★ぴあサポメルマガ2月号★学部4年生サポーターが振り返る4年間 ~大学生生活で得たもの~
2023/02/22 (Wed) 16:26
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学部4年生サポーターが振り返る4年間
~大学生生活で得たもの~
―――――★ぴあサポメルマガ2月号★
こんにちは。厳しい寒さが続く日々の中に、少しずつ春めいた空気を感じるようになりましたね。2月といえば大学入試。4年経った今でも、期待と不安を胸に正門をくぐり闘い抜いた2日間を毎年のように思い出します。
さて今回のメルマガは今年大学を卒業する4年生ピアサポーターである私が、大学生活全体を振り返りながら得たものを紹介します。卒業しない人にはこの記事を読んで今後の学生生活を展望するために活用してもらえたら、また卒業間近の人には自分の学生生活を振り返って総括する契機としてもらえたら幸いです。
■目次■
1.チャレンジ精神
2.自分を認める心
3.様々な人との交流
4.さいごに
◇◆◇―――――――――
1.チャレンジ精神
―――――――――◆◇◆
高校時代までは勉強と部活に明け暮れる日々だった一方、大学に入ってからは学業に加えてサークル・バイト・留学など活動の幅が広がりました。大学入学当初は「情報を自分から積極的に集めて、参加する」ことに戸惑いと不安を感じていました。はじめは「こんな難しそうなことできるのかな」「コミュニティでひとりぼっちになったらどうしよう」などネガティブな思いに囚われて参加を諦めること、そもそも情報を集めようとしないことが多かったです。しかし「学生のうちから起業する」「休学して田舎に移住する」といった、それぞれが自由に活動に取り組む東大生の姿に刺激を受け、新しいコミュニティや活動にチャレンジする抵抗が少なくなった様に思います。私は「学生起業」といった偉大な事業は成し遂げていませんが、様々なバイトを経験すること、新しいサークルの立ち上げを経験しました。また今まで苦手意識のあったプログラミングを、まがりなりにも習得できたのは、ひとえにチャレンジに寛容な東大の環境のおかげだと思います。
◇◆◇―――――――
2.自分を認める心
―――――――◆◇◆
私は地元の高校では成績上位、東大入試にも合格……と大学進学まで自分の理想通りの人生を歩んできたと自負しており、自分の能力に過剰な(?)自信がありました。いざ東大に入ってみると周りには「自分より」成績優秀な人、「自分より」美形な人……当たり前ですが自分より秀でた人が沢山いて、自分に対する自信を失った時期がありました。
落ち込んだ私はこのような言葉に出会いました。
「俺はキムタクにはなれないが キムタクも俺にはなれない。」
昨年は木村拓哉さんが織田信長役で、ぎふ信長祭りに登場し、注目を集めました。その当日に岐阜県にある寺院に掲示された法語です。この言葉には「誰とも代われない自分の尊い命を生きているのだから、周りと比べる必要はない」というメッセージが込められている気がしました。この言葉は私の胸に深く刻まれ、それ以来人と自分を比べて落ち込みそうになっても「自分のペースでいいんだ」「自分の人生を歩めばいいんだ」と前向きに考えられるようになりました。環境に揉まれながら、少しずつ自分を認められるようになった気がします。
◇◆◇――――――――
3.様々な人との交流
――――――――◆◇◆
東大には全国各地だけでなく世界全体から人が集まることを、実感しました。さまざまなバックグラウンドを持った人に出会えたことで、自分は「凝り固まった価値観」を持っていたな、と思い知らされました。また大学の授業では社会問題についてディスカッション、サークルでは運営会議といったふうに、会議をする機会が多くありました。人と意見を交わす経験をすることで、自分とは違った意見にも寛容になる、自分の意見を臆せず発する、人の発言を真剣に聞くといった能力を得ることができ、自分の世界が広がったように感じます。
地元に居続けたら、触れることのなかった多様な世界や出会えることもなかった多様な人たちを、二十代という若いうちに知ることができ、自分の描いていた将来像も大学入学前後で大きく変化しました。
◇◆◇――――
4.さいごに
―――――◆◇◆
いかがでしたでしょうか。大学2・3年生時は新型コロナウイルス感染症の流行があり、やりたかったことが出来ずもどかしい思いをしたこともありました。そんな状況を悲観することなく「大学生活を最大限に有意義なものにしよう」という思いを消さなかったことで、実りある4年間に出来たと自分でも満足しています。大学生活を通して得た考え方や交流を活かし、今後も頑張っていきたいと思います!
これからもピアサポートルームの活動をよろしくお願いいたします。
そして最後になりましたが、来年度も皆様にとって幸せで充実した1年でありますように。
【参考書籍・WEBサイト】
https://www.asahi.com/articles/ASQC65GQSQC6OHGB008.html
【筆者紹介】
工学部4年。大学院からの研究生活に備えて春休みを全力で謳歌中。
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~大学生生活で得たもの~
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こんにちは。厳しい寒さが続く日々の中に、少しずつ春めいた空気を感じるようになりましたね。2月といえば大学入試。4年経った今でも、期待と不安を胸に正門をくぐり闘い抜いた2日間を毎年のように思い出します。
さて今回のメルマガは今年大学を卒業する4年生ピアサポーターである私が、大学生活全体を振り返りながら得たものを紹介します。卒業しない人にはこの記事を読んで今後の学生生活を展望するために活用してもらえたら、また卒業間近の人には自分の学生生活を振り返って総括する契機としてもらえたら幸いです。
■目次■
1.チャレンジ精神
2.自分を認める心
3.様々な人との交流
4.さいごに
◇◆◇―――――――――
1.チャレンジ精神
―――――――――◆◇◆
高校時代までは勉強と部活に明け暮れる日々だった一方、大学に入ってからは学業に加えてサークル・バイト・留学など活動の幅が広がりました。大学入学当初は「情報を自分から積極的に集めて、参加する」ことに戸惑いと不安を感じていました。はじめは「こんな難しそうなことできるのかな」「コミュニティでひとりぼっちになったらどうしよう」などネガティブな思いに囚われて参加を諦めること、そもそも情報を集めようとしないことが多かったです。しかし「学生のうちから起業する」「休学して田舎に移住する」といった、それぞれが自由に活動に取り組む東大生の姿に刺激を受け、新しいコミュニティや活動にチャレンジする抵抗が少なくなった様に思います。私は「学生起業」といった偉大な事業は成し遂げていませんが、様々なバイトを経験すること、新しいサークルの立ち上げを経験しました。また今まで苦手意識のあったプログラミングを、まがりなりにも習得できたのは、ひとえにチャレンジに寛容な東大の環境のおかげだと思います。
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2.自分を認める心
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私は地元の高校では成績上位、東大入試にも合格……と大学進学まで自分の理想通りの人生を歩んできたと自負しており、自分の能力に過剰な(?)自信がありました。いざ東大に入ってみると周りには「自分より」成績優秀な人、「自分より」美形な人……当たり前ですが自分より秀でた人が沢山いて、自分に対する自信を失った時期がありました。
落ち込んだ私はこのような言葉に出会いました。
「俺はキムタクにはなれないが キムタクも俺にはなれない。」
昨年は木村拓哉さんが織田信長役で、ぎふ信長祭りに登場し、注目を集めました。その当日に岐阜県にある寺院に掲示された法語です。この言葉には「誰とも代われない自分の尊い命を生きているのだから、周りと比べる必要はない」というメッセージが込められている気がしました。この言葉は私の胸に深く刻まれ、それ以来人と自分を比べて落ち込みそうになっても「自分のペースでいいんだ」「自分の人生を歩めばいいんだ」と前向きに考えられるようになりました。環境に揉まれながら、少しずつ自分を認められるようになった気がします。
◇◆◇――――――――
3.様々な人との交流
――――――――◆◇◆
東大には全国各地だけでなく世界全体から人が集まることを、実感しました。さまざまなバックグラウンドを持った人に出会えたことで、自分は「凝り固まった価値観」を持っていたな、と思い知らされました。また大学の授業では社会問題についてディスカッション、サークルでは運営会議といったふうに、会議をする機会が多くありました。人と意見を交わす経験をすることで、自分とは違った意見にも寛容になる、自分の意見を臆せず発する、人の発言を真剣に聞くといった能力を得ることができ、自分の世界が広がったように感じます。
地元に居続けたら、触れることのなかった多様な世界や出会えることもなかった多様な人たちを、二十代という若いうちに知ることができ、自分の描いていた将来像も大学入学前後で大きく変化しました。
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4.さいごに
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いかがでしたでしょうか。大学2・3年生時は新型コロナウイルス感染症の流行があり、やりたかったことが出来ずもどかしい思いをしたこともありました。そんな状況を悲観することなく「大学生活を最大限に有意義なものにしよう」という思いを消さなかったことで、実りある4年間に出来たと自分でも満足しています。大学生活を通して得た考え方や交流を活かし、今後も頑張っていきたいと思います!
これからもピアサポートルームの活動をよろしくお願いいたします。
そして最後になりましたが、来年度も皆様にとって幸せで充実した1年でありますように。
【参考書籍・WEBサイト】
https://www.asahi.com/articles/ASQC65GQSQC6OHGB008.html
【筆者紹介】
工学部4年。大学院からの研究生活に備えて春休みを全力で謳歌中。
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