科学協会メールマガジン「科学BiYoRi 2020年7月号」2019年度の活動報告
2020/07/21 (Tue) 09:00
XXXX 様
こんにちは。
日本科学協会から発信するメールマガジン「科学BiYoRi」をお送りいたします。
先日、本会の理事会・評議員会が終わり、無事2019年度の事業及び決算を締めることができました。
今回は、2019年度の活動を下記の通りご紹介させていただきたいと思います。
※本メールマガジンは、日本科学協会の事業に参加された方、名刺を交換させていただいた方等にお送りしています。
■2019年度の活動について■
▼科学振興のための研究助成
他から研究助成が受け難い若手中心の優れた研究者に助成を行い、若手研究者の育成をすることにより、科学研究の振興を図りました。
Webでの申請も定着し、審査員からは、申請のレベルが上がった等の意見もありました。
2019年度では、過去の研究助成を受けられた方へのフォローアップとして、発表会の開催や、出版支援等の新しい取り組みを実施いたしました。
▼日中未来共創プロジェクト
日本で収集した図書の中国の大学への「図書寄贈」、中国の若者等を対象とした「日本知識大会」、「笹川杯作文コンクール」等の事業を実施し、日中相互理解と友好交流の促進、日本語教育の振興に貢献いたしました。
2019年度は、本プロジェクト開始し、20年目にあたりました。今までの軌跡、実績等を取りまとめ、さらなるプロジェクトの発展と協力を得るために、20周年記念誌を作成いたしました。※発行は2020年度の予定です。
また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、当初予定していた日本招聘のプログラムを次年度へ延期することといたしました。
▼中高生のためのサイエンスメンター
科学好きな理系高校生の課題研究に対し、その分野の専門家等から学校教育の枠にとらわれない専門的な研究手法等の指導を行うメンタープログラムを、29名の高校生を対象とし、実施いたしました。
2019年8月10日に、多摩永山情報教育センターにて、本プログラムの発表会(14名が発表)を実施いたしました。
本事業のOBが国際学生科学技術フェア(ISEF)の日本代表に選出される等、その後の研究活動に大きな影響を与えております。
▼科学映像による地球科学の理解促進
「もしも地球が立方体だったら、地球表面の環境はどのように変わるか」ということを科学的に予測した短編映像を用いた科学体験講座の開催を行いました。
昨年度に引き続き、今年も日本科学未来館にて、気象に関する科学実験や「もしも地球が立方体だったら」の科学動画鑑賞を通して、難解となりがちな科学をわかりやすく身近な形で小中学生に伝えました。
将来気象予報士になりたいという小学生が参加しており、熱心に講師に質問をしておりました。
▼科学実験データベース
広く世界で活用されている伝承的な実験から最近開発されたユニークな実験まで様々な科学実験事例を収集網羅し、これに実験内容や方法のほか、分野、対象年齢、難易度などの検索項目を設けたデータベースをWebサイト上で広く公開しております。
2019年度は「ダイス・スタッキングに挑戦しよう」の動画が、テレビで紹介され、たくさんの方からのアクセスがありました。
また、本年度は「おすすめの科学実験」のコーナーを作る等、Webサイトの見直しも行いました。
▼生命科学テキストプロジェクト
「生命科学テキスト」は、若い学生をはじめ、広く一般に生命科学の基礎知識を身につけてもらうことを目的に、人間の生命や医療、生活、社会と関わる公益生命学の視点から「人間は社会の中で生きる生命である」というコンセプトのもと、大学等教育機関で活用する新しい教材として制作してきました。
2019年度からは利用者へのユーザー登録を行う等、本格的な運用を開始し、40件の授業(講座)の利用登録がありました。
▼科学隣接領域の研究
自然科学の枠を超えた領域の専門家が集まり、宗教、倫理、アートを切り口に科学研究や研究者について議論と考察を重ね、今後の若手研究者の育成について討議しています。
2019年度には「未来をひらく 科学と倫理」というテーマでセミナーを開催し、科学者の倫理について考えるきっかけを作ることができました。引き続き「科学と芸術」をテーマに研究会にて進めてまいります。
■今月の科学川柳■
▼君の書く そのアマビエは アマエビだ(東京都・曲豆さん)
▼マスクして うがいてあらい きをつける(千葉県・千ーバさん)
皆様からの科学川柳を募集しております!
投稿はこちらから
http://c.bme.jp/17/2626/214/XXXX
■お知らせ■
メールマガジンの配信解除はこちらからお願いいたします。
XXXX
メールマガジンに関するご意見、ご感想をお待ちしております。
アンケートフォーム:
http://c.bme.jp/17/2626/215/XXXX
本メールマガジンに関するお問い合わせはこちらから
メール:soumu@jss.or.jp
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先日、本会の理事会・評議員会が終わり、無事2019年度の事業及び決算を締めることができました。
今回は、2019年度の活動を下記の通りご紹介させていただきたいと思います。
※本メールマガジンは、日本科学協会の事業に参加された方、名刺を交換させていただいた方等にお送りしています。
■2019年度の活動について■
▼科学振興のための研究助成
他から研究助成が受け難い若手中心の優れた研究者に助成を行い、若手研究者の育成をすることにより、科学研究の振興を図りました。
Webでの申請も定着し、審査員からは、申請のレベルが上がった等の意見もありました。
2019年度では、過去の研究助成を受けられた方へのフォローアップとして、発表会の開催や、出版支援等の新しい取り組みを実施いたしました。
▼日中未来共創プロジェクト
日本で収集した図書の中国の大学への「図書寄贈」、中国の若者等を対象とした「日本知識大会」、「笹川杯作文コンクール」等の事業を実施し、日中相互理解と友好交流の促進、日本語教育の振興に貢献いたしました。
2019年度は、本プロジェクト開始し、20年目にあたりました。今までの軌跡、実績等を取りまとめ、さらなるプロジェクトの発展と協力を得るために、20周年記念誌を作成いたしました。※発行は2020年度の予定です。
また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、当初予定していた日本招聘のプログラムを次年度へ延期することといたしました。
▼中高生のためのサイエンスメンター
科学好きな理系高校生の課題研究に対し、その分野の専門家等から学校教育の枠にとらわれない専門的な研究手法等の指導を行うメンタープログラムを、29名の高校生を対象とし、実施いたしました。
2019年8月10日に、多摩永山情報教育センターにて、本プログラムの発表会(14名が発表)を実施いたしました。
本事業のOBが国際学生科学技術フェア(ISEF)の日本代表に選出される等、その後の研究活動に大きな影響を与えております。
▼科学映像による地球科学の理解促進
「もしも地球が立方体だったら、地球表面の環境はどのように変わるか」ということを科学的に予測した短編映像を用いた科学体験講座の開催を行いました。
昨年度に引き続き、今年も日本科学未来館にて、気象に関する科学実験や「もしも地球が立方体だったら」の科学動画鑑賞を通して、難解となりがちな科学をわかりやすく身近な形で小中学生に伝えました。
将来気象予報士になりたいという小学生が参加しており、熱心に講師に質問をしておりました。
▼科学実験データベース
広く世界で活用されている伝承的な実験から最近開発されたユニークな実験まで様々な科学実験事例を収集網羅し、これに実験内容や方法のほか、分野、対象年齢、難易度などの検索項目を設けたデータベースをWebサイト上で広く公開しております。
2019年度は「ダイス・スタッキングに挑戦しよう」の動画が、テレビで紹介され、たくさんの方からのアクセスがありました。
また、本年度は「おすすめの科学実験」のコーナーを作る等、Webサイトの見直しも行いました。
▼生命科学テキストプロジェクト
「生命科学テキスト」は、若い学生をはじめ、広く一般に生命科学の基礎知識を身につけてもらうことを目的に、人間の生命や医療、生活、社会と関わる公益生命学の視点から「人間は社会の中で生きる生命である」というコンセプトのもと、大学等教育機関で活用する新しい教材として制作してきました。
2019年度からは利用者へのユーザー登録を行う等、本格的な運用を開始し、40件の授業(講座)の利用登録がありました。
▼科学隣接領域の研究
自然科学の枠を超えた領域の専門家が集まり、宗教、倫理、アートを切り口に科学研究や研究者について議論と考察を重ね、今後の若手研究者の育成について討議しています。
2019年度には「未来をひらく 科学と倫理」というテーマでセミナーを開催し、科学者の倫理について考えるきっかけを作ることができました。引き続き「科学と芸術」をテーマに研究会にて進めてまいります。
■今月の科学川柳■
▼君の書く そのアマビエは アマエビだ(東京都・曲豆さん)
▼マスクして うがいてあらい きをつける(千葉県・千ーバさん)
皆様からの科学川柳を募集しております!
投稿はこちらから
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