ぴあサポメルマガ６月号【就活と恋愛は似ている、のか？】
2017/06/28 (Wed) 13:07
☆★☆―――――――――――――――
就活と恋愛は似ている？or似ていない？
～気持ちをらくに就活を乗り切ろう～
―――――★ぴあサポメルマガ6月号★
こんにちは。新年度初めてのメルマガの配信になります。
今回のメルマガは、疲弊しつつ就活を行う筆者が自身の経験を振り返って徒然に書く就活コラムです。就活中の方にもこれからの方にも、就活やキャリア選択に関して考える材料の一かけをお渡しできたら望外の喜びです。
■目次■
１．はじめに
２．就活と恋愛が似ている点
３．就活と恋愛が似ていない点
４．さいごに
◇◆◇――――――――――
１．はじめに－筆者の就活－
――――――――――◆◇◆
私は１年ほど就活を行い、インターンや説明会や選考などを一通り経験しました。いくつか通ることもありましたが、落とされることもありました。ES落ち、１次落ち、２次落ち、最終落ち、最終選考通過後のオファーのお断りのいずれも経験しました。
そんな就活の中で思いついたことの一つが「どちらもマッチングの話だし、就活と恋愛って似ている点があるのではないか？」ということです。こう考えると、選考に落ちるのは私だけに原因があるのではないと思えて気持ちが少し楽になるように思いました。
◇◆◇――――――――――
２．就活と恋愛が似ている点
――――――――――◆◇◆
私が「就活と恋愛が似ている」と思った点は２点あります。
１点目はプロセスが似ている点、２点目は入った後（付き合い始めた後）が大事である点です。
１）プロセスが似ている
少しずつお互いを知り合っていき、お互いがお互いを良いと思えば選考が進んでいく点が似ているように感じました。
知り合う情報やその方向性から「ESは自分をPRするラブレター」、「インターンはちょっと長めのデート」、「OBG訪問はお茶」、「面接は食事」に例えられるような気がします。
２）入社後（付き合い始めた後）が大事
自分を変に曲げて相手を騙して入社（付き合い）に至っても入社後（付き合い始めた後）の方が、「入社後の方が採用の期間よりも長くその分日々の生活に与える影響が大きくなる」という点において重要だと思います。就活と恋愛はその点が似ているかもしれない、と思いました。
◇◆◇――――――――――
３．就活と恋愛は似ていない
――――――――――◆◇◆
もちろん就活と恋愛は違うものです。異なる点も多々あり、そのうちプロセスに関する相違点を２つ挙げてみます。
１）就活生多数対企業多数である点が異なる
就活では一定期間内に就活生が多数の企業にアプローチし、企業側は多数の就活生にアプローチされます。一方恋愛では一人の人は一時点においてはひとり（あるいは２，３名）という少ない数の相手に対して一心に熱を注ぎます。アプローチされる側も十を超える相手から同時にアプローチされることはめったに無いでしょう。
２）極めて限られた期間内に完了する
就活は「就活時期」という極めて限られた期間に完了するという点もまた恋愛と異なるでしょう。恋愛は始まる時期もそれぞれですし、付き合い始めるまでにかかる時間も早い場合もゆっくりの場合もあり、時間に関して緩やかであるだろうと思います。
限られた期間内にマッチングを完了させる（２の状況）ため、多数の人間が多数の人間に対してアプローチするという１）のような状況が生じているのかもしれない、と思います。
◇◆―――――
４．さいごに
―――――◇◆
恋愛も就活も一般化できないのでこのコラムのように少し一般化して話すことが可能なのかはわかりません。ただ、もし就活が恋愛に似ているとするなら「相手が自分のことを良いと思ってくれそうな企業（人）にアプローチすると効果的」であることが示唆されます。また「相性が大事」である面もあり、落とされたとしてもそれは自分のせいだけではない場合もあると考えられます。
このように恋愛に例えて考えてみると、自己分析など就活自体がもつ大変さも、面接で厳しいことを言われる等の就活を通じたやや苦しい経験も、すこし楽に感じられるかもしれません。
今回のコラムを通してみなさんが少し気楽にキャリア選択を行うためのヒントをお渡しできたらとても嬉しいです。
【参考書籍】
キャリア形成や採用活動に関して考えるとき、これまでの研究の蓄積にあたってみることも有用でしょう。
●代表的なキャリア研究を通して「キャリアをデザインする」という考え方を紹介する本
金井壽宏(2002)『働くひとのためのキャリア・デザイン』，PHP研究所
http://amzn.asia/6KdKJmq
●企業側の採用活動を科学的に考える本
服部泰宏(2016)『採用学』,新潮社
http://amzn.asia/6G3ldcx
【参考WEBサイト】
「就活 恋愛 似ている」で検索すると、様々な意見が見つかります。
○似ている派と似ていない派、両方の意見（「就活と恋愛は似ている」って本当だと思う？ 就活経験者の意見は）
https://gakumado.mynavi.jp/style/articles/48830
○似ているという意見（就活は恋愛だ！恋愛から学ぶ4大原則！）
https://rebe.jp/column/detail/2140/
○似ていないという意見（「就活は恋愛と同じ！」←この意見が大嫌いな三つの理由）
http://hitomishiriman.hatenablog.com/entry/2016/07/17/190000
【筆者紹介】
Tさん：農学生命科学研究科M2。面接でされて一番困った質問は「あなたを一言で例えると何ですか。」これには「ナマケモノです。私は周囲の人たちとの会話等によって周りの雰囲気を柔らかくするからです。」と答えたのですが、そこはその面接で落ちました。笑
【ピアサポートルームのWebサイト／Twitterの紹介】
活動カレンダーや活動内容が載っています。ぜひアクセス&フォローしてください！
★Webサイト：http://ut-psr.net/
★Twitter：＠utpsr
【ご意見、ご感想をお待ちしています】
みなさまの声をお待ちしております。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdZTkoPn5fyhqNADtsDYzM6bWWSJs2HseQO0gK6DpH0QGWwxg/viewform?c=0&w=1までご意見ご感想をどしどしお寄せください。
*-*-*-*-*-*
東京大学学生相談ネットワーク本部ピアサポートルーム
[WEB] http://dcs.adm.u-tokyo.ac.jp/psr/
[学生の作るWEBサイト] http://ut-psr.net/
[Email] mail@utpsr.net [Tel] 03-5841-2632
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■目次■
１．はじめに
２．就活と恋愛が似ている点
３．就活と恋愛が似ていない点
４．さいごに
◇◆◇――――――――――
１．はじめに－筆者の就活－
――――――――――◆◇◆
私は１年ほど就活を行い、インターンや説明会や選考などを一通り経験しました。いくつか通ることもありましたが、落とされることもありました。ES落ち、１次落ち、２次落ち、最終落ち、最終選考通過後のオファーのお断りのいずれも経験しました。
そんな就活の中で思いついたことの一つが「どちらもマッチングの話だし、就活と恋愛って似ている点があるのではないか？」ということです。こう考えると、選考に落ちるのは私だけに原因があるのではないと思えて気持ちが少し楽になるように思いました。
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２．就活と恋愛が似ている点
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私が「就活と恋愛が似ている」と思った点は２点あります。
１点目はプロセスが似ている点、２点目は入った後（付き合い始めた後）が大事である点です。
１）プロセスが似ている
少しずつお互いを知り合っていき、お互いがお互いを良いと思えば選考が進んでいく点が似ているように感じました。
知り合う情報やその方向性から「ESは自分をPRするラブレター」、「インターンはちょっと長めのデート」、「OBG訪問はお茶」、「面接は食事」に例えられるような気がします。
２）入社後（付き合い始めた後）が大事
自分を変に曲げて相手を騙して入社（付き合い）に至っても入社後（付き合い始めた後）の方が、「入社後の方が採用の期間よりも長くその分日々の生活に与える影響が大きくなる」という点において重要だと思います。就活と恋愛はその点が似ているかもしれない、と思いました。
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３．就活と恋愛は似ていない
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もちろん就活と恋愛は違うものです。異なる点も多々あり、そのうちプロセスに関する相違点を２つ挙げてみます。
１）就活生多数対企業多数である点が異なる
就活では一定期間内に就活生が多数の企業にアプローチし、企業側は多数の就活生にアプローチされます。一方恋愛では一人の人は一時点においてはひとり（あるいは２，３名）という少ない数の相手に対して一心に熱を注ぎます。アプローチされる側も十を超える相手から同時にアプローチされることはめったに無いでしょう。
２）極めて限られた期間内に完了する
就活は「就活時期」という極めて限られた期間に完了するという点もまた恋愛と異なるでしょう。恋愛は始まる時期もそれぞれですし、付き合い始めるまでにかかる時間も早い場合もゆっくりの場合もあり、時間に関して緩やかであるだろうと思います。
限られた期間内にマッチングを完了させる（２の状況）ため、多数の人間が多数の人間に対してアプローチするという１）のような状況が生じているのかもしれない、と思います。
◇◆―――――
４．さいごに
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恋愛も就活も一般化できないのでこのコラムのように少し一般化して話すことが可能なのかはわかりません。ただ、もし就活が恋愛に似ているとするなら「相手が自分のことを良いと思ってくれそうな企業（人）にアプローチすると効果的」であることが示唆されます。また「相性が大事」である面もあり、落とされたとしてもそれは自分のせいだけではない場合もあると考えられます。
このように恋愛に例えて考えてみると、自己分析など就活自体がもつ大変さも、面接で厳しいことを言われる等の就活を通じたやや苦しい経験も、すこし楽に感じられるかもしれません。
今回のコラムを通してみなさんが少し気楽にキャリア選択を行うためのヒントをお渡しできたらとても嬉しいです。
【参考書籍】
キャリア形成や採用活動に関して考えるとき、これまでの研究の蓄積にあたってみることも有用でしょう。
●代表的なキャリア研究を通して「キャリアをデザインする」という考え方を紹介する本
金井壽宏(2002)『働くひとのためのキャリア・デザイン』，PHP研究所
http://amzn.asia/6KdKJmq
●企業側の採用活動を科学的に考える本
服部泰宏(2016)『採用学』,新潮社
http://amzn.asia/6G3ldcx
【参考WEBサイト】
「就活 恋愛 似ている」で検索すると、様々な意見が見つかります。
○似ている派と似ていない派、両方の意見（「就活と恋愛は似ている」って本当だと思う？ 就活経験者の意見は）
https://gakumado.mynavi.jp/style/articles/48830
○似ているという意見（就活は恋愛だ！恋愛から学ぶ4大原則！）
https://rebe.jp/column/detail/2140/
○似ていないという意見（「就活は恋愛と同じ！」←この意見が大嫌いな三つの理由）
http://hitomishiriman.hatenablog.com/entry/2016/07/17/190000
【筆者紹介】
Tさん：農学生命科学研究科M2。面接でされて一番困った質問は「あなたを一言で例えると何ですか。」これには「ナマケモノです。私は周囲の人たちとの会話等によって周りの雰囲気を柔らかくするからです。」と答えたのですが、そこはその面接で落ちました。笑
【ピアサポートルームのWebサイト／Twitterの紹介】
活動カレンダーや活動内容が載っています。ぜひアクセス&フォローしてください！
★Webサイト：http://ut-psr.net/
★Twitter：＠utpsr
【ご意見、ご感想をお待ちしています】
みなさまの声をお待ちしております。
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東京大学学生相談ネットワーク本部ピアサポートルーム
[WEB] http://dcs.adm.u-tokyo.ac.jp/psr/
[学生の作るWEBサイト] http://ut-psr.net/
[Email] mail@utpsr.net [Tel] 03-5841-2632
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