日付）
・生コン　今年度上期　６工場減
９月末工場数　３地区でプラス（１２月１５日付）
・コンクリート舗装　課題克服へ技術開発
土研　粗骨材別に分離評価（１２月１５日付）
・セメント協会　エネルギー原単位　３０年度目標達成
英文資料の充実を（１２月１５日付）
・土木学会　生産性向上を後押し
ｉｃｏｎ対応　規格・基準類変更（１２月１５日付）
・札幌協組　民需増で出荷好調
員外社対策が課題に（１２月１５日付）
・関東一区　出荷に底入れ感
主要協組　１１月前年並み（１２月１５日付）
・太平洋セメント　熊谷工場にガス発電
来年２月に本稼動（１２月１５日付）
・中小企業庁　円滑な事業継続促進
ガイドラインを改訂（１２月１５日付）
・アル骨試験　モルタルバー優先削除
生コンＪＩＳの記述で判断（１２月２２日）
・生コン　来年の出荷回復期待
五輪、リニア、補正予算で（１２月２２日）
・セメント　内需上向く公算大
コスト高懸念　炭価動向を注視（１２月２２日）
・ｉＣｏｎ対応など陳情
生コン議連　７年ぶり開催（１２月２２日）
・全生連　試験場間の連携強化
供試体寸法計測など研修（１２月２２日）
・北海道　旭川、苫小牧出荷低調
生コン　特需終息が要因（１２月２２日）
・福岡　契約残５０万立米割れ
協組員が２工場閉鎖（１２月２２日）
・生コン　稼働率は０・５％減
７～９月期　１８道府県でプラス（１２月２２日）

「コンクリート新聞」１１月の特集
・インターロッキングブロック（１１月２４日付）
・コンクリート舗装（１２月１日付）
・舗装・スリップフォーム工法（１２月１日付）
・神奈川の生コン（１２月１５日付）
・太平洋セメント（１２月２２日付）

コンクリート新聞購読はホームページから　http://www.beton.co.jp/read.html　

1部売りの場合はお問い合わせフォームから　http://www.beton.co.jp/contactus.html

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2、 行事

※プログラムの詳細、受講料、申し込み方法等は主催者ホームページをご覧ください。

・土木学会
○平成２８年度構造工学セミナー「土木工事の品質と安全性の向上にむけて」
1月18日　会場・土木学会　２階　講堂(東京)
詳細はこちら　　http://www.jsce.or.jp/

・日本建築学会
○鉄筋コンクリート構造シンポジウム（その３）
「規準・指針類に示されていないRC部材の構造性能」
1月19日　会場・建築会館ホール(東京)
詳細はこちら　　http://www.aij.or.jp/

・日本コンクリート工学会
○マスコンクリート温度応力解析ソフトJCMAC3-UおよびJCMAC1・2講習会
1月23日　会場・日本コンクリート工学会11階会議室（東京）
詳細はこちら　　http://www.jci-net.or.jp/

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│新│刊│
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│紹│介│
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3　新刊紹介「コンクリート診断士完全攻略問題集　2017年版」予約受付中！

著者：辻　幸和・安藤　哲也・地頭薗　博・十河　茂幸・鳥取　誠一
本文：378ページ
価格：4,104円（税込）　

２０１２年～２０１６年の過去５年分の全試験問題をカラーで掲載。
１００題の演習問題は２色刷りとし、解説や図表等が理解しやすく、さらに各演習問題に表示した設問テーマにより、効率的に学習ができる。
２０１２年～２０１５年の過去４年間分の過去問題は項目別に分類し、効率的に学習をサポート。本書を学習し終えたら、巻末の「実力確認テスト」にチャレンジできる。解答と解説は当社ホームページにて後日公開！
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ＨＰにて絶賛予約受付中！！　http://www.beton.co.jp/publish/148.html


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4、 文化情報（映画紹介）「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」
監督・製作・脚本　ファイト・ヘルマー　ドイツ映画
（配給　エデン、ポニーキャニオン）
（2月11日より１０９シネマズ二子玉川、全国１０９シネマズほか公開）

子どもはコンクリートミキサ車や建設重機が大好き。このドイツのミュージカル仕立ての児童映画は、幼稚園を抜け出した６人の子どもたちが、重機やコンクリートミキサ車を大改造、ミキサ車はイチゴミルク製造機に造り変えてしまいます。
平和な村に胡散臭い消費者調査会社の調査員が乗り込んできて、平均的な村ということからモニター村にしようとします。市長や若者たちは歓迎しますが、子どもやお年寄りは上から目線の銀色服を着た調査員に不満を持ち、モニターに反対します。そこで若者たちは、邪魔なお年寄りたちを老人ホームに閉じ込めてしまいます。
子どもたちは大好きな老人たちを救い出し、平均的な村を特別な村にすればモニター対象から外されると考えます。６人の子どもたちは大人たちを眠らせ、親友のアカハナグマ、クアッチと一緒に、大人たちが作り上げたシステム、乗り物、設備を新しい仕組みに造り変えてゆきます。クレーンはジェットコースターに、船は潜水艦に、ミキサ車はイチゴミルク製造機に。そして目が覚めた大人たちは…。
『ツバル』のファイト・ヘルマー監督のオリジナル脚本（ハンス・ウルリッヒ・クラウゼ共同脚本）。ヘルマーの奇妙な作風は児童映画でも健在。左右対称の構図、秩序の破壊、狂気のエスカレート。子ども対大人、旧来の設備を新機能に改造。それを成し遂げるのは未来を担う子供たちなのです。
６人の子どもたちのイメージは「アワーギャング（ちびっこギャング）」シリーズにインスパイアされたそうですが、筆者はむしろ、鼻水を垂らしながら子供たちがドドドッと走っていく楳図かずおのコミック「まことちゃん」を思い出しました。
http://www.sekaideichiban.com/



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│編│集│
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│後│記│
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「一年の計は元旦にあり」。死語の仲間に入ったのでしょうか最近はあまり聞くことがなくなりました。あらゆることに季節感や節目がなくなり、元日すら３６５日の単なる１日に成り下がりつつあることも１つの理由だと思います。ただ、元日が迫ってくると、心の中ではなにげなく「来年こそは」という気持ちが芽生えてきます。そう今も。１０キロ減、英会話教室、ピアノ、フルマラソン……来年こそは。（Ｔ・Ｏ）
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